環境保護を標榜(ひょうぼう)する米団体「シーシェパード(SS)」のメンバーによる日本の調査捕鯨妨害事件で傷害罪など5つの罪に問われたSS抗議船「アディ・ギル号」元船長でニュージーランド国籍、ピーター・ジェームス・ベスーン被告(45)の論告求刑公判が10日午後1時半から東京地裁(多和田隆史裁判長)で開かれる。SSの妨害行為に対する初めての裁判で検察側がどの程度の重さの刑を求めるのかが注目される。

 検察側はこれまでの立証の中で、調査捕鯨船団の乗組員が軽傷を負ったことについて、ベスーン被告が「酪酸を投げ込むことの危険性を認識していた」として、傷害罪が成立することを主張。これに対し、ベスーン被告は「酪酸の危険性を認識していなかった」などと傷害罪については無罪を主張してきた。

 また、被告人質問でSSの活動との決別を示唆したベスーン被告。最近では、SSがベスーン被告を「除名」したことも明らかになっている。法廷でSSへの複雑な思いとともに、変わらぬ反捕鯨への信念を口にしてきたベスーン被告が最後に何を語るのか。

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