色欲は健在

ブンレツグランマがいるホームは女性がほとんどだ。彼女たちはそこの男性職員を色目で見ているらしい。グランマお気に入りの看護士は靴がボロで、みすぼらしいことが彼女にとって我慢ならなかった。そこでグランマは見舞いに来たヘルパーを使って、新しい靴をプレゼントした。まるでホストの世界だ。「他の人たちも真似するし、そういうことはしないでください」とホームの婦長に怒られる。

見舞いに来る男性も同じような目で見ていて、多分に漏れず僕もその対象に入ってるようだ。老人受けの良いことが、ここにきて威力を発揮する。メリットはない。


3月29日
訪問者数:110人
総合:2092位
ジャンル:527位
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チャーリー・カウフマン脚本作をあらかた見て準備万端。ミシェル・ゴンドリーが手がけたもので、PVも含めて恋愛が主となるのはあまりないように思える。

カッティングが冴える。地味で野暮なジョエルと気分で髪の色を変える奔放なクレメンタインは、他に誰もいない冬の海辺で出会い、恋に落ちた。幸せそうなジョエルの顔から一転、次のシーンでは二人に別れが訪れ、彼は悲しみに打ちひしがれている。彼女は記憶の消去を扱うラクーナ社でジョエルの思い出を消し去っていた。彼もそこでクレメンタインとの日々を記憶から抹殺しようと試みる。ここから、芽生えから別れまでの間を、時間軸を遡って映し出す。「メメント」を思い出した。

ジョエルが寝ている最中に記憶除去は行われる。夢の中で彼は、クレメンタインと過ごしたシーンを再現する。当時のクレメンタインと今まさにそれを消そうとするジョエル。葛藤が生まれ、夢ならではのTPOの交錯がはじまる。またそこでは、消去作業をするラクーナ社の技師たちの、記憶操作によるドラマがあった。記憶を抹殺されて目を覚ますジョエル。そこで冒頭のシーンに戻る。物語は一週半した。

誰もいない海辺で出会ったはずの二人。ラクーナ社で技師に質問されて、ジョエルはクレメンタインとの出会いを、友人が海辺で催したパーティーの時だと語った。そこから受け手の混乱が始まる。記憶は厄介だ。覚えておきたいことを忘れ、消し去りたいことが残る。あの時こうしていれば、と誰しもが抱く思いをファンタジックに表現した。

主演のジム・キャリーによると、彼が診察椅子に座ったもう一人の彼を見る場面で、ゴンドリーは「カメラがパンしている間に全速力でカメラの後ろを回って、その間に衣装を変えて椅子に座ってくれ」と指示したらしい(プログラムから引用)。これは自らが制作したPV、Lucas「Lucas with the Lid Off」でも使われている手法だ。アナログな幾何学が彼の魅力。
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オープン戦も終わり、セ・リーグも開幕が近づいてきた。嬉しさ4割、嘆き6割。他人事で一喜一憂するなんて馬鹿らしいと思いつつも気になって仕方がない。そして予想ほどくだらないものもないが、したがる心理は否めない。で、またいろいろと思いを巡らす。

開幕一軍に新人が4,5人入りそうだ。野手では内野の控えとして沢井、柳沢と第二捕手の座を競う小山が候補である。

    試合  回数  安打 四死球 自責点 防御率
樋口  3  6 0/3  4   1    0   0.00
中田  4  13 0/3  11   8    3   2.08
川井  2  2 0/3  1   3    0   0.00
鈴木  9  9 2/3  7   2    2   1.86
石井  6  8 1/3  9   5    5   5.40
金剛  6  5 1/3  6   2    3   5.06

投手では自由枠で最も期待されていた樋口の二軍スタートが確定した。下で結果を残せばすぐに上がってくるだろう。先発左腕は意外と少ない。オープン戦の登板が少なかった川井も脱落。結果を残した中田と鈴木は一軍切符をほぼ手中にした。金剛と石井は先発ローテーションとの兼ね合いがあり、開幕時には上にいるかもしれないが、すぐに落とされる可能性を秘めている。そのローテーションだが、開幕から順にこう予想する。

横浜戦   川上、山井、落合
ヤクルト戦 朝倉、山本昌、中田

今年は王者として昨季のような川崎サプライズはなしで川上。オープン戦で調子が良かった山井が2戦目ではないだろうか。3連戦の頭に速球派を持ってくることが多かった。怪我で離脱したドミンゴの役割を朝倉に担ってもらいたい。次いでヤクルトに相性の良い山本昌、ルーキー中田が締める。

調子が悪ければチェンやマルチネスがすぐ控えており、入れ替えはいつでもできる。バックアップ体制は万全だ。スタメンはレフト以外は怪我さえなければ固定されている。投手如何だろう。
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絡まるヘッドフォン

うねりnight ~フィードバックするグルーヴでユーキャンフライ!?~

というグッドヴァイブスなネーミングのイベントにDJとして参加。付け焼刃で緊張して昼から酒をあおり、開始前から頭が痛くなっていた。以下「DJ現象」セットリスト。

沼直也 辻コースケ/Percussion Session Lesson1
Chris Murray/Let There Be Peace
the Rolling Stones/Cherry Oh Baby
Dry&Heavy/Tiger Claw Skank
藤原ヒロシ/Let My Love Shine(Little Tempo Remix)
Johnny Obourne/Buddy Bye
the Zoot16/619
Sly Mongoose/Hammerhead Past
Massive Attack/Any Love
Stone Roses/Fools Gold(vs Grooverider)
Underworld/Rez
Chemical Brothers/Setting Sun
the Beatles/Tomorrow Never Knows
Yo La Tengo/Autumn Sweater(Kevin Shields Remix)

怖くてフロアを見れないが、先導・扇動の意を込めてブースで踊りまくる。僕の後を受けた友人は前半チルアウトから後半は90年代渋谷系へシフトして小沢健二「ラブリー」中村一義「Jubilee」でオーディエンス熱唱。SING02、Boss the MCでたたみ掛ける。オープニングとラストアクトを担当した彼の知人はとにかくうまかった。一貫している。選曲が被って先を越されてしまい軽くパニックに陥る。「それでもある程度の形にはなったかな」と甘めな自己採点で次回の機会が楽しみである。

帰り、始発電車で寝過ごして終点で目を覚ました。また眠りこけて復路でも最寄り駅でドアが開いてからはたと気づき、急いで降りようとするがドアに挟まれた。まだ胃がむかむかする。コルセットを巻いてプレイしていたのだが、その甲斐むなしく腰も少しく痛い。満身創痍である。

告知

今日、知人主催のイベントに便乗する。おそらくシラフでは回せない。惜しむらくは自分絡みの友人を一人も呼べなかったこと。それぞれ忙しい。一緒にプレイをする友人とはまた次の企画を練っているので、その時までには徳を身につけよう。ご近所の方いらっしゃいましたら是非。

3.26 PM11:00~
荻窪 BOXINGLEE'S CAFE
\1500(1drink)


3月25日
訪問者数:76人
総合:2217位
ジャンル:561位
栄湯 上馬1-31-9

高確率でのぼせるので、今日こそは率を下げたい。固く誓って臨んだ。

不必要なものを全てそぎ落とした、至ってシンプルな銭湯だ。余計なものは一切ない。平均の広さながら、シャワーやサウナがないために大きく感じる。浴槽もバイブラとジェットの標準装備。 インド系の外国人がいる。間にカランを一つ隔てたカランを陣取ったが、そこのシャワーの出が悪い。仮定インディアンの隣へ移る。彼は銭湯のマナーを心得ており、体を洗い終わると、桶と椅子を水できれいに洗い流していた。抜け落ちた髪すら残さないように、身の回りをも流す。ジェントルぶりが素晴らしい。

バイブラ風呂はなぜか専用のライトで照らされている。アピールどころはどこだろう。温度はぬるめでこれは長湯ができるぞと、泡で体を浮かして遊ぶ。泡の勢いで尻が水面に浮かぶ。と、長湯はいけないと思い出す。上がると足を滑らした。これはただ濡れていたからであって、決してふらついているわけではない。自己弁護をしても意味はない。

香の館

しばらくぶりのジムへ。腰痛で出向かなかった間にリニューアルしている。といっても主に改装したのはロッカールームのようで、とり立てて嬉しくもない。

ランニングマシーンで汗をかいていると、隣に同年代くらいの女性が来た。しばらくすると異臭がたちこめてきた。僕の四方には彼女しかおらず、ワキガの疑いをかける。ここは白人が多く見られ、ワキガ率が高い。これも現代病なのかと思ってしまう。突然変異で自分もそうなったらと考えると非常に恐ろしい。

数週間も運動していなかったので、疲れの度合いが激しい。休憩中、ふと鏡を見ると、手前は何てだらしない顔をしているのだ。締まりがまるでない。


3月23日
訪問者数:50人
総合:2192位
ジャンル:544位
パ・リーグのオープン戦も終わり、いよいよ開幕が近づいてきた。全く意味のない順位予想でもしてみる。マジョリティからなるべく反れて、なおかつそこそこ当てにいく。

パシフィック
 1ソフトバンク
 2西武
 3オリックス
 4日本ハム
 5ロッテ
 6楽天

斉藤と松中が開幕に間に合わなくとも、ソフトバンクは揺るがない。選手層は12球団でも随一だろう。西武は先発投手が年間を通してローテーションを守れるのが松坂くらいのように思える。オリックスの存在が面白そう。手を変え品を変え、いろいろとかき回すのではないか。村松、谷、大西の外野陣は出色だ。日本ハムは稲葉を獲得したことで打線は厚みを増したが、やはり投手力が厳しい。ついこの前まではロッテがプレーオフ3番目の椅子をとると思っていたが、オリックス上位をふんだことに伴って5位に置く。毎年期待していつも裏切られる。今江と西岡の若手がどこまで結果を出せるか。楽天には頑張ってほしいが、他チームとがっぷり四つに組むことすらままならないかもしれない。

セントラル
 1中日
 2巨人
 3横浜
 4ヤクルト
 5阪神
 6広島

贔屓目に見て中日優勝。川上、岡本、荒木は去年より成績が下がるだろう。それは念頭に入れているが、果たしてその下げ幅がどの程度で済むか。巨人は正直怖い。そろそろ覇権を奪う頃か。堀内采配では無理だろうと思う反面、去年散々だった投手陣が潜在能力を発揮するようにも思える。横浜は頭脳派の元ヤンキー牛島監督がうまいことやりそうな予感。層が薄くても毎年それなりの成績をおさめるヤクルトだが、そろそろ厳しいか。いくら古田でも今年の先発の枚数の足りなさは如何ともしがたいような。2年連続で鳥谷次第の感がある阪神は危うい。はまらないと見た。石原の怪我で正捕手が定まらない広島の上位は難しいだろう。


3月22日
訪問者数:79人
総合:2153位
ジャンル:526位

格好つけマン

暖かくなって気候と共に気分も穏やかになると思いきや、違うと言い切れない程度の花粉症の症状が出てきた。ブンレツ方の家系に多く、それなりに覚悟はしていたものの、いざ侵されると落ち込む。目がかゆく、鼻がムズムズし、くしゃみが出る。ここ3年くらいは風邪として、なったことを認めていなかったがどうやら年貢の納め時だ。そんな僕を見てブンレツさんはほくそ笑んでいる。

巷ではゴーグルや立体マスクを見かけるようになった。ゴーグルは変身ヒーローを連想させていかす。立体マスクもアーティスティックなデザインのものが出てくれば良い。物欲がうずく。一ファッションになる日は近いのではないか。否そうあるべきだ。


3月21日
訪問者数:64人
総合:2155位
ジャンル:524位
スパイク・ジョーンズが手がけるPVはどれも突飛で、リズムが際立つゴンドリーとは対照的である。映画においてもそれが言えるように感じる。前作「マルコビッチの穴」でも脚本を担当したチャーリー・カウフマンとのコンビは、現実と虚構あるいは妄想の境界線を曖昧に仕上げた。

映画のストーリーはこう。前作で成功をおさめたチャーリー・カウフマンが、次回作として雑誌編集者のスーザンの著書で、栽培家ラロシュを描いた「驚くべき蘭コレクターの世界」の映画脚本を執筆することになった。しかしチャーリーはアイデアが浮かばない。行き詰った彼はスーザンを掘り下げるべく、彼女の動向を追う。

この3人は全て実在する人物で原作の著書もある。下敷きにノンフィクションがしっかりとあり、その映画制作の過程を題材に取り上げてフィクションを作り上げるというしたたかさ。主要登場人物で唯一架空の人間であるチャーリーの双子の弟ドナルドの存在がコントラストに拍車をかける。

妄想癖のあるマイナス思考のチャーリーと前向きなドナルドとの二役のニコラス・ケイジが、容姿に変化がない二人を仕草と表情で演じきる。兄と同じ脚本家を志すドナルドはカリスマライターのセミナーに通う。スランプに陥った兄チャーリーは同じセミナーに顔を出し、そこで映画におけるボイスオーバーを否定された。心の声であるナレーションが常に入る本作を自嘲している。ユーモアしかない。されどユーモアこそが全て。