もうだいぶ経ちましたが
新年、明けましておめでとう御座います。
ご挨拶が遅くなってしまいましたが、どうぞ今年も宜しくお願い致します。
昨年から作り続けている来月の公演「夢幻街の観測者」に熱中していたら、いつの間にか年が明けていました。
挨拶もしないで!ろくな大人じゃねぇな!と思ったりもしますが、この歳でやりたい事に没頭している辺り、まだまだ若いじゃないと自分を甘やかして有耶無耶にしてしまいたいです。
本当にごめんなさい。
さて、気付けば本番まで一月
今日の稽古で新年に入って全員の顔を見る事が出来ました。
うん、いいね!
上手くエンジンがかからない人が何人かいるけど、そんなもんだ。
俺もグダグダだし。
でもさ、何でだろうね?不思議と余計な不安は無いんだよ。
まだやるべき事は山程残ってるから油断はダメなんだけど、大丈夫イケると思ってる。
結局物作りに不安なんて要らない
やりたい事やるのが表現
思いっきりいこう。
此処から、これからも。
余計な事は要らない。
楽しみにしててね、夢幻街!
↓懐かしのチラシ初期Ver.
(あ、募集締め切ってるからね)
さて、この一月くらいで夢幻街について思ったこと。
俺は今作に結構色んなものを詰めて、籠めて、賭けた。
俺が後悔しない為に書いて、作ってる。
演劇でも日常でもそうだけど、俺は昔から器用な人間じゃない。
一つの事しか出来なくて、自分なんか居なくても良いって思ってて、誰かが笑ってるのを少し離れた所で見てるのが好きな人間で。
でも、寂しがり屋で負けず嫌いで、良いカッコしいな男で。
本当に自分でロクなもんじゃねぇなぁって思ってる。
でもだからこそ、書ける作品が有るんだ。
自分が弱いのは重々知ってる。
だけど、この作品を作ってて、数年ぶりにせめてこの作品の間だけでも強くなりたいと思った。
泥だらけになっても全然良いから、前に進みたいと思ったんだ。
大事なものいっぱい捨てても、終わって何にも残らなくても、構わない。
生きようと思えた作品になった。
みんなのおかげでね!
今まで俺と関わってくれた人達、そして今俺と関わってくれてる人達。
そして当日観に来てくれるお客さん。
俺は生かされてる、生かされてるんだ。
まだ、やれる事が有る。
ふと、そう強く思えた年明けになった。