付き合ってちょうど2年になる彼女にプロポーズをした。快く受けてくれた。「いーよー」と。聞けばスリムクラブの真栄田を意識した返事だったという。ともあれ僕もいよいよ所帯を持つわけだ。

太鼓を通じて出会い、当初はそれなりにデートらしきこともしていたが、今となっては一緒に出かけるのは太鼓を叩く時だけの手軽な交際になっている。そんな安直なことしかしてない僕の、骨は拾ってくれるそうだ。なんともありがたい話である。
AD
苦手の交流戦は忌まわしきロッテから始まったが、幸先よいスタートを切れた。得点したイニングに荒木と井端が絡む。これこそが中日の真骨頂、二人が機能すればたとえチーム打率が最下位でも勝てるのだ。荒木が出て井端がつないで一三塁というグルーヴ感たるや。8回のそれなど、ロッテに植えつけた負のイメージも大きい。
AD
友人が実家に帰る。頻繁に会っていたわけではなかったが、頻繁に会えなくなる現実をつきつけられると期するものがった。Uターンすることは彼にとって良かったと思う反面、正直寂しい。最後の晩餐よろしく、酒を飲むことは多々あれど酔っ払ったのは久方ぶりだった。彼は地元の愛知に帰ると思うと感極まる。僕にとって彼の存在が大きかったことが、失うことで思い知らされた。この、なくした時に気づくというのも世の常である。失敗から全てを学べたら苦労しない。

彼と飲んで語り合った帰り道、僕は有意義だったとか得も言われぬ充足感とか、そういうことを感じながら僕は別れ際に感極まり、ひどい面をして歩いていたのだ。そしてコンビニで最近お気に入りのスニッカーズを買って帰ったのだ。坂道を登った所にある100円ショップに行けばそこで売っているスニッカーズをそれを面倒くさがった120円で買ったのだ。そして店を出る頃にはすっかり泣きやんで平気の平左で歩いて帰ったのだ。
AD