2007年12月28日 15時35分39秒

長門発売日決定記念。浅井×安藝×MAX渡辺対談その4

テーマ:ブログ

こんにちは、figma雑務担当の金子です。


いよいよ今年もあとわずか、なんだかんだでこの時期は非常にあわただしくなりますねー。
特に製造チームには年明け発売の超勇者ハルヒ、長門有希の調整の為、年末にも関わらず国を跨いで走り回っていただいております。
そのおかげもあってサンプル、かなり良いものが上がってきております。
皆さん楽しみにお待ちください~。


さて長門有希発売記念figma座談会ですが今回で遂に最終回。
結果的には全4回を通して結構なボリュームの文章になってしまいました。
ではお楽しみくださいー。



安藝: 発売は2月14日バレンタインデー!!覚えやすくていいかな~と。

Max: 安藝の発案ですよ。あざといというかなんというか(苦笑)

浅井: 僕は製造的に2月の末、ワンフェスぎりぎりになるかなと思っていたので、バレンタインってのを見たときは「あっ、間に合うのか」って。

安藝: 2月末っていうのは、来年は無いんですよ。2008年の中国の旧正月は2月頭から中旬なんです。その前に全部作っちゃおうというわけです。2月上旬の日本到着なんですよね。当面月1体リリースの予定で春先、夏前くらいから月に2,3体ずつリリース出来そうですね。

浅井: そのペースで行きたいですね。

安藝: はい、いけます(笑)

浅井: 造形チームも、作業しながら徐々に慣れて来て、最適化が出来つつあるので、制作スピードも上がってますしね。figmaは人型に特化する前提で関節を作っていますから、根本的な構造には一定の幅があるんですが、余裕が出来つつある分、関節の隠し方や、今まで出来たパターン以外の運用法と言うか、飽きないギミックなんかを試してみてます。
以前電撃HMさんのインタビューでも話した事がありますが、安心できる安定感というか、スタンダードさと、新鮮さを兼ねた展開が出来たらと思います……のでみなさん、よろしくおねがいします(笑)。売れないと続けられないギリギリの線でやってますので。


安藝: 数量の方もですね、全力で生産するのでお求めやすい状態になると思います。

浅井: そうですね、さすがに現状ではバンダイさんや海洋堂さんの生産力にはおよびませんが。

安藝: シリーズ立ち上がりの時期には十分じゃないかもしれませんが、市場が望んでくれる数まで生産しますのでご安心ください。


浅井: 話は変わりますけど、figmaはベース(台座)がいいですよ、ベースが!

安藝: あ、ベースいいですね!

浅井: ベースに関しては、過去自分が遊んだ物の中でもかなりの好印象。小さいベースですけど、このサイズ、重量用としては一番使いやすいかも。これは僕が関わった物も含めてですよ。うん、一番と言ってしまおう(笑)

Max: マジですか!?

浅井: マジで。だって僕、×××の撮影、figmaのベース使ってやってましたから。

全員: え~?!(笑)

Max: それは道義上どうかと思いますよ(笑)

浅井: いや合成用とかウェブとかのやつですよ、パッケージや雑誌用は流石に無理です(笑)



figmaベース。三軸の可動でかなり自由に遊べます。ネジでトルクを出してますので、お客様がお好みで渋み調整可能です。

安藝: あとお客さんが気にしてるのはたぶん関節でしょう。絶対気にしてくださっていると思う。

浅井: でしょうね。

安藝: これはね、ずいぶん安定したものになりましたね、結果的には。

浅井: まだ、何万個って数をつくってテストしてるわけではないのでアレなんですけど、おそらく今の感じならバラつきの少ない関節になりそうですね。

安藝: たぶん大丈夫(笑)

Max: たぶんかよ(苦笑)

安藝: 今まで未発表でしたが、このfigmaの関節は、設計も生産も「MADE IN JAPAN」なんです。
当然コストかかりますが、どうしても失敗出来ない部分ですから日本の匠の力を借りました。将来的には海外生産に移ると思いますが、この関節を設計・生産していくにあたってのポイントは把握出来たと思います。おかげでひとまず納得の出来るものになっていますね。


浅井: 「ありえないほどのトルク!」とか「過去見たことが無いほどの滑らかさ!」とか、そういった分かりやすい謳い文句を付けられるような要素では無いんですが、figmaの関節は【非常にガッカリしない関節】に出来たかと。

Max: そのキャッチコピーいただきっ!!『フィグマ、ガッカリしない関節』!!(笑)

浅井: それだと関節だけが売りになってるような(笑)

Max: でもそのガッカリしないってのは可動フィギュアとしてはキモだからねぇ♪

浅井: これでがっかりされたら、もうネタにもならないガッカリですよ(笑)


安藝: 今週は関節ウィークだったんですよ、先週、今週かな。実際の調色の現場いって色合わせて、成型のチェックして、量産品の確認して・・・
今ぼくの仕事半分くらいフィグマですからね。もっとか・・・

浅井: 僕も同じです、立ち上げ時期って事もありますけど、仕事時間の半分以上figmaです。増える一方ですね。

安藝: 色々かかっていますからね。がんばらないと(笑) てか、これが当たってくれないと業界やばいなと思うし。

Max: はい、ホントマジっすよ。


安藝: 今くらい追い込まれた状況(※製造に対しての社会情勢を指す)でもまだ、これぐらいの物は出来る底力を持った業界じゃないとダメだと思ってやってます。
やる以上は、勿論売れてほしい、勝ちたいって思ってもいますけど、それ以上に、これぐらいの物がこの水準の価格で出来ないと、ホビーユーザーの分母なんか広がりようがないとも思いますし。

Max: そうだよね、そういう実感あるよね。価格と価値とのバランスというかね。

安藝: 確かにそうですね。 他の仕事をやって来た中でもやっぱりホビーの仕事は怖いですよ。あの微に入り細に入りっていう(笑)

浅井: 傷一個あれば不良品ですからね。

安藝: お客さんの要望のレベルがすっごく高い。

浅井: 高いですね。しかも、日に日に厳しくなっていきますし。

安藝: そうそう。手に触れられる物だって事ですよねきっと。音楽とか映像とかだったら見過ごしてしまうようなミスとかちょっとした抜けも、実際手に触れられる立体物ってなると、やっぱりそこに凄くフォーカスされるじゃないですか。かといって細かく作ったら売れるわけでもないっていう。
やっぱりインプレッシブなもので無いと手に取ってくれないどころか振り向いてもくれない。インプレッシブな部分と細かなディテールの両立をしないと相手にしてくれないっていう怖さがありますよね。

浅井: そうですね。一点だけ良い物を出すことは、それほど難しくない。でもそれを、当たり前のように毎度毎度出し続けてやっと評価というか、信頼が出来ると思うので。

安藝: 継続は大事ですよねー。続けることっていうのはパワーいりますよね、うん。その集大成にフィグマをしたいっすね。

Max: 僕らの、っていうよりホビーの底力が試されるシリーズだよね。
石油高騰に端を発する材料の高騰、中国の国策に絡み厳しさを増す中国製造など、逆風は吹き荒れているけれど、僕らが作りたい、ユーザーが欲しい商品をいかにして作るか、まさに正念場だね。




AD
いいね!した人  |  リブログ(0)

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。