最近、精神が音楽を欲している。と言うより、音楽でも小説でも映画でも何でもいいからインプットを欲しているのだ。ホホーとため息をつきたい。ウーンと唸りたい。ハテと首をかしげたい。なんでもいいからアタマにブチ込んで、感じたい。考えたい。分析したい。しみじみしたい。噛みしめたい。

 音楽で言うと、最近のインプットはKing Crimsonが多い。難解で凶暴な音楽を、クールな興奮で受け止める。そう、ロバート・フリップのクールネスは、鮎川誠やルー・リードのクールネスとは違った側面がある。

 King Crimsonって、「21世紀の精神異常者」だけじゃないんだぜ。
 "Starless"を聴いてみな。
 「幸福な絶望」ってものがそこにあるから。

 多分、夏ころにはもの凄いアウトプットがあるだろう。漠然と、そう感じてる。

Cold Beer & Crazy Beat!~ FLYING WALRUS AKIHIのBlog-red
"Red" (1974) "Starless"収録