3月16日。

運が良いのか悪いのかはわからないが、

FF12の発売日と出発日が被ってしまった。

空港へ出発するのは午後6時ごろの予定なので、

昼ごろに買えば、まぁ5時間程度はプレイできるだろう。

という事でミドリ電化へ。

予約してたので即購入完了。

家へ戻るとハンバーガー食いながらプレイ開始。


楽しい時間は過ぎ、やはり出発の時間は来る。

普通の家族旅行というものは

「わーい。わーい。オーストラリアだ~~!」

というのが子供のテンションだろう。

が、しかし、

「さっさとタクシー来いよ!(怒)」

が現実である。

母がタクシー運転手と口約束をしたらしいが、

来るわけがない。

電話で他のタクシー会社に連絡し、荷物を持って外で待つことに。

「遅れんなよな、タクシー・・・」とぼやく俺。

楽しい家族旅行のスタートってこんなものなのだろうか。

俺のぼやきを聞いた母がいきなり激怒。

「何でどうにもならないことを言うの!」

小言スタート。

聞き流す俺。


15分ほどでタクシーが到着。

関空行きのバス乗り場へ向かう。

タクシーが到着すると同時にバスが出発の時間が迫っていることが判明。

母「間に合いますかね?」

運「・・ちょっと難しいですねぇ・・」

俺「無理でしょ。次のバス乗ろうよ。」

するといきなり母がバスの運転手に待ってもらおうと言い出す。

そりゃ迷惑でしょアンタ。という俺とオヤジに

母「うるさいなぁ。少しはあんたらも行動しなさいよ!」

これが引き金となり、後々不幸な出来事が・・


結局バスに二分ほど待ってもらい、空港へ。

本を読み出そうとする俺とオヤジ。

するといきなり母が

「あんたらさぁ、ほんと自分達で何もしようとしないよね!」

とキレ出す。先ほどの事を引きずっているようだ。

バス中でしゃべるなとなだめるオヤジ。

だが、一度始まると止まらない。

怒れる母、無視して読書する親子。

家族旅行ってこんなもんなの?

空港へ到着。

ここでも揉めだす。

場所は関係なく、バスで荷物を受け取るとこでも、ロビーでも、行列で並んでいても。

全く気にしない母。

普段はクールなオヤジも頭に来たようだ。

母との口喧嘩はさらにヒートアップ。

周りの人の目はさらにクールダウン。

大人なんだから理不尽なことでも飲み込めよとなだめる俺。

子はかすがい。

なんとか揉め事はおさまったように見えた

が、

再び再開。

今度は泣き出す母。

旅行に行きたくないとも言いはじめる。

流石にコイツにつきあいきれなくなったので、

オヤジを残し、フラフラと散歩に出かける。

数十分後ほとぼりが冷めたようだ。

コレ以降は揉め事もなく、平和に飛行機へ。


ふぅ、疲れた。

ちなみに我が家は全ての家族旅行において、

行きの便と帰りの便で揉めるというジンクスがある。

ずっと前はハワイからの帰りの飛行機の中で

夫婦喧嘩を始め、

機内食のゼリーをオヤジに投げつけたつもりが、

前の席の罪無き少年に当たった。

という出来事が残っている。

さぁどうなる我が家の家族旅行。