２年前の勉強会にて一人暮らしの高齢者（大正１５年生まれ、８９歳）を対象に福祉住環境整備に必要な介護・医療専門職によるアプローチ方法を学びましたが、その後２年が経過し、どの様な心身の変化があったかを学びました。
今回は本人が毎週火曜日に通うデイサービスセンターの施設長が個別訪問し、在宅環境の状況把握を行う場に立ち会いをさせていただきました。
これは平成２７年度の介護保険制度の改定により、本年４月から３か月毎に機能訓練指導員が利用者宅を個別訪問し、在宅環境の状況を確認した上で、確認した生活課題を基に機能訓練メニューへ反映させることが義務付けるようになったことによります。
２年前の身体状況と現在ではどのように変化したか、また在宅での移動動線も再確認しました。
架空の利用者を対象とするのではなく、実物する対象者をもとに話し合うことができることで、より現実的な学びが得られる貴重な機会となりました。
