どうも!じゃーまねです。

福島の回顧録は最終回間近。
最後の難関は、
やっぱりチェンバロ問題なのでした(´・ω・`)

福島の音楽堂は、ピアノのほかに壮大なパイプオルガンとポジティブオルガン、そるとチェンバロを所持している稀有な大ホールです。

声楽アンサンブルコンテストではこれらの楽器が共演の場合、会場の楽器をお借りできる、……筈でした。去年までは。

ところが、今回の大会概要には借用楽器の選択肢にきれいにチェンバロだけが表記されてなかったんです。
申し込みにあたり、この事実に気がつきまして、急遽運営に確認したところ、
大会に利用すると、酷使され過ぎてチェンバロの弦が大変傷んでしまうため、会場側からNG がでて、今年から利用できなくなったとのこと((((;゜Д゜)))

え?去年までダイジョブだったのに?
よりによって今回から?((((;゜Д゜)))

そこで、緊急みどりまめ会議(笑)が行われました。
どうする?またチェンバロレンタルする?
いや無理でしょ!経済的に(  ;∀;)
……的な(´・ω・`)

結果、困ったときのチェンバリストさまさま(^-^;
ダメもとで、
……あのう……この曲、ポジティブオルガンでもできますかね……?
大変失礼なのを承知の上で、ご相談してみましたところ、ポジティブオルガン、持ってますから、1度合わせてみましょう!と……
神かとおもった(  ;∀;)

じゃーまねは行けなかったのですが、
歌い手おふたりがチェンバリストさまのお宅へお邪魔して、ポジティブオルガンと合わせを行い。

今回はポジティブオルガンで参加しましょう、と変更を決定したのでした。

尚、ポジティブオルガン(positive organ)とは小型のパイプオルガンです。
バロック時代には主に通奏低音に利用されていました。
小型のオルガンで据え置き型のものはポジティブオルガン、可搬型のものはポルタティフオルガン(Portative organ)とか言うみたいです。
小さな箱の中にパイプが入っていたり、小型だけど、パイプが外にでてる場合もあって、小規模ですが、パイプオルガンと同じようにストップがあったりします。

……かくて同じ楽曲で、チェンバロとポジティブオルガンと、二つの演奏パターンを経験することができる、ことになりました。
チェンバリストさまにひたすら感謝!
なのでした!



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