私が受け持つクラスに、カップルの生徒がいまして、
そのカップル、かなりの和食好き
お家でたこ焼きとかお好み焼きとか作っちゃうカップルで、
日本にも2回行ったことがあるので、本場大阪でたこ焼き、お好み焼きも食べて、
本物の味も知っています。
そんな彼らが私に聞いてきた…
生 「シェコ先生、BENISHOGAはどこで買えますか?」
BENISHOGA…
紅生姜とな!?
食にこだわる彼らは、たこ焼き、お好み焼きを食べるのに、どうしても紅生姜がほしいらしいのです。
ツウだねぇ~。
フィレンツェにあるいくつかのアジアンマーケットにガリは売ってるんですけどね。
確かに紅生姜は見ないなぁ…。
だから正直に「どこで売ってるか、私も分かりません。」と言ったんですが…。
それ以来、私も、その生徒たちもアジアンマーケットに行くたびに紅生姜を探していました。
でも、やっぱり無い
彼らがネットで探したところ、ネットでは販売しているそうです。
ただし、ドイツから取り寄せることになるそうです
しかも業務用なのか1キロ。
生 「私たち、これを買おうと思うんですが、シェコ先生も買いますか?」
とある日メールが入りました。
さすがに1キロは多すぎる!毎日どんだけ紅生姜食べるんだ!?
でも、せっかくだから私もほしいし…
生徒と話し合った結果、彼らが1キロ買い、そのいくらかを分けてもらうことになりました。
もちろん、紅生姜の料金と総量も分けますよ。
彼らが言うには1キロ=7ユーロ+送料。
ま、ここで買うことを考えれば妥当な値段でしょうか。
と、いうわけで、紅生姜がもうすぐドイツから届くわけですが、
毎回毎回、紅生姜をわざわざドイツへ注文しないといけないものか?
日本よりは確かに近いけどね。
イタリアで、自分で、作れないものか?
と、ネットでいろいろ検索しました。
まず、紅生姜の材料。
新生姜と塩と梅酢。
塩はOKでしょ。
新生姜…普通の生姜なら普通のスーパーでも売ってるけど、新生姜は見たことないな…。
梅酢…こりゃないだろ~?
でも、とりあえずGoogle(イタリア版)で「UMEBOSHI(梅干) LIQUIDO(液体)」と入れて画像検索してみる。
そしたら…
出てきたー!
梅酢の画像が出てきたー!
どうやらイタリアでも売っているらしい。
しかもそのラベルを見ると、自然食品のスーパーNatura Sìによくおいてあるメーカーの物。
「こりゃ、Natura Sìに行ってみなくちゃ」と思って昨日行ってきました。
そして…
あった!
イタリア語名はACIDULATO DI UMEBOSHIでした。
一応、原料を見て確認。
原料は、梅干、しそ、塩となっていました。
生産地は日本。
うん、これは梅酢でしょ?
大きいボトルと小さいボトルがあったんですが、
今回は試しに小さいボトルを買いました。250ml。
これで3ユーロ。
家に帰ってさっそく開封。
少し舐めてみる。
うん、これは梅酢だ!
イタリア在住のみなさーん、イタリアでも梅酢は買えますよ~!
もう知ってた?
梅酢も買ったことだし、紅生姜作りにチャレンジ!
でも、残念ながら新生姜ではなく普通の生姜で
きっと繊維が多くて、紅生姜のシャキシャキした食感がないんだろうなぁ…。
ま、ここイタリアで贅沢は言っていられない!
まず、生姜の皮をむいて、千切りにして、塩をかけて混ぜます。
そこに重石を置いて数時間放置。
手でギューッっと生姜の水分をよく絞ってからざるに広げて乾かします。
完璧に乾かしたほうがいいんでしょうが、
待ちきれなかったので、私はそこそこ乾かし、
そこそこ乾いた生姜を瓶に詰めて、梅酢を生姜が浸るまで入れました。
こをれ5日間ほど置いておきます。
結果は…また数日後発表させていただきます。
ちなみに、紅生姜の作り方、いろいろな方のレシピを拝見して、
自分の都合のいいとこ取りをさせていただきました!!!
さぁ、これで使い物になる紅生姜ができるのか!?
紅生姜、無くてもいいけど、あるとやっぱり味のアクセントになって美味しいですよね♪
ドイツから取り寄せなくても、イタリアの自宅でできるようになれば言うことなし!
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