この間のk-1大会。

非常に楽しめた大会でした。

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僕はどうしても、思い入れある選手ばかりを中心に見てしまうんですが、1人残念だな、と思った選手がいます。

彼は5年前、まだkrushでのデビュー前に、他の選手から紹介してもらい、1カ月のタイ修行をお世話したことがありました。

その頃まだ新人選手でしたが、とにかく蹴り技のキレがすごくて、数年前に同じジムに紹介した、今をときめく某選手の新人時代より凄いかも?とまで思いました。

非常に真面目な人で、ずっと強くなることばかり考えてるようなタイプで、タイ人選手よりもよく練習してました。

ただ、わりと神経質なタイプなのか、練習の時のキレキレな動きは、試合では全然出ないようで、今イチ実力の割にはピリッとしない感じで、本人もその辺はわかってるようでした。

タイ修行を終えた後、ジム移籍などもあり、krushを主戦場にし始め、彼とは反対に練習以上の動きを試合で見せてしまう前出の今をときめく某選手と対戦したり、勝ったり負けたりを繰り返す中で、試合の中でも練習の時のような動きが出来るようになった、と自分で言っていましたし、実際そうだと思いましたが、でも今イチ突き抜けられない感じで、非常に残念です。

今回の試合もそうなんですが、負けパターンは大体決まっています。

身上とするリングを丸く使える足と、絶妙の距離感、そして誰よりも速い速射砲の左右ミドルを使いこなさず、パンチ、前蹴り、膝で捌ききれず、詰められて押され負けてしまうケースです。

色々ジムの指導者の方々、団体側にも倒せ倒せ言われてるのかもはしれませんが、彼は10年以上前に、鮮烈に日本に登場した、あの初期のブアカーオ選手の動きを再現出来る、限られた選ばれた選手だと思うのですが、、、

ただ、そのブアカーオ選手も、蹴り中心のあの速い動きが出来たのは登場2年目までで、年齢的に難しいのかもしれませんが、、、

ただ、もし彼の指導者の方々や団体側が、彼にパンチでのKOを求めてるとしたら、それは絶対に違うと思います。

そんなことが出来る選手はいくらでもいますが、『2004年のブアカーオ選手』の動きが出来るのはこの選手くらいしかk-1ではいないと思うし、他に同じスタイルの選手がいない中、ものすごく輝いて見えると思うのですが・・・
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