27日午前8時30分頃、大阪府高槻市のJR東海道線摂津富田駅付近を走行していた普通電車の運転士が線路に人が入っているのを発見したため、後続列車などを緊急停止させる防護無線のボタンを押した。

 安全確認後、運転を再開したが、約10キロ南東の大阪府枚方市を走る片町線の複数の電車も防護無線を受信して停車した。このため、尼崎発京田辺行き普通電車が駅間に約20分間停車、5本が運休するなど約1万300人に影響した。

 JR西日本によると、防護無線は通常、放射状に半径約1キロの範囲で伝わる。ところが、電波を反射する特殊な気象状況が上空に局地的に発生したため、想定以上の場所にまで電波が伝わったとみられる。

 周辺に大きな障害物がない場合にも防護無線が遠方に届くといい、神戸方面を走る東海道線の列車が作動させた防護無線が大阪湾を飛び越え、無関係な大阪府南部を走る阪和線の列車に伝わるケースもあるという。

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