今日は青山学院大学での練習でした。レスリング場に入ると大学生の練習が行われていました。T大学との総合対抗戦のようで、レスリングだけではなく様々なクラブが試合や練習で交流を図っていました。素晴らしい!


T大学の監督が駆け寄って下さいました。



「本多くんだよね!久しぶり!」



一瞬躊躇うも確認!



「本多くんが小学6年の頃、木口道場で良くスパーリングしたね!勝つまでスパーリングを辞めなかったね。フィギュアフォークラブで頑張っているね!」



感動しました。かれこれ20年前の事です。その頃から覚えて下さり、今に至るまで見守ってくださっていたなんて…。


「お父さん元気?」


「子ども、レスリングやらせているんだってね!」


など、恥ずかしくなるような(笑)、会話が続きました。


幼少期の私を知っている方は、必ず父親の事を聞いてきます。なぜか…、それだけ厳しい印象が回りにもあったからだと思います(笑)。かなり厳しく、練習中に何度も怒られ、泣きながら練習していました。父親に泣かされ、木口先生(当時、コンバットレスリング開発中のため実験台に)に泣かされ(笑)…の繰り返し。いまでは父親にも木口先生にも深く感謝しています。


方法論はどうであれ、自分の感情を「泣くこと」で全てさらけだす事は大切なことだと思います。結果はどうであれ、無我夢中で取り組み、そこから得るものは沢山ありました。20年たち、当時から私を応援して下さった方がいるなんて、本当に嬉しい限りです。


こういった繋がりも、直接肌で感じ、身体も魂もぶつかり合うレスリングだからこそだと思いました。レスリングやっていて良かったことが、また1つ増えました。