両替

テーマ:

会社の金庫番も任されている私。

今日、お客様から
「すみませんが、コレ、千円札に崩してもらえませんか?」
と、万円券を二枚差し出された。

レジには釣銭用にと、千円券・五千円券共に四万円分くらいは用意しているのだが・・・。

このお客様、実は来社される度に両替して帰られるのだ。


我社は銀行やないで!(怒)
両替くらい、近くの銀行でして来いや!(怒)

コンビニで崩したらえぇやんか!(怒)

と内心思いつつ、毎回笑顔で応対していた。

だが今日は、朝のうちに釣銭として出ていたので、レジの残数が少なかったのだ。
(と云っても、普段なら何とか持ちこたえられるかな?位の枚数)
少し渋っていると、やり取りを見ていた社長が、
「俺、沢山千円札有るから、後で替えてあげるで」
とおっしゃる。
ならば。
と云う事で、お客様の万円券二枚をレジの千円券二十枚で両替。

お客様が帰られて、暫くしてから
「社長。では両替して下さい」
と万円券を差し出すと、
「ん?今日はないで。明後日や」
「はぁ!?」

社長~~~。
今日!今!レジに無いんですけど~~~(涙)。
「え?あぁそっか。スマン、スマン」

社長・・・おとぼけ過ぎっす。


結局、昼休みを削って銀行へと両替に走った私であった(T-T)



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またしても、通勤本には不向きな一冊なのだが・・・。

何故「不向き」なのかと云うと、
ハードカヴァーだからである。
満員電車で読むには邪魔な大きさ。
片手で持つには重い。
内容も重い・・・。
朝から読んでいると、
仕事中でも、ふとした事で考え込んでしまいそうになる。

だが、しかし。
敢て紹介したい。

奥野 修司
心にナイフをしのばせて



1969年春。
神奈川県の私立高校で、事件は起きた。
生徒が、肩に傷を負って校内に駆け込んできた。
「裏山で、知らない男達に突然襲われた!」
「加賀美君がやられている!」
現場に駆けつけた教師達が見た光景は・・・。

凄惨な遺体。
「知らない男達に襲われた」
と云っていた少年の証言は嘘だった。
同級生を殺害した真犯人は
第一報をもたらした生徒(少年A)だった。

本作は、被害者家族の立場を克明に浮き彫りにしている。

容赦ないマスコミや周囲の好奇な視線。
被害者が受けた深い傷に対するフォローがなされない現実。

法(少年法)は
加害者を守る事(更正させ、社会復帰させる事)には手厚い保護を行うが、
被害者に対しては無関心だ。

読み進めていくうちに、
以前にもチラッと紹介した 本を思い出した。
中嶋 博行
罪と罰、だが償いはどこに?
である。

30年近く経っても癒されない被害者家族の心の傷。
被害者家族に対して一言の謝罪の言葉すら発しようとしない加害者(少年A)。

事件を切っ掛けに「家族崩壊」寸前にまで追いやられ、
未だ苦しむ被害者家族。
少年法に守られ、前科も付かず、今や弁護士として地元の名士となっていた加害者(少年A)。

何か間違っていないか?
何か変じゃないか?

違和感を感じるのは私だけか?

いぃや。
著者を始め、およそ本作を読んだ人達の多くが感じた筈だ。

被害者の母は云う。
被害者の妹は云う。
「少年Aを恨んだ事は無い」
と。

恨む事=事件を思い出す事

受けた傷によって壊れかけた心を取り戻す事で精一杯だった。
事件によって壊れかけた家族の絆をつなぎ止める事で精一杯だった。

犯人に対する一切の思いを心の奥底に封じ込める事で、
やっとの思いで、私達は生きてきたのだ。
と。


映画『太陽の傷』 では、
被害者が加害者に対し、恨みを晴らした(と思う)。
だが、そんな事は現実ではまずあり得ない事だと思う。

打ち拉がれた犯罪被害者達の多くは、
加賀美家の様に、心に傷を負ったまま、その人生をそっと生きているのだろう。

これが現実。



今、少年法の改正が議論されつつあるようだ。
だが、それは全く持って被害者の立場に立っていない。
司法はあくまでも「犯罪者(少年)の更生」を謳うのか?
私達国民の血税を「更正の為の費用」に費やすのか?

犯罪者の更正
よりも
犯罪被害者のケア
に重点を置くべきだと思うのは間違っているだろうか?

著者が最後に述べている。
犯罪者が「更正」したと云えるのは、
犯罪被害者が、その加害者を「許した時」だと。
逆に言えば、
加害者が、その被害者から「許しを得た時」ではないのか?
と。



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ビタミン・ムービー

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たまには、映画でも観て、元気を貰おうよ!

って訳ではないのだが、
2日連続して映画を観る機会を得た。

先ずは3日。
『太陽の傷』
これはねぇの部屋 で紹介した作品。

続いて4日。
実は試写会に行って来たのだ。
第九のレッスン後で、ちょいとキツかったのだが、
折角、招待券が当たったので行ってきた。
『プラダを着た悪魔』

ジャーナリストを目指してNYへとやってきたアンディ(アン・ハサウェイ)。
お洒落に興味のない彼女が手にした仕事は

世界中の女の子が憧れる一流ファッション誌「RUNWAY」のカリスマ編集長ミランダ(メリル・ストリープ)のアシスタント!

プラダを着た悪魔


詳しい話は(公開前なので)書かないが、

仕事に悩み
恋に悩み
見失いかけていた「自分」を取り戻し、
本当にやりたかった仕事を見付ける。
そんな、仕事を持つ女性なら誰もが持つであろう悩みと成長を描いた作品である。

劇中、はっとするセリフが随所に出てくる。
毎日の業務に流され、忘れかけていた「仕事」の本分(?)を思い出させてくれる。

「私は、このまま、この仕事を続けていて良いのか?」
と云う自問自答を、気付けば繰り返している私である。

時には悩み、
時には落ち込む事もある私だが、
この作品を観ると
「頑張ろう!」
と云う気が起きてきたから不思議だ。

キャリアウーマンの悩みは世界共通なんやなぁ・・・
とも思った。

主婦も含め、仕事を持つ全ての女性に観て頂きたい作品。
仕事や恋に悩んでいる女性達に、ヒント(ビタミン)を与えてくれるだろう。




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