自分のやりたかったこと | 川越市並木南古谷 ピアノ教室フルール 笑顔で!基礎から丁寧に!

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自分のやりたかったこと


こんばんは。

川越市ピアノ教室フルールのちかざわちずこです。


年が明けてから、ぐいぐい進めた

オリジナル教本作り&CD音源作りですが、

今日は音楽編集について書いてみたいと思います。



シンプルな童謡は、音の数も限られています。

メジャーな「メリーさんのひつじ」は

あれだけスタンダードな曲ですが

実際に使われている音はたったの4音。

ド・レ・ミ・ソ

のみです。


その他の童謡も同様に(笑)

ドからラまでの音域で演奏できるものが

たくさんです。



それだけに、ちょっと伴奏を弾こうとすると

Ⅰ・Ⅳ・Ⅴの3コードのみ…

なんていう事が当たり前でした。



私は、

「シンプルな曲だからこそ、もっと素敵な伴奏を

つけたい…パッとそんなハーモニーを自分の中から

引き出せるようになりたい…」

と思い、キッズポピュラージャズ講座を受講しました。



キッズポピュラージャズ講座2ndステップを

受講した時、自己紹介と共に

講座を受講した理由を一言お話ししたのですが

その時、やはり

「子供のための曲に、素敵な伴奏をつけられるように

なりたい」

と語っていました。

そして、それが『リハーモニゼーション』と

呼ばれているもので、とても難しいことと

知ったのは、受講してからの事でした。



とにかく必死で受講した講座、続いて

勢いのまま3rdステップまで修了しました。


きちんと講座内容を習得出来ているのか

不安も感じていたのですが、今回

「童謡の伴奏音源を作ろう!」

と思った時、コード進行を作る作業が

楽しいったら!!


「こんな進行、ちょっと新鮮じゃないかな?」

とか

「このスタイルには、こんなコードがあってもいいかも」

と、自分オリジナルのアレンジを作る事が

とにかく楽しくてたまりませんでした。


しかも

「ここは代理コードにディミニッシュコードを」

とか

「ドミナントモーション、プラスモーダルチェンジだな」

など、自分のやっている事の理論も

把握できるようになっていました。


曲によっては実際に音を出さずに

コード進行を作っていったものもあります。


自分のイメージしたものが

形になっていく時間は、時が経つのを

忘れてしまう程、充実していました。

(そのお陰で、寝不足になりましたが

苦になりませんでした)


今回、「導入教本のためのCD音源を作りたい!」

という思いにかられ、11曲を勢いで

作成しましたが、これが出来たのは

キッズポピュラージャズ講座で得た

知識のお陰です。



完成したCDを聴いた時、


…私は、これをやりたかったんだ…
そして、出来るようになってきてたんだ…


当たり前のように作業していた自分に

気付きました。


先日レッスンに来た

「むすんでひらいて」を聴かせてくれた

生徒さんが

「頭の中で『むすんでひらいて』が
ぐるぐるぐるぐる、
ず~~~っとなってたんだよ~~」

と笑顔で話してくれました。


あるお母さんは

「パパも『いいね』って言って
家族で朝の時間に毎日聴いています」

とお話ししてくれました。


家族でも楽しめるCD、

まさに、「こんなCDを作りたい」と思った形です。

それを聞いて、本当にうれしくなりました。


初めてキッズポピュラージャズ講座を

受けてから1年半、1年半前にはいなかった

自分がいると思っています。