「黄」と「黒」で安さを追求したドトール | 心は言葉にのせて 

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色の世界へようこそ 虹 札幌 笑顔の看護師 りょうこ です。

                 




ホームページに限らず、色によってお客様を選別することができます。


企業は、意図的に色を使い分けているのです。


同じコーヒーチェーン店でも、ターゲットとする顧客が違うふたつの会社があります。

ひとつは、ドトールコーヒー。

もうひとつは、スターバックスコーヒーです。


ドトールコーヒーは、店舗の看板に「黄」と「黒」を使用しています。

「黄」と「黒」は、とても主張の強い配色です。

遠くから見て、最も視認性が高いことから、警戒標識にも使われているほどです。



高級感のある「黒」ですが、「黄」との組み合わせになると、突然、毒っ気を帯びた刺激的な配色になります。


この配色は、遠くからでも見つけやすい誘目性が高いので、色とりどりの看板がある駅前でも見つけやすいという効果があります。


ドトールは、どんな駅に降り立っても、ちょっと目をこらせばすぐに見つけられますね。


見つけやすく入りやすいドトールコーヒーですが、ゆっくりと落ち着いてコーヒーを飲む気分にはなれないひとが多くありませんか?

じっくり腰を落ち着けるよりも、サッと入って、サッと飲んで帰るのがふさわしい。

これも、色からくる心理的なイメージがそうさせているのです。


もともと、ドトールコーヒーの店舗コンセプトは、立ち飲み150円コーヒーの店。

おサイフの中が気になるビジネスマンが、気軽にコーヒーを楽しめるように、お手頃価格を追求した店です。

立ち飲みを基本的なスタイルとしてスタートしたわけですから、「黄」と「黒」の配色がピッタリなのです。




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