「ある瞬間から…」

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初めての海外旅行に行く時に姉の勧めもあってクレジットカードを作った。

 

しかし、作っても使うことはなく、年会費のみが通帳から引き落とされていた。

 

と言うのも、両親が固い人間で、カード払い・つけ等は一切せず、現金払いしかしない人だったのだ。

 

その両親の考えを受け継いだのか、私も現金での支払いしかしたことがなかった。

 

就職し、何年か経った。恋人も出来た。

 

ある日、デートの待ち合わせまでの時間つぶしにデパートへ入った。通りがかったカバン売り場で、シンプルな黒のショルダーバッグを見つけた。

 

通勤用の黒のバッグを探していたので、これは探し求めていたものだ!と思い、値段を確認すると、結構なお値段だった。お財布の中にはそんなにお金も入っていないし、どうしようかと思ったが、数年前に作ったクレジットカードの存在を思い出した。

 

「そうだ!カードで買おう。」

 

と決め、レジへ。

 

お店の人が慣れ感じで「たお支払い回数は?」と聞いてきた。

 

「一回で…」初めて返答した。一回だったらバッグの値段しか引き落とされないはず…。それくらいは知っていた。

 

しかし、これが、カードでの買い物の楽さを感じてしまった瞬間だった。

 

それからと言うもの、カードでの買い物に抵抗がなくなってしまった。

 

一括で払えないかも…?と言うような高いものも、3回払い、5回払い…と答えてしまうようになり、今ではリボ払いで買い物をするようになっている。

 

彼女も親も私がそんな事になっているとは、全く考えてもいないだろう。

 

今の私の趣味は車。

 

学生時代から彼女もいないし父と二人暮らしなので家にいてもつまらない。

 

高校卒業して車の免許を取り、車にのめりこんだ。

 

初めは100万円もしない中古車を買った。通勤用だし貯金と父親の援助で買える車。それで充分だった。

 

でも半年もしないうちに別の車がほしくなった。未成年だし、勤続年数も足りず、ローンは審査が通らなかった。

 

そこで、父親に内緒で”○☆クレジット”と言う会社に電話した。女性の声で丁寧な対応。あまり人と話すのが得意ではない私も安心できた。その場の電話での審査でお金を借りることができた。

 

半年くらいは滞りなく返済したが、金利分が高くてなかなか残高が減らない。

 

でも車にいろんなパーツをつけたくなり、返しては借りる…の繰り返し。

 

返済が遅れがちになった。

 

すると、今までの女性ではなく、男性からの電話に変わった。取り立ての電話で毎日脅された。

 

郵便も毎日来た。そうなってからこの会社が悪徳な消費者金融と言う事に気付いた。私は毎日が恐怖だった。

 

郵便が来るようになり、さすがに父親も気付いた。怒られたけど父親が代わりに一括で払ってくれた。

 

その後、他の消費者金融から時々葉書が来るようになった。きっと前に借りた所から私の住所が知らされていたのだろう。

 

父親が返済を助けてくれなければ、もしかしたらその葉書の消費者金融から借りていたかもしれない。その会社が、やはり悪徳な消費者金融と分かっていても、あの恐怖から逃れる為に…。

 

若かったとは言え馬鹿な事をしたな…と思う。父親には本当に頭が上がらない。

 

当時は結構、一人で悩んでいて身動きの取れない状態だった


父が気がついてくれて結果良かったのだが、もし親も巻き込んだ状態で破産していたらと考えると・・・

今思い出すだけで恐怖です。

 

この事件をきっかけに借金を多く抱えてしまった場合の制度も調べる中で気がついた

その方法を知ったきっかけとなるサイトは

 

任意売却することで自宅を守り現金を残す方法を考える!

 

自分は親という助け舟によって助かったが、運良く解決できる例は少ないのだと思う

 

いろんな方法を調べてもわからない

 

自分のように落ちるところまで落ちる前に一歩立ち止まってほしい

私の恥ずかしい過去の体験でした。

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