心理学博士が教える『ポジティブの習慣』@ポジティブ心理学博士 山口まみ

ポジティブ心理学を専門とする心理学博士 山口まみが、自己実現を目指すあなたをサポートします。心理学を含めた様々な分野から得た洞察&智慧を、成功の法則と合わせて、皆さんと当ブログでシェアしたいと思っています。あなたが生き生きと輝く人生を送られることを願って。


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こんにちは、ポジティブ心理学博士 山口まみです。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今日は「パートナーとの絆を深めるコミュニケーション」についてお話をしていきたいと思います。

恋人や夫婦といえども、人間が2人いれば意見がぶつかることは避けられません。

異なる人間があらゆる物事を全く同じように考えることはないのですから、時には意見の食い違いがあって当然です。



そんな状況に直面したとき、あなたはどう振る舞いますか?


「私の意見が正しい」と頑に主張すれば、「あなたの意見は間違っている」と相手を批判することになります。

自分の考えを否定されたことを残念に思った相手は、恐らくあなたに腹をたて、今度はあなたの意見を聞く耳も閉ざしてしまうでしょう。

でもそこで、相手の意見に対して「それも一理あるね」と言えたら、状況はどう変わるでしょうか?



「それも一理あるね」というのは、相手の意見に100%賛同するということではありません。

相手の意見の中に、なにがしかの真実が宿っているということを認めるだけです。




でも、そうして自分の意見を一旦受け入れてもらえたことが分かると、相手は嬉しい気持ちになります。

そして、その嬉しい気持ちは相手の心の窓を開きます。

つまり、相手の心の窓を開くためには、まず最初に自分が心の窓を開く必要があるのです。

これは『自分が変われば相手も変わる』というよい一例でもあります。



逆に、自分の心の窓は閉じたまま、相手に窓を開けるよう要求するのはフェアではありませんよね。

実のところ、そういう人は、「あなたは頑固!」と相手を糾弾している自分自身が、一番頑固だということに気づいていないのです。



私たちはどんなときにも自分が100%正しくある必要はありません。

どうしてもここだけは譲れないという事柄は別にして、どうでもいい事柄であれば相手に100歩譲ってもいいのだと思います。

なぜなら、「いい気分」を感じること、つまり「幸せであること」の方が、「正しくあること」より遥かに大事なことなのですから。



2人の関係に「どうでもいいイザコザが増えてきたな〜」と感じたら、それは自分が正しくあることにこだわりすぎているサインかもしれません。

そんなときは『私はなぜ、自分が正しくあることにこだわるのか?』という質問を、ぜひ自分にしてみてください。

きっと大切な気づきが、そこから生まれてくるはずです。



『わたしは正しくありのたいのか? それとも、幸せでありたいのか?』

愛と喜びに溢れた豊かな関係性を築くためには、この質問をぜひ自分に問いかけてみてくださいね。


山口 まみ 拝

追伸、
子ども達はいよいよ夏休みですね。我が家はホームスクーリングを行っているため「きた〜、夏休み!!」という感じはあまりしません(笑)。それでも、普段学校に行っている近所の子ども達が、朝から我が家に遊びに来てくれたりするので、改めて夏休みのスタートを実感しているところです。たくさんの楽しい思い出を、この夏も作りたいものです。

(Photo by Rumi)


★☆「本来の自分を取り戻すパーソナルセッション★☆
あなたの中にある無限の心の力。
パーソナルセッションでは、心の働き方と使い方を、ご本人の課題に照らし合わせて、山口まみとマンツーマンで徹底的に学ぶことが出来ます。
本来のあなたが持つ心の力を自分の味方につけて、最高(幸)の人生を着実にクリエイトしていくためのセッションです。
*遠隔にお住まいの方はスカイプ、またはお電話でのセッションが可能です

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過去に実施したテーマについてはこちらからご覧いただけます。

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こんにちは、ポジティブ心理学博士 山口まみです。
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先日、熊本で私立の小学校を作ることを目指して活動をされている「こどもの未来をひろげる課」にて、子育てに関する講演をさせていただきました。


演題は「「折れない心」を育てる4つの魔法」で、以下の内容についてお話しました。

• 子供が伸びやかに生きるための「心の力」
• 知っておきたい「心のからくり」
• 子供の気持ちの上手な受け止め方
• 「折れない心」を育てる4つの魔法
• 新しい子育ての視点




その中で登場した『自尊感情』

自尊感情とは、「私はありのままで価値ある存在だ」「私は自分のことが好きです」という自分を尊ぶ気持ちです。



講演会場で

「どうしたら自尊感情を高めることが出来ると思いますか?」

という質問をしたところ、参加者のお一人が

「私は自尊感情が高い方だと思うんですけど、『自分は自分、人は人』という感覚を、物心ついた頃から持っていたように思います」と言われました。



この「私は私、人は人」という感覚は、自尊感情を高める上で非常に有効です。

というのも、私たちは往々にして、自分と他人を比べて「自分は○○が足りない」「私は○○に比べて全然ダメだ」という劣等感を覚えがちです。

これはまさしく自分を貶める行為です。



しかしながら、ここで

「私は私、人は人」と考えることが出来たら・・・

自分の長所や得意なことに目を向けることができたら・・・

人の目を気にせず、自分の思いに正直になることが出来たら・・・

「わたし」という存在は、自分の価値をしっかり認識しながら、伸びやかに生きていくことができます。




そうはいっても、ついつい自分と他人を比較してしまう。。。。

というあなたの気持ちも分かります。

なぜなら私たちは競争社会の中で育ち、様々な分野において常に「自分が人より優れているか、劣っているか」という基準を幼い頃から突きつけられてきたからです。

でも、その基準は「個性ある自分を尊び、(自分とは異なる)他人を尊ぶ」ということの大切さを、私たちから奪ってしまいます。



だからこそ、今ここで決意するのです。

「私は私、人は人。私はありのままの自分を受け入れる。そして、人のありのままを尊重する。」と。

私たちは一人一人が、異なる特性、資質、才能をもった個性溢れるユニークな存在です。

あなたという人間は、広い世界を隈無く探したとしても、あなた以外には存在しません。

つまり、あなたはダイヤモンドなんか比較にならないぐらいの高い希少価値をもった存在だということです!!



「私は私、人は人」


自分と他人を比較してめげそうになっている自分を発見したら、ぜひこの言葉を思い出してくださいね。



あなたがあなたらしく生きていくこと。

その決意をすること。

それが高い自尊感情を抱き、幸せに生きていくためのコツです。

山口 まみ 拝


追伸、
先日、「音楽と絵の世界を子ども達と一緒に」というイベントに参加してきました。松藤さんご夫妻による生演奏、いづみ先生による英語の読み聞かせ、夜川けんたろうさんによる絵画の時間、Afternoon Teaと、濃厚な楽しい時間を親子共々、過ごさせていただきました。五感を使って遊ぶ、五感を使って楽しむ。その素晴らしさを改めて実感する時間となりました。




☆★【『母と子のためのこころのケア』講演】★☆
熊本地震復興支援「スマイルプロジェクト」vol.2
~お母さんと子どもが明るい心と元気な体を取り戻すために~
日時: 7/17(日) 10:00-11:30
場所: キャロッピア
*参加特典:「自律神経を整えるぬり絵」(アスコム)

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勝てるアスリートに共通していることがあります。

それは周りの人を自分の味方にしてしまう力があるということです。

『愛されキャラ』という言葉に表されるように、「人に愛される、可愛がられる性格」というのはアスリートに不可欠な要素だといえます。


なぜなら、周りの人間が自分の成功を願ってくれているエネルギー(気)にはすごい力があるからです。


ここでご自分が何らかのプレゼンテーション(発表)をする場面を想像してください。

観衆が温かい応援の気持ちで自分を見てくれている場合と、敵対心むき出しで自分を見てくれている場合とでは、どちらがプレゼンテーションの成功につながりやすいと思いますか?

答えは明らかですよね。


スポーツの世界では、「アウェイ」試合の不利と「ホーム」試合の有利の違いはよく知られるところです。

その理由としては、(国際試合の場合は)時差による体への負担や慣れない場所での試合といったものがあげられますが、それ以上にスポーツ観戦客の声援やブーイングといったものに表れる「エネルギー(気)」による影響も大いに関係しているといえます。


私たち人間は、人の気持ちを敏感に察知するセンサーを備えています。

なぜなら、そのセンサーの精度の善し悪しが、自分の人生に大きく関わってくることを潜在的に知っているからです。

アスリートでなくとも、自分が何かを成し遂げたり、夢を実現したり、もしくは単に毎日気持ちよく生活していくためにも、自分に温かいエネルギーを向けてくれる人の存在は不可欠です。

そして、人から温かいエネルギーを向けられるためには、自分自身がそれに値する「愛されるキャラクター」を育む必要があります。



それは周りに愛想を振りまくということではなく、相手の状態に対しても気を配るということです。

注意関心のベクトルが自分ばかりに向かうのではなく、相手のwell-being(幸せ)に向かうということは、「愛されキャラ」の大切な要素です。

「愛されキャラ」への第一歩は自分が普段周りに何気に見せている表情や態度に目を向けることからスタートします。

分が発する言葉、表情、態度、行動といったものが、周りの人に「不快」ではなく、出来るだけ「快」の気持ちを与えるように心がけるということです。

「愛されキャラ」を目指すということは、こうして相手を思いやる「自分の心の豊かさ」を育むことにも繋がっています。

ですから、ためらうことなく恥ずかしがることなく「愛されキャラ」を目指しましょう!

それが自分も周りの人も幸せにするカギを握っているのですから!

山口 まみ 拝

追伸、
昨日はプラバン作りに娘と励みました。「オーブントースターに入れるとプラスチック板が4分の1に縮みます」という説明書きを読んで、娘が「4分の1ってどういうこと?」と質問してきました。そこで折り紙を使って分数の概念について説明したところ、すぐに理解してくれました。実際、プラバン作りには、理科・算数・図工の要素が含まれています。オーブンの中で、熱を受けて形が変わっていくプラスチックを興味深げに観察している娘を見ながら、「遊びを通じて学ぶ」ことの素晴らしさを改めて実感した午後となりました。




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ニュージーランドにはヨーロッパ諸国にもみられる”tooth fairy”(歯の妖精)という民間伝承があります。


子どもが抜けた乳歯を枕の下に入れて眠ると、tooth fairyがやってきて、歯を取っていく変わりにコイン(小銭)やプレゼントを置いていくというものです。


我が家でも娘の乳歯の3本目が抜けた際に、主人がこの伝統を娘に話しました。



それまで抜けた歯を大事にとっていた娘ですが、プレゼントがもらえると聞いて「じゃ、私もやってみる!」と張り切りだしました。


そこで私は大慌てで小さなプレゼントを3つほど買いに100円ショップに走りました。


娘が一晩に1つずつ歯を置いていくことを決め、初日は腕輪や指輪が作れるゴムキットのプレゼントを無事受け取りました(笑)。


ところがその当日、私のバッグに入れてあった他のプレゼントを偶然彼女が発見してしまいました。


それを全部私のところに出して持ってきて「これはなあに?」「誰が使うの?」と聞いてくるではありませんか!!


思わず「何で勝手にママのバッグをあけるの?それはママが使うの!」と怒ってしまいました。。。



それでも「子どもの探求心を理解せず、バッグにプレゼントを入れっぱなしに入れていた方が悪いのだ」と主人にも諭され、違うプレゼントを購入することにしました。


今度は100円ショップに行くことも叶わず書店で絵の描き方が学べる(立派な!)本を購入したわけですが、それを翌朝枕元に発見した娘がものすごく不機嫌になりました。

何でも自分は人形のお洋服みたいなものが欲しかったとか。。。

そして、その気分の悪さを体と声を使って大げさに表現するという態度の悪さ!



その態度に思わず感情的に反応しそうになっている自分がいましたが、そこをグッと堪えました。


娘の悪いムードに単に反応するだけでは、さらにその不機嫌さを助長して、私も娘も朝から嫌な気分を味わうことは目に見えていたからです。



そこで娘のそんな態度には全く反応せず、自分の気持ちを安定させることに意識を集中していました。


するとしばらくしたら娘が機嫌を戻して一緒に遊ぼうと言ってきたので、前に用意していたプレゼントの1つである300ピースのジグゾーパズルをやることにしました。


これだけのピースがあるジグゾーパズルは彼女も始めての体験です。


なかなか思うようにピースが合わさっていかないものの、それにフラストレーションを覚えることもなく、集中して取り組んでいる娘の姿に心が和みました。



今朝のこんな体験を通じて、改めて「相手の感情」に自動的に反応しないでいることの大切さを実感しました。


子どもが不機嫌だったり感情的になったりするのは、「それにより親から注意を注いでもらえる」または「自分の思い通りに事が運ぶ」という思いがあるからです。


だから、そんな子どもの態度にはあえて注意を注がず(無視するというわけではなく、それに対して反応せずに)平常心でいるように努めると、子どもも自然と自分で気持ちの整理をつけることを覚えるようになります。



もちろん私たちは感情の生き物なので、感情でぶつかってこられると感情的に反応しそうになるのですが、そこを意識して一旦停止します。


そして、相手のネガティブな状態からなるべく意識をそらして、「あなたの態度に関係なく、私は上機嫌でいるよ」というスタンスを大事にします。

なぜなら、相手の態度や言動が変わらなければ自分は良い気分を感じられないという姿勢は、相手に「自分を喜ばせる行動をとりなさい」と(暗に)強要することに繋がります。

そのような押しつけを感じると相手は反発し、ますます2人の関係性は悪くなるという悪循環が起こるでしょう。


もちろん感情的な場面で平常心を保つのは「言うは易し、行うは難し」ですが、自分の心の状態がよくなければ子どもに教えてあげられることは何もありません。



「自分の機嫌は誰でもない自分がとる」

という心のコントロールに関する見本を、出来るだけ子どもに見せられるように私も日々努力をしていきたいと思います。

心の筋肉を培うことが、幸せな人生の鍵を握っている。

今回の”tooth fairy”事件も、そんなことを改めて考えさせられた貴重な機会となりました!



山口 まみ 拝

追伸、
昨日は宇城市立豊野小学校にお邪魔してきました。最近ご縁をいただいた優しいお方が、震災支援としてお友達などに声かけしてぬいぐるみを集められました。それを豊野小学校1年生全員に配りたいということで、一緒にお伺いして「心のケア」に関する時間を持ったところです。といっても45分という限られた時間で、予定していたことの半分も行えなかったのですが、子ども達の利発さ&たくましさを感じる時間となりました。そして、最後には私までぬいぐるみのプレゼントをいただきました!ぎゅっと抱きしめたり、よりかかって眠るのに丁度良いサイズの頼もしい「ベアくん」、大切にしたいと思います!





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こんにちは、ポジティブ心理学博士 山口まみです。

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前回のブログ記事「子どもの心のケア」「子どもの心のケアを行うためには、親自身の心理状態がよいものである必要がある」というお話しました。

皆さんも飛行機に乗った際に、非常事態の「酸素マスク」の使い方についての説明を聞かれたことがあると思います。


あの説明では、「子どもさんに酸素マスクを着ける前に、まず大人の方が酸素マスクをご自身につけた後で、子どもさんのマスクを着けてください」と言われるはずです。


それは一見、大人が自分を先に守ろうとする自己中心的な行いに思えるかもしれません。

しかしながら、大人がきちんと機能していないと、助けられるものも助けられなくなる可能性があるから、まずは自分の状態をよいものに確保してください、ということなのです。


今回の震災のような衝撃を経験した子ども達は必ず周りの大人の反応を観察して、「置かれている状況がどういうものなのか」を判断しようとします。

つまり、大人がどのように反応しているかをしっかり見ているということです。

そこで大人が心理的に不安定だったり、過敏に余震に反応していたりすると、それを敏感に察知して、子ども自身も「怖い」とう気持ちや不安心配を抱えるようになります。


だからこそ親御さんには、子どものケアを十分に行うためにも、「セルフケア」をしっかり行っていただきたいと思います。

セルフケアの第一歩は「自分のための時間をとることを自分に許す」ということです。

(Photo by Rumi)

その自分のための時間の中でやることは2つあります。

1)心の中に渦巻いている様々な思いを解放する
2)自分が好きなことを(短時間でもいいから)やる



私たちは年齢・性別などに関係なく「自分の気持ちを分かってほしい」という強い欲求をもっています。

「大人なんだからいつまでも怖がってるのはおかしい」などとはねつけたり、「私より酷い状況にある人たちも沢山いるのだから、これぐらいで悲しむのはいけない」などと抑えつけたりした気持ちは、行き場を失い、いつまでも心の中に淀んだままになってしまいます。

ですから、自分の内面に目を向け、「そんな気持ちを感じているんだね」「その気持ち分かるよ」としっかり寄り添ってあげることが必要です。

または気のおけない友人や家族に話を聞いてもらうのもいいでしょう。

ありのままの気持ちを受けとめ共感することを、心理学用語で情動調律」といいます。

自分の気持ちに寄り添うのが自分であれ他人であれ、共感し受け止めてもらえた気持ちは解放されます。


セルフケアの2つ目は、一日10~30分間でもいいので自分が好きなことに従事する時間を持つということです。

これは、自分の意識を地震にまつわる怖れや心配から、少しでも気持ちが軽く明るくなる事柄にフォーカスするということに繋がります。

個人の生活の立て直しに関しても、今の段階ではコントロールできないことが沢山あります。

でも、それと同時にコントロールできることも確かに存在します。

例えば、避難所でお会いした80代の女性は、「倒壊した家のことを思うと涙が出るけど、毎日日記を書くことで気持ちが随分落ち着いてきた」と言われていました。

また同じく避難所で過ごされていた70代の男性は、「もう家に戻ることは出来ないけれど、区画菜園で育てている野菜の世話をすることが良い気分転換になっている」と話してくださいました。

自分の意識をどこに向け、何を考え、何を感じるかということも、私たちがコントロールできる重要な事柄です。

コントロールできることに目を向け、それを着実に行っていくと、自分の働きかけにより望む変化を起こすことが出来るのだという「自己効力感」が生まれてきます。

そして、この自己効力感がさらなる意欲や希望を生み出し、復興への力となっていきます。



震災後の復興は長丁場です。それは「こころの復興」に関しても同じです。

ですから「ゆっくり優しく」セルフケアを十分に行いながら、復興のプロセスを進んでいけばいいのだと思います。

そのプロセスを経た後には、さらに「強くたくましくしやなかな心」を持った自分が待っています。

そんな希望を胸に、セルフケアを大切にしながら、少しずつ一歩ずつ前に進んでいきましょう。


山口まみ拝

追伸、昨日は熊本県子ども劇場主催の講演会「今こそ子ども劇場の出番です!~時代から求められる子ども劇場の原点とは?~」を聞きにいきました。お話はアフタフ・バーバン代表の北島尚志さん。子どもたちに「遊育環境」を与えることの大切さを熱く、そしてユーモアたっぷりに語られるお姿に感動&共感の連続でした。



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先日、くまもと・オンプネットワーク(県認可外保育園保護者連絡会)の第15回総会にて記念講演「親子ともに元気を取り戻すために今できること」と題して心のケアに関する記念講演を行いました。
(熊本日日新聞)

そこで、「震災後、子どもさんの様子にどんな変化が見られるようになりましたか?」と尋ねたところ

• 夜の寝付きが悪くなった

• 一人でお風呂(シャワー)に入れなくなった

• 兄弟喧嘩が前よりひどくなった

• 感情の起伏が激しくなった

• 攻撃的になった

• 今まで一人で出来ていたことが出来なくなった

などがあげられました。

いずれも親御さんを悩ませるものばかりです。



でも、これらの反応はある意味、震災に対する自然な反応です。


子どもは自分の気持ちをうまく言葉にして表現することが出来ません。


だから、それを行動によって表現しようとします。


大人にとっては、それらの表現は単なる問題行動としてしか目に映らないかもしれません。


でも、「行動の裏に子どもが伝えようとしているメッセージがあるのだ」という意識をもって子どもさんの様子をもう一度観察してみて欲しいのです。


そういった眼差しで子どもを見るようになると、親の言葉がけや態度が自然に変化します。


子どもの行動や態度を頭ごなしに叱りつけるのではなく、「どうしたの?」「何で怒ってるの?」「何か心配事があるの?」「○○ちゃんはどうなったら嬉しいの?」という質問に変わったりします。

すると親が想像しなかったような返事が返ってきたりするものです。


親の注意関心がしっかり自分に向けられている、または、自分の気持ちを分かってもらえたと思うと子どもの心はそれだけで落ち着きます。


そうして安心感を与えられると、子どもの問題行動も自然と減っていきます。




もう1つ子どもさんの心のケアで理解していただきたいのは、震災により子どもさんが受けた衝撃の大きさです。


特に地震に関する予備知識が全くなかった場合、子どもが感じた被災体験の恐ろしさは、地震に関してある程度の知識がある大人の比ではありません。


親としては「地震のことはあまり子どもに話したくない」「あの怖い記憶を再び喚起したくない」という思いがあるかもしれません。


でも、ある程度物事が分かるようになった3歳児以上であれば、地震のメカニズムは(シンプルでいいので)しっかり話してあげた方がいいのです。


なぜなら、人間は未知のことに関しては必要以上に大きな怖れを抱くものだからです。


ですから、地震や余震に関してきちんとした知識を与え、それが起こったときの家族の避難計画などを一緒に話し合えば、子どもの不安は随分解消されます。



我が家の6歳の娘も最初に地震を体験したときは、テーブルの下でガクガクと震えながら「生まれてこなければよかった」「ニュージーランドにいればよかった」と泣いたものです。


でも、その後に主人が地震について簡単な説明をしてあげたら、それをすぐに絵に描いてみせてくれました。


それから自分の本を引っ張って来て、地震に関する部分を読み、私たちに地震プレートなどのより正確な説明をしてくれました(笑)。


そういった一連の行動は娘が地震を理解したり、被災体験を消化したりしていく重要なプロセスだったのだと思います。

それから娘は余震が起こっても怖がることはなく、逆に余震にビクつく大人に向かって「大丈夫、大丈夫!」と言うまでになりました。



子どもの心のケアは、まず子どもが発しているメッセージ(気持ち)を汲みとり、それをしっかり受け止めてあげることです。


そして、地震や避難に関する知識を共有することで、子どもの不安を解消してあげます。



子どもは肉体的にも精神的にも、もともと素晴らしい回復力を備えています。

その力を自然と発揮できるように、まずは「子どもの気持ちを受け止める」ということを心がけ、優しい労りのまなざしを子どもさんに向けていただきたいと思います。

こういった子どもの心のケアを行うには、何より親の心理状態がよいものでなければなりません。親御さんのセルフケアについてはまた次回のブログ記事でご紹介していきますね。


それではまた次回お会いしましょう!



山口 まみ 拝

追伸、
6月からスタートした娘の水泳教室。週に2回の教室を楽しみに通っています。一旦身につけると一生有効なスキルの1つが水泳だと思います。私自身は子どもの頃に水泳をマスターできず、高校などで随分苦労しました(笑)。なので余計に、娘が楽しそうに泳ぎ方を練習している姿を見ると何ともいえない嬉しい気持ちが胸に広がります。



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2週間程前から、娘のホームスクーリング(homeschooling)を始めました。

ホームスクーリングはホームエデュケーション(home education)とも呼ばれるもので、学校ではなく家庭を拠点に置いて教育を行うことを指します。

といっても我が家の場合は、私たちの仕事の都合上、週に2回がホームスクーリングで残りは学校での教育というスタイルで行っています。



ホームスクーリングに関しては娘が小学校にあがる前から、私たち夫婦で話し合いを進めていました。

主人の母国ニュージーランドではホームスクーリングが盛んで、2011年時点ですでに6500人を越える子ども達がホームスクーリング児童として登録されています(ちなみにニュージーランドの総人口数は450万人以下です)。

ただ娘は社交的な性格で友達との交流を通じた学びも大切であると考え、ひとまずは小学校に通わせて様子を見ることにしていました。

そして彼女自身も小学校に上がることを、とても楽しみにしていました。



そんな娘がある日「学校に行きたくない」と言ってきました。

「どうして?」と尋ねると、「勉強が簡単すぎるから」と答えます。

そんなやりとりをして間もなく、授業参観がやってきました。

そこでの様子を見て、私たち夫婦も色々考えさせられ、ホームスクーリングを始めた方がよいという決断に至りました。



もちろん日本の小学校には良い面もたくさんあります。

みんなで給食や掃除に取り組み、机に向かう習慣や集中力を早いうちから養うこともそうです。

けれども授業全体を見ていて、以下のことに気づかされました。

•子ども達のほぼ全ての行動において「型」が用意されていて、生徒はそれに従うことを強要されていること

•子ども達の好奇心をそそり、知性や創造性を刺激するような授業内容が展開されていないこと

•子ども達が自分の頭で何かを考えるという機会が極端に少ないこと


「こくご」の授業では、ひらがなの一文字を細部にわたって徹底的に学ぶことに授業全部が費やされていました。

もちろん、まだ1年生にあがったばかりで授業内容が高度なものでないことは十分理解しています。

ただ、3歳過ぎから、ひらがなやカタカナを自分で読み始めた娘にとっては、この授業を「簡単・退屈」と感じてしまうのはやむを得ません

(ちなみに、私たちが娘に日本語の早期教育をしたわけではなく、うちの母が孫のために行ってくれていた「読み聞かせ」によって、娘は自然に文字を習得しました)。

そればかりか、その授業に一生懸命集中している態度を見せなくてはいけないことに、娘が相当のエネルギーを費やしていることがひしひしと感じられました。

(*これは学校や先生方による教育や指導を非難しているのではなく、日本の教育システムがそのような授業を推し進めているという指摘です)


というわけで、我が家で新しく始まったホームスクーリング。






内容としては、英語、アート(工作)、科学、読書、コンピューターを使ったゲーム、音楽、体育(水泳)など様々な取り組みを始めていますが、その内の1つが「心理学」!

認知行動療法に基づいた技法を子どもに分かりやすく解説してある本を使って、「心の授業」を行っています。

ここでは様々な感情や考え方、どうすれば自分の心と脳を鍛えて、毎日を楽しく幸せに生きることが出来るのかということを、娘と一緒に掘り下げていきます。





文章はひらがなと漢字(難しい漢字にはるびがふってあります)が混ざっているページを、私と娘と半分ずつ読んでいきます。

実際一緒に読んでみると、予想以上に娘がたくさんの漢字を読める(または推測できる)ようになっていることを発見します。

また「こういうときはどうしたらいい?」という私の質問に、オリジナルな発想を述べてくれたり、実際に体を動かして自分の考えを説明してくれたり。。。

子どもの伸びやかな視点から私自身も色々学ばせてもらっています。



私たちのホームスクーリングの目的は、何より「自分の頭で考え、自分の力を信じ、思ったことを行動に移せる自立した人間を育てること」にあります。

「自立した人間」とは単に自分の足で立って歩く(経済的に)ということではなく、自分のあるがままを受け入れ、『自己肯定感』(私はあるがままで価値ある存在だという気持ち)を持つという精神的自立を指します。


なぜなら、そうした自己肯定感を持てないまま大人になると、その虚無感(心の穴)を他者に埋めてもらおうとして、他者の評価を行動の指針にするようになってしまうからです。

自分の中にある明確なガイダンス(自分がどう感じるか)を見失い、周りに振り回されてしまう人生ほど辛いものはありません。


「私はあるがままで価値ある人間だ」「私は私のことが大好き!」という気持ちは、他人のあるがままも受け入れ、人との信頼と愛情溢れる深いつながりを築く上でも大切です。

それがまた、幸せな人生を自分にも他人にももたらす豊かな土壌を作ってくれます。

その土壌があれば、自分が心から望む「自分らしさを発揮できる幸せな人生」を築いていく力も自然に養っていくことができます。



娘のホームスクーリングという機会を通じて、私たち親もまた改めて「教育とは何ぞや?」「人としての価値は何か?」「人生で一番大切なことは何か?」ということをじっくり考えさせられています。

教育とは一方通行ではなく、互いの人間性を尊重しあい、教え教えられるという喜びに満ちた相互関係を築くことでもあるのだと実感しています。

またホームスクーリングを通じて、私たち親も物事を新しい角度から見つめ、自身を深める成長の機会を与えられています。

こうした深淵な教育の機会を与えてくれている娘に感謝の気持ちでいっぱいです。


山口 まみ 拝

追伸、
今週の火曜日は娘の運動会でした。徒走で6着中5位になっても飄々としている娘。1、2年前までは何でも自分が一番じゃないと気がすまない子だったのに。。。(笑)。「自分の価値を他者との比較や評価に求めない」。そんな姿をすでに垣間みれたようで、何だか嬉しさを覚えてしまった一時でした。



★☆母と子のための心のケアワークショップ★☆
~お母さんと子どもが明るい心と元気な体を取り戻すために~
2016年6月9日(木)10:00-11:30
くまもと森都心プラザ

★☆「本来の自分を取り戻すパーソナルセッション★☆
あなたの中にある無限の心の力。
パーソナルセッションでは、心の働き方と使い方を、ご本人の課題に照らし合わせて、山口まみとマンツーマンで徹底的に学ぶことが出来ます。
本来のあなたが持つ心の力を自分の味方につけて、最高(幸)の人生を着実にクリエイトしていくためのセッションです。
*遠隔にお住まいの方はスカイプ、またはお電話でのセッションが可能です

☆★☆講演、執筆、セミナーのご依頼☆★☆
過去に実施したテーマについてはこちらからご覧いただけます。

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turningpoint.jp@gmail.com
090-3739-3992 (山口)
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こんにちは、ポジティブ心理学博士 山口まみです。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。



震災から1ヶ月以上が経とうとしているとは、何だか信じられない思いです。

地震が起こってから時間の流れ方が大きく変わりました。

震災直後は何も手につかず、思考力、集中力、発想力といったものを突然失ってしまったように感じたものです。

時の経過と共にそれらは少しずつ戻ってきましたが、震災による生々しい爪痕を町のあちこちで見かける度に、自然を目の前にすると人間がいかに無力であるかを実感します。

そして、自分がこれまで当たり前のように享受していた生活が、実のところ「当たり前」ではなかったのだということも。



そんな中、先週の土曜日まで2週間という短い期間でしたが、International Medical Corps(IMC)という災害・人道支援のNPOで働かせていただきました。

IMCで働くスタッフや彼らの家族&友人のメンタル面での相談を受けたり、メンタルケアに関するレポートを作成したり、避難所を回り、そこで避難者の方々の健康状態を医師と共にチェックしたり、話を聴いたり、段ボールベッドを設置したりと様々な業務に携わらせていただきました。


またその間に、いつもお世話になっているPrivate lodge cafe&dinerさんでマクロビご飯を囲んで「心のケア&サポートワークショップ」を行ったり、熊本ロータリクラブでメンタルヘルスに関するお話をさせていただいたりという活動をしていました。


メンタルケアという観点から改めて気づかされたのは、「人の心には常に健康と幸せに向かおうとする力が働いている」ということでした。

私たちは誰しもwell-being(心の健康と幸福)を備えて生まれてきます。

現状がどうであれ、私たちの中にはそのwell-beingに戻ろうとする力が働いています。

まずは自分の中にあるその力を信じてあげることから、回復へのプロセスがスタートします。



震災のショック(トラウマ)を受けた私たちの心には様々な変化が訪れます。

それは喪失感、悲しみ、怒りであったり、周りの人を助けたいのにそれが出来ないという無力感、何もやる気が起きないという無気力感であったりします。

でも、そんな気持ちを否定したり批判せずに、「そう感じていいんだよ」「その気持ち、よく分かるよ」と寄り添ってあげることで、気持ちは随分解放されます。



また心と体のつながりを活用して、体に働きかけることも効果的です。

動揺している心と体は、意識して深くゆっくりとした呼吸を続けることで自然と落ち着きを取り戻すことができます。

また、ストレッチ、ヨガ、体操といった筋肉を収縮&弛緩させるエクササイズを行うと、全身の血流がよくなり体と心のリラックスにつながっていきます。



そうして心の状態が落ち着いてからはじめて、自己の内面を冷静に振り返る(内省する)ことが可能になります。

そこで思考に働きかけて状況の捉え方を見直したり、自分がコントロールできることにフォーカスするという意識の使い方を整えることが少しずつ出来るようになります。



心を回復させるには、このプロセスを焦らず慌てず「ゆっくり」行っていくことが大切です。

大変な衝撃を受けて落ち込んだ状態から一足飛びにエネルギー溢れる状態に戻ることは出来ません。

自分を労りながら、一歩ずつその日できることをやっていく。

復興への道のりはまだ始まったばかりです。

気長に根気よく新しい未来へむけて進んでいきたいと思います。



山口 まみ 拝

追伸、
今週の日曜日は娘の小学校の運動会です。地震後はしばらくの間、休校となったこともあり運動会の練習も十分に行えないままの本番となります。今回は「小運動会」として、通常のプログラムを短縮して開催されるようです。それでも、子ども達の一生懸命に取り組む姿を見て、私たち大人が一番元気&勇気づけられるのだろうなと思います。


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こんにちは、ポジティブ心理学博士 山口まみです。


今回の熊本の震災で建物の半壊や倒壊、道路の断絶など目に見える被害もたくさんありますが、心の傷(トラウマ)という目に見えない傷を負った人もたくさんいます。

正確には、今回被災した人全員が、大なり小なり何らかの影響を心に受けたといえます。



ライフラインが復旧するまでは、食べ物、水、寝る場所の確保など、私たちの意識は「生存」(サバイバル)に向かっていました。

ところがライフラインが戻り、これまでの生活に近い様相を少しずつ取り戻してくると、今度はトラウマの後遺症が表に出てくるようになります。

これは身体が突然の打撃や傷を受けた時と同様です。

傷を受けた瞬間には、ショックで痛みの感覚が麻痺しているものの、安心できる環境に身をおいた途端に傷の痛みが鮮明に感じられるようになります。



今回の震災においても、

今までは半分麻痺していた恐怖感がリアルに感じられるようになった。

夜は些細な物音に対しても過剰に敏感になり、ほとんど眠れなくなった。

急激に虚脱感や疲労感を感じて、何もやる気が起きなくなった。

今度は家から離れるのが怖くて、家に引きこもるようになってしまった。

様々な症状が出てきています。



いずれもベースは「またあの恐ろしい体験を繰り返すのではないか」「命が脅かされるのではないか」という「恐怖感」です。

恐怖感は人間の「命を守る」という生存本能と密接に結びついているため、これを完全になくしてしまうことは不可能です。

でも、だからといって「恐れ」を紡ぎだす思考にフォーカスしていると、気分は滅入り、思考もさらにネガティブなものになり、ますます恐れを増長することになってしまいます。




ただ、ここで誤解のないように追記しておきますが、感情には「いいも悪い」もありません。

なぜなら、全ての感情にはきちんとした意味と役割があるからです。

ですから、まずは「恐い!」という気持ちをありのまま受け止めてあげることです。

「怖かったね。恐ろしかったね。こんな状況で恐怖を感じるのは当たり前だから感じていいんだよ。」と自分に声かけしてあげましょう。

その上で、

「でも、もう大丈夫だよ。こうして無事でよかったね」

「たくさんの支援&応援を受けられる私たちは幸せだね」

「今は考えなくてもいい。自然と時間が解決してくれることもあるのだから。」

「人生で一番大切なことは何かということを痛感できる体験をしたのだから、これから私たちの人生、きっとグングンよくなっていくよ」

という風に、自分の気持ちが少しでも軽く明るくなる声かけをするのです。



つまるところ、「恐怖感」の度合いを決定しているのは、自分の思考です。

なぜなら、同じ被災体験をしているはずの家族であっても、どれだけ地震に対して「恐怖感」を抱いているかには驚くほどの個人差があります。

また子ども達の中には、今となっては「恐怖感」を微塵も抱いていない子どももいます。

我が家の6歳の娘も、昨日は自宅で震災後初めて床につきましたが、自分一人で寝るからとさっさと寝室に行き、防音用のヘッドフォンを頭にかぶり、あっという間に寝入っていました。

そして、今朝は一人で5時半に起き出し、すぐさま学校の制服に着替え、今日から再開した小学校に意気揚々と登校していきました。



自分の思考が「恐れ」という感情を作り出していることに気づいたら、その思考を少しでも前向きに変える努力をしなくてはなりません。

なぜなら、そのまま思考を野放しにしておくと、「恐怖感」をさらに増長させ、私たちの心身を弱めてしまうからです。




感情をガイダンスにして、意識的に思考をコントロールしていく。

これが「心の筋肉を鍛える」ということです。

余震が続く厳しい現状下にあって、これは確かに「言うは易し、行うは難し」だというのも分かります。

でも、自分の「心の舵取り」は、あなた以外の誰かがあなたのために行うことは出来ません。



「恐怖感」が自分を苦しめているのなら、それを作り出している思考を意図的に変えていく。

心がなかなかついてこなければ、体からでもいいから動かしてみる。

自分が好きなことを、どんなことでもいいから少しでもやってみる。



少しずつでいいのです。

一歩ずつでいいのです。

昨日より今日、今日より明日。

きっと良い未来が待っています。

その未来に向けて「恐怖感」という呪縛から自分を解き放つためにも、私たち一人一人が心の筋肉を鍛えていかねばなりませんね。



愛を込めて

山口 まみ 拝

追伸、
先日かかったノロウィルスからほぼ完全復活です。まだ娘のパワフルなエネルギーに対抗するまでの力はありませんが、健康であることの有り難みをひしひしと実感しています。どんなときでも「体が資本」ですが、非常時の今は特にそうだと実感しています。嘔吐が続いていたときは、大きな余震がきてもビクともしない自分を発見しました。「意識(思考)がどこに向いているかで気持ちが変わる」。ノロウィルス感染が、またそんな大事なことを思い出させてくれました(笑)。


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こちらの記事は4/21(木)にFacebookページ山口まみに投稿したものです。


こんにちは、ポジティブ心理学博士 山口まみです。

昨晩もいくつか大きな揺れがありましたね。

夜に起こる余震は、暗さで周りの状況が見えないため、日中の余震に比べると不安・恐れを増長しやすいといえます。

睡眠(休息)中に起こる酷い余震で目を覚ますと、心臓がドキドキし、胃腸がギュッと緊張した感じになります。

余震がおさまっても、瞬間的に活性化された脳の警報装置と緊張の波が体からひいていくのには時間がかかります。

また平静に戻ったようでいても、その体験の影響は完全になくなったわけではなく、いくばくか心と体の中に残っています。

ですから、緊張や危険を感じた直後に、その場ですぐに出来るカーミング(鎮静)を行い、心と体が感じたトラウマをその都度少しでも解放してあげることが大切です。


【カーミング(鎮静)手当】


1)
右の手のひらを胸の上におき、左の手のひらをお腹の上におきます。
(逆の手が心地よい人は、逆の手で行ってください。)



2)
右の手の平から伝わってくる、心臓の鼓動を感じましょう。

そのドキドキとする心拍に優しく手を添え「怖かったね~」「無事で良かったね~」「もう大丈夫だよ」と心の中で声かけしてあげましょう。

痛いところに手をあてると痛みが和らぐように、心臓の緊張も少しずつ和らいでいきます。

また、ホッと安心することを、「胸をなでおろす」と言いますよね。

手を胸に添えたまま、そっと胸をなでおろすイメージで優しい呼吸を続けましょう。



3)
左の手のひらから伝わるお腹の緊張を、手のひらの体温が包み込み&ほぐすところをイメージしてみましょう。

深い呼吸をすることでお腹をふくらませ凹ませ、内側からお腹のマッサージをしてあげます。

手のひらをそっと添えたまま、お腹に「もうくつろいで大丈夫だよ」と心の中で声かけしてあげましょう。


=======================================

このワークをしている間に、涙がこみあげてくるときは我慢せずに涙を流してください。

涙が出るのも素晴らしい鎮静&浄化作用が働いている証拠です。

心臓とお腹の緊張がほどけるまで、このワークを続けてみてください。

ゆっくりと呼吸を続けながら、手を胸とお腹にそっと添えてあげる。たったこれだけです。



その場ですぐに出来る即効性のあるカーミング。

私も昨晩はこれを行うことで余震の緊張をほどき、比較的深い睡眠を取ることが出来ました。

ぜひ活用してくださいね。


愛を込めて
山口まみ拝
(Photo by Rumi)
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