全日本空輸は27日、中部国際と徳島、米子(鳥取県)の各空港を結ぶ2路線を12月末に廃止する方針を愛知県に伝えた。景気低迷でビジネス需要を中心に利用率が落ち込んでいるため。両者は需要喚起策を含めた協議を続けるが、廃止方針がくつがえる可能性は低いとみられる。中部空港発の全日空の国内路線は16路線となる。

 全日空は、米子と徳島に毎日各1往復ずつ運航してきた。同社名古屋支店によると、09年度の搭乗率は米子便が前年度比6.5ポイント減の41.3%、徳島便が同0.8ポイント減の44.1%で採算ラインとされる50~60%を下回った。

 全日空は県に10月末の廃止を打診していたが、県の存続要請などを受けて廃止時期を2カ月先送りした。日本航空に続く全日空の路線廃止で、中部圏の空の利便性低下が加速しそうだ。【工藤昭久】

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