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『価値あるものと見なされるこの世の全ての楽しみと比べてみても魚とり
これに勝るものはなし』

『説教する人、物書く人、宣誓する人、戦う人。利益の為か、娯楽の為か、
いずれにしても最後の勝利者これ魚とり』
By トーマス・ダーフィー 「釣り人の歌」
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【100本キャスティングの効能とは?】


しょうぶです。


前回、100本ダブルホールキャスティングをすると、
大きく上達するということを話しました。

ループが乱れる寸前の長さでやることがポイントです。


それで、何故この一見体育会系の、ど根性練習がいいのか?
を、今回解説してみます。




■力みまくるキャスティング。


まずおおよそ、ロングディスタンスのキャスティングというのは、
どこかで余分な力が入ってしまいます。

力む訳です。


何故なら、

「遠くへ飛ばしたい」

という心理が、体全体の筋肉を緊張させるからです。


飛ばす=筋肉を使う


という図式になっているのです。


人によっては、ガチガチに力む訳です。


今までのスポーツ経験からも、
力がある方が有利と考えがちです。


もちろん、
力がないよりはあった方が有利ではあります。


ありますけど、
それは、一要因でしかない。


もっと、大切な押さえなくてはいけないポイントがあるのです。


それは、

ロッドの復元力の全ての仕事を任すということです。


つまり、その為に、




「ロッドを最大限最適に曲げ、エネルギーを最大限最適に溜め、

その溜まったエネルギーを最大限最適に解き放つ」





ということが、出来れば


自ずと、素晴らしいパフォーマンスのキャスティングが出来ることになるんです。


しかし、

ここで、余分な力、いらないエネルギーが入ってくると、
最大限ではなくなり、最適でもなくなります。


では、どうすればいいのか?





■力を抜かざる負えない。



100本キャスティングをしていくと、
何度か、もう駄目だと限界を感じます。


筋肉は、プルプルしてくるし、
腕は重くなるし、
何でこんなことやっているんだろう?

という、疑問が芽生えてくるし・・。


50本辺りになると「いや~しんどい」ってなります。

でも、この状態がいいんですね。



何故なら、


「余分な力を抜かざる負えない」


という状態になっているからです。



できるだけ、最小限の力でロッドを保持し、
できるだけ最小限の力で、ラインをコントロールしようと、


修正し始めるんです、人間の脳というのは。




つまり、


ある程度力まかせで振っていて、
それなりに投げられていたキャスティングの限界を脳が知り、


「出来るだけ力を抜いて効率的にキャストできないか?」


という模索を勝手にし始めるのです。


脳と筋肉両方で。




そして、


結局、力で投げるのではなく、

ロッドの復元力パワーを、最大限効率的に引き出すための力を使う、
というところに力の使い方を変化させていくんです。


この辺の感覚を掴むためにも、


100本キャスティングというのは、
やる価値はあると思いますよ。



この感覚は、実際やってみなければ分かりません。


非情~~に、大変大切な感覚です。



「脳で考えるのではなく身体全体で考える」


という感覚です。



力を抜くポイント、入れるポイントが分かることで、
コツを掴むのです。



だから例えば、フルラインキャストでも、


「力で投げているのではない」


ということが、体で分かるんです。



筋肉レベルで分かるようになるんです。


余分な力は、必然的になくなっていきます。


その結果、

とてもリラックスしたフォームで無理なくしなやかに、
フルラインが投げられるようになるんです。





■他の分野でも同じ。



例えば野球で例えてみましょう。


イチローは、3000安打という偉業を達成しましたが、
そのインタビューで(BSだったかな?)こういうことを言っています。



「脳、頭は、打てないと否定しているけど、体はいける!と判断する。
気付いたらバッドを振っている。ヒットになる。この感覚分かりますか?」


と。




脳を超えた判断があるということです。


普通は・・、
今までの常識では、


「判断」というのは、脳でやっているものだという認識があるはずです。


しかし、そうではない、ということを言っているのです。


身体が、脳を超え学習しているんです。


何か、分かりませんか?


この感覚。






■あわせ。



「合わせる瞬間」


というものが、釣りには存在します。



これ、
脳の判断だけで行っていますか?



という話なんです。



「思考が追い付かない時間軸で体が反応している」


と、言ってもいいかも知れません。




「釣れる予感しかしない」


とか、逆に、


「釣れる気がまったくしない」


とか、

感じるんです、我々は。




この感覚こそ、進化する為の前兆だと思います。
こういう感覚を研ぎ澄ましていくのです。



私も、何度も、


「釣れる予感しかしない」


という感覚が体中を駆け巡ることがありました。


そして、
その通りになります。必ず。そういう時は。



逆もまた然り。




なので、


フライキャスティングも、飛ばす為には、美しいループを描くためには、


脳の判断というよりは、
身体全体の判断に任せた方が上手くいくんだと思います。



頭で理論を身に付け、
身体でその判断を任す、


という感じでしょうか。




ということで、今号はこの辺で。


今号の話も、
実は、かなり本質的なことを言っていますし、

上達するヒント、思考法が満載だと思いますよ。








私に何か聞いてみたいことがありましたら、お気軽にご連絡ください。
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