2006-08-17 06:44:32

ブリエンツロートホルン鉄道観光(2)観光船と観光鉄道

テーマ:メンヒ・ユングフラウ登頂記

ブリエンツロートホーン鉄道観光(2)観光船と観光鉄道

2006714日(金)

 私達が乗船した船は,1010分にインターラーゲンを出航した。あひるの鳴き声を聞きながら,船はユックリと動き出す。川幅は200メートルほどあるだろうか。豊かな水が川幅一杯にゆっくりと流れている。私達は船首のオープンスペースに設置されたベンチに座っている。日光が照りつけて,ジリジリと暑い。でも,日陰に入ると,今度は風が堪らなく冷たい。船の前方,数百メートルの所で,川幅が幾分狭くなる。そこに橋が架かっている。

 船はユックリ,ユックリと川を下り,1022分,この橋の下を潜る。端の先は広い湖になっている。ブリエンツェル湖である。船は広い湖を対岸の方へ向かっている。そして,数分後,小さな岩壁に接岸する。何という名前の港か分からないが,岩壁近くにホテルが数軒並んで建っている。船はすぐに出航する。今度は再び反対側の湖岸を目指す。そして,また小さな港に到着する。船は港の両岸を,ジグザグと航路を変えながらユックリと進む。


湖岸の風景

 やがて,甲板から景色を眺めているのに少々飽きた私は,船内を見学することにする。デッキから船内に入る。そこに一寸した売店がある。売店を覗くと,気の利いた観光地図が置いてある。これを2スイスフランで購入する。船内は沢山の観光客が乗っている。結構賑やかである。

 再び船首付近の甲板に戻る。ベンチに座って,今購入した地図を眺める。日が照り始めると少々暑いので日陰に移動する。今度は少々寒い。11時を過ぎた頃,眠くなる。そして暫くの間うたた寝をする。

 1125分に,終点ブリエンツ(Brienz)に到着する。


ブリエンツ港

 下船した港の前に小さな広場がある。広場の周りには売店が数軒ならんでいる。辺りは観光客で賑わっている。広場の先の道路を渡ると,ブリエンツロートホーン鉄道(Briebz Rohthorn Bahan)の始発駅がある。沢山の観光客が列車を待っている。Sガイドが全員の乗車券を纏めて購入する。


ブリエンツ駅

 この鉄道は時刻表運転しているヨーロッパ唯一のアプト式蒸気機関車の鉄道だという。日本の大井川鉄道と姉妹関係なようである。私達が乗車するブリエンツ(標高566m)から終点の山頂駅(2244m)まで,標高差1678メートル,距離7.6キロメートル,最大斜度25パーセントの路線である。

 1133分に私達は列車に乗り込む。客車は2両編成。坂下側に蒸気機関車が連結されている。客車の両側の窓に沿って2人掛けの座席が並んでいる。客車の中央で客席の向きが反対になっている。更に通路を挟んだ両側で,客席の向きが反対になっている。車内は私達の他にパラパラと乗客が居るだけである。私は,当初,進行方向と反対の向きの座席に座る。すると,反対側の窓の席は進行方向を向いているという不思議な配置になっている。勾配が急なためか,座席の背が傾いている。だから,進行方向に背がくる席に座ると,列車が水平なときには,後に反っくり返る姿勢になってしまう。


車内の情景

 1140分,ブリエンツ駅を発車する。すぐに列車は急勾配の坂道を登り始める。ラックレール特有のゴリゴリとした振動が蒸気機関車の方から伝わってくる。窓外の建物が随分と傾いて見える。大変な勾配である。すぐに窓外の見晴らしが良くなる。私達ははしゃぎながら座席を移動して,美しい風景を鑑賞する。

 間もなく列車はトンネルに入る。シュバルツフルートンネル(Schwartzfluh)である。トンネルを抜けて,列車は大きく右カーブをする。私達が乗っている列車の200メートルばかり先を,別の列車が登っていくのが見える。今度は反対側に大きくカーブする。そしてまたトンネルに入る。

 1155分,中間駅プラナルプ(Planalp,標高1341m)に到着する。間もなく下り列車が反対側の線路に入ってくる。この駅で列車交換である。丁度私の目の前に蒸気機関車が停まる。私は目の前の機関車の写真を撮りたくなる。カメラを構えると蒸気機関車の運転手と目が合った。若くてかわいい女性が運転手である。私は,

「機関車の写真を撮りますよ・・・」

と眼で合図する。すると,運転手は,自分が被写体になるのと勘違いしたのか,

 「OK!」

と合図を返しながら,ポーズを取る。

 私は仕方なく(・・いや,喜んで?),彼女を入れた機関車の写真を撮る。お陰で,機関車全体の写真を撮るつもりが,「まあ,いいか」で,運転席付近のアップの写真を撮ることになる。


機関車

 この駅で,機関車に給水する。資料によると,山頂まで往復するのに必要な消費水量は1,500リットル,消費燃料11リットル/キロメートルらしい。

 1207分,給水を終えた列車は,プラナルプを発車する。私達を乗せた列車は急傾斜の牧場の中を左右にカーブしながら高度を上げていく。眼下には牛の群が小さく見える。線路の側にはトレッキングルートがあるらしく,ときどきトレッカーを見かける。1236分,長いトンネルに入る。ガレリー(Galerie)トンネルである。トンネルを抜けると眼下の景色が一気に広がる。

 そして,1239分,私達を乗せた列車は山頂駅に到着する。

(続く)

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