報道によれば、iPhone 4ユーザーが「持ち方によって電波の受信状態が悪くなる。」と報告していた件で、Appleがこの問題を認めた。


iPhone 4 は構造上、その側面の金属部分にアンテナが組み込まれており、この部分を覆うように持つと、電波感度が悪くなってしまう。


Appleの広報担当者は、この問題が実際に起きていることについては認めたが、重要視していないようだ。


どの携帯電話でも、アンテナの位置によっては、握るように持つと電波感度がいくらか弱くなる。すべての携帯電話においてそれは事実だ。」と広報担当者は語り、対策として「本体左側面の下の方を覆わないように持つか、別売りのケースを装着する。」ということを挙げている。



また、「iPhone 4 のディスプレイに黄色いシミや線が現れる。」との報告も寄せられていたが、「時間が経つとシミが消えた。」という報告もあるという。


この現象については、「Appleが急いでiPhone 4を出荷したため、組み立てに使った接着剤が乾いておらず、シミのように見えた。時間がたって接着剤が乾いたために、シミがなくなった。」という説が有力のようだ(←おいおい、何てアナログな不具合なんだあせる)。