運動を疎かにして3年が経つ。3年前は自分史上ではかなり締まっていたのだが、面影はない。その現実を直視せずにきた代償は大きく、先日の健康診断では肥満傾向にあるという結果が出た。一念発起で本気で絞る。

食事制限だけでは限界がある。まずは腹筋20回3セットを自らに課した。1セット目の後半で早くもスピードが落ちる。2セット目、今まで経験したとこのない感触が腹にあった。筋肉痛とは違う。ブランクに、年齢による衰えも加わっているのだろうか。3セット目に至っては10回ずつに分けなければならない恥ずかしさ。本当は、さらに腕立て伏せもやろうと思っていたのだが、腹筋の段階で心は折れた。しばらくは腹のみでいく。
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愚痴

ライブに参加するほぼ全員が集まって最後の練習のつもりで今日を臨んだが、最後の詰めができなかったので当日の午前中もリハーサルをおこなうことにした。

ここまでいろいろあった。スタジオへ予想以上の人が来そうになってキャンセル代全額を負担してまでスタジオを変更したものの、前日にキャンセルが相次いで結局は変更しなくても問題なかったこと。あまり練習に参加できていない人のためにスケジュールを組んだものの、その当人が当日キャンセルしたこと。二つのバンドを組み合わせた結果、メンバーが多くなりすぎて僕では束ねきれなかった。とにもかくにももうすぐ終わる。あとは出たとこ勝負である。
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雨上がりの昼下がり

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雨は午前中でやみ、アスファルトが照り返しでまぶしい。気温も上昇してまるで春のような昼だった。ちょうどいい天気とはまさにこれだ。外を歩いているだけで幸せを感じる、などと感受性が豊かな風を装うのはおそらく今、頑張っているという自負の表れかもしらん。気を回し、奔走し、尽くしている感。ストレスはたまっているが、終わった時には充足しているよう。あと1週間だ。

蛍の頃

舞台を見るのは1年ぶりで、連れて行かれた幼少時を除くと人生3度目である。恵比寿のエコー劇場にて「蛍の頃」を。回転式の装置で場面は2つ、年老いてぼけた現在の母と、その母が仕切っていたキャバレーに活気があった頃を描く。私小説なのだろうか。伝えたいことが山ほどあって、そこから2時間の枠にそぎ落とすのが難しかったかと推し量る。まとまり、バランスが長けていなかった。
料金未払いで携帯電話が止められそうになり、多忙の合間を縫ってびあんち号を飛ばし、auショップへ行く。対応した女性は名札と喋り方で異国の人だと分かった。しかし若干の訛りがある程度で、日本語を流暢に話す。

「身分を証明するものをお持ちですか」と聞かれ、僕は財布がないことに気づき「免許証も保険証もないです」と答えた。しかしこの時点で、財布がない=金がない=払えない、の図式が頭の中で成り立たず、住所と生年月日を口頭で伝えた。何とも頭の悪い話だ。そして支払い金額を言われた時、僕はそれが出せないことに、ここでやっと気づく。「2ヶ月分が未納ですが、いかがなされますか」と聞かれ、僕はばつが悪そうに「2ヶ月分を払いたい気持ちは山々なのですが、いかんせん財布がないので出直します」と席を立った。

僕にとって財布が手元にないのは日常茶飯事で、どうせ家かどこかにあるだろうと、さほど焦っていなかった。しかし彼女は一大事だと思ったようで、驚いた声を出して僕より早くイスから腰を上げた。神妙な顔で「どこかで落とされたのですか」と聞かれ、僕はへらへらしながら「大丈夫です。出直します」といった。そこで彼女は僕に「どうも申し訳ございません」といったのだ。手数をかけて、頭を下げるべきは僕なのに。美しい精神を持った異国の彼女。どうかこの薄汚い国でその心がけがれませんようにと、そう思いながらびあんち号にまたがったが、そう伝えてやればよかったと少し後悔している。

ジンクス

げんは担ぐほうだ。女性と会う際は前日に自慰行為をしない。たとえその日は夜を向かえる前に別れると分かっていてもそれとは別問題で、しない。麻雀などをやる際には前日からゲームの類をしない。勝ち運を取っておこうという魂胆がある。禁欲によって報われると思っている節があるのだ。

さて来月の頭は、僕にとって2009年のピークが早くもやってくる、大事なライブがある。そのために今から物欲を抑える生活を送っている。行きつけの店でセールが催され、欲しい服があったが我慢した。何かとがんじがらめの日々。

今日は数えて8回目の練習だった。人数が多いことと、僕に束ねる力がないこととで、まとまりが悪い。物欲のストレスに本番の不安が重なり、髪が抜けそうである。

ホチキス布団

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布団に足を入れようとしたのか、布団から体を出そうとしたのか、どちらの動作の途中かは忘れたが、毛布にホチキスの芯が落ちているのを視認した。それをつまんでゴミ箱へ捨てた。布団に目を移すと芯はまだある。捨てても捨てても芯がみつかる。毛布を持ち上げてはたいた。チリンチリンと音を立てて床にホチキスの芯が落ちた。こんな布団では良い眠りにつけやしないと、そう思ったがそれは夢だった。

谷川生太郎

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詩人が自作の詩と谷川俊太郎の詩を咀嚼して読むというイベントへ。本人も登場ということで楽しみにしていた。幼少の頃、彼の講演会へブンレツさんに連れられて行ったことがあり、何を喋っていたかは全く覚えていないが、僕にとって20余年ぶりの生・谷川俊太郎である。老けたと思う反面、昔からこんなだったような気もした。大きい頭の中で今、どんな言葉を紡いでいるのだろうとか、この状況をどう解釈しているのだろうとか、そういうことを考えながら彼を見ていた。詩集をいくつか持っていたが、どれも思い出せない。