2016年内に「師走の京都」を書き上げるつもりでしたがやっぱり無理
でした…12/15の建仁寺さん参詣記は年明けのUPになってしまう
。今回の石峰寺さん(ウィキペディアならこちら)の参詣記が2016年
の〆に記事となりますが、拙い記事を読んでくださる皆様、良いお年を
お迎えください。
石峰寺さんに伊藤若冲のお墓があることは以前新聞で読んで知って
いたのですが、今回の京都旅行では伏見区まで足を延ばせないと
思っていました。(当初は日帰りのつもりだったので) 1泊旅行となり
2日目の午後に参詣できそうとなって、それなら近くの伏見稲荷さんと
併せて参詣しようと計画。結局この計画は果たされなかった(伏見
稲荷さんの参詣ができなかった)のですが、石峰寺さんはなんとか
参詣できた…
石峰寺さんは黄檗宗のお寺さんです。ウィキ「黄檗宗」には“臨済宗、
曹洞宗が日本風に姿を変えた現在でも、黄檗宗は明朝風様式を
伝えている。”と記されていますが、☝の写真で見てもそれがわかる…
〝火打石〟は好きですね、明朝風様式。
☝「五百羅漢の写真撮影とスケッチは禁止しております」 “当寺の
五百羅漢は若冲が磊落な筆法を用いて下絵を描き、石工に彫らせ
たものです。”とお寺さんからいただいたパンフレットにあります。
☝若冲のお墓です。
お寺の裏山に五百羅漢の石像があります。
『澁澤龍彦の古寺巡礼』に、澁澤が石峰寺さんの五百羅漢を愛でた
ことが記されています。
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今回の参詣は、直前に発覚した【悲報】のせいで心乱れた状態での
参詣となってしまった…。(【悲報】についてはこちらを参照なさって
くださいm(_ _ )m) 己の我儘ゆえに五百羅漢の石像を心静かに拝観
できなかったことは今でも悔やまれます。この後に参詣するはず
だった伏見稲荷さんもその我儘故に参詣できず、この日はもう散々な
成り行きに。今年最後の記事がこんな猛省の記事となってしまい
ました。来年はこんな恥ずかしいことを記さずに済むように。
宝蔵寺さんの御朱印はこちら☟(*^▽^*)
【悲報】に精神の安定を奪われた石峰寺さん参詣となってしまいました
が、それでも“明朝風”の静かなお寺さんを参詣できたことはとても
嬉しい…若冲のお墓に掌を合わせられたことも嬉しかった。
年明けに「師走の京都」の続きをUPすることになりますが、とりあえず
今回の記事で12/3と4日の旅行記は〆させていただきますね(;^_^A。
来年もまたよろしくお願い申し上げますm(_ _ )m。