前川孝雄の"はたらく論"

「人が育つ現場づくり」の専門家集団(株)FeelWorks代表取締役の前川孝雄が、この国の人材育成・キャリア支援をあるべき方向に持っていく処方箋を書き綴ります。


テーマ:

ウーマン・オブ・ザ・イヤーを立ち上げられた

元日経WOMAN編集長で日経新聞編集委員でも

いらっしゃった野村浩子さん。


今春、大学教育の世界に転じられ、

二冊目のご著書を上梓されたとのご案内をいただき、

早速拝読しました。

定年が見えてきた女性たちへ―自由に生きる「リ・スタート力」のヒント/WAVE出版
*************************
・自分らしく自由に生きるために
 「リ・スタート力」をいかに磨けばいいのか


・「女性は30歳定年だったから」


・「女子結婚退職制度」



・『日本の雇用と労働法』(濱口桂一郎)


 女性若年定年制は1930年代に始まったという。

 第一次世界大戦後に「職業婦人」が増えるものの、

 結婚までの短期就労に変わりはない。

 そこで「『婚期を逸することのないよう』

 わざわざ女性の定年を25歳や30歳に

 引き継げる企業が続出しました」


・1981年の「日産自動車事件」

 「男子60歳、女子55歳定年」

 (1972年度まで男性55歳、女性50歳)が

 最高裁で無効とされた



・企業で定年を迎える女性は、

 85年には約4万人だったが、

 その10年後には8万人弱とほぼ倍増、

 その後は10万人弱で推移し2012年は約10万人


・「202030」


・2013年時点で、企業で課長以上の役職に

 就く女性管理職比率は約1割



・男性の賃金ピークは50代前半だが、

 女性の賃金ピークは40代前半

 (厚生労働省2012年「賃金構造基本調査」)


・1987年、1992年の総務省「就業構造基本調査」には

 「管理的職業」に就く女性で「定年など」

 (定年や雇用契約終了など)で

 前職を辞めた人は「ゼロ」


・1997年の同調査では、

 同じ項目に「2000人」という数字が現れる



・「50代は六重苦だったわね」


 昇進頭打ち、親の介護、

 バブル期に買った自宅の住宅ローン

 子どもの反抗期、自らの更年期障害、夫の病気



・2013年7月に総務省が発表した

 「就業構造基本調査」によると、

 現在、働きながら介護をしている人は290万人


・渥美由喜氏の試算

 50代の働く女性で介護を担う人の割合は

 14.2パーセント



・中小企業の場合は

 制度よりも職場の風土に大きく左右される


・佳代さんの場合は、

 経営者の理解があり

 勤務先の業績が好調だったことも幸いした



・管理職にならないまま、一般事務職として

 定年を迎えた人は、おしなべて「名フォロワー」


・「降りていく生き方」



・50代、「動」から「静」へ移る年代


・ダニエル・レビンソン『人生の四季』


 0~22歳の「児童期・青年期」

 45歳までの「成人前期」

 65歳までの「中年期」

 その後の「老年期」



・仕事を始めてから基盤を築くまでを「春」、


 組織の中核でリーダーシップを発揮しながら

 成果を上げる時期を「夏」、


 後輩に活躍の中心舞台を譲りながら

 熟練の技と知識を生かして

 後方支援に回る時期を「秋」、


 現役を退いたのちの「冬」となると、

 報酬は関係なく自分のやりたいこと、

 社会に貢献できる役割を模索することになる


・会社を卒業した後は何をするのか。

 自分は何をしたいのか



・「絶対的な強みをつくろう」



・「年老いた親が経済的に自立していれば、

 子どもわ自由にしてあげられる」



・「標準家庭の平均年金受給額は、月約22万3000円」

 (厚生労働省「2009年度財政検証結果」)


 「標準世帯」とは会社員と専業主婦



・厚生年金に入っている独身会社員の場合、

 年金の平均受給額は男性で月15万7000円、

 女性で月12万2000円、


 独立自営業の場合は、

 国民年金を満額もらえる場合でも

 月約6万4000円



・90歳時点の生存率は女性は45%



・「貧乏だけど、人のことはうらやまない。

 だってお金を稼いでいる人は努力している

 わけでしょう。自分が努力もしないのに、

 人をうらやむなんて下品なこと」



・厚生労働省の2012年「賃金構造基本調査」によると、

 非正規で働く女性の平均賃金は174.8万円


 ピーク時の30代前半でも185.9万円




・「細く」ても「長く」働く



・人それぞれの「母娘物語」がある



・「親と未婚の子のみの世帯」も増えている。

 1989年の11.7パーセントから

 2012年には19.6パーセントへとほぼ倍増



・自身のケアを放棄してしまう

 「セルフネグレクト」



・世代を問わず娘の背後に

 「おんぶおばけ」のようにおおいかぶさる母親はいる



・「生涯未婚率」(50歳時点での未婚率)は

 1970年代から上がり続け、

 2010年には男性20.14パーセントね

 女性は10.61パーセント



・いまからこつこと定年までに基盤を築きながら、

 「夢中になれること」の種まきをしておきたい。

 種まきのコツは「人の役に立つこと」「教えられること」

 「表現したいこと」



・おひとりさまの老後といえば

 「ヒト、家、おカネ」が3大不安



・聖路加病院の日野原重明さんが立ち上げた 

 「新老人の会」では、

 65歳から74歳までは「ジュニア会員」、

 75歳以上になりようやく「シニア会員」



・もしも健康ならば70歳くらいまで働くと

 覚悟を決めてしまったほうがすっきりする。

 少なくとも70歳までは貯蓄切り崩しをしなくてもすむだけの

 収入を得ることを目標としてはどうだろう



・現在は高齢者ひとりを生産年齢人口の2.6人

 が支えているが、10年後には2人を切る見込みで

 「騎馬戦」から「肩車」になる



・60歳をすぎてもできる仕事、

 だからこそできる仕事とは何か。

 会社任せにせず、

 自分自身でも50歳を迎えるあたりから、

 キャリアの棚卸しをしながら考え始めたい


・還暦女子会


・ひとつの会社で60歳、65歳と

 イキイキと働き続けたいなら、

 これまでの終身雇用・年功型賃金のもとで

 働く発想を切り替える必要があるだろう



・「40歳定年」といった荒唐無稽な策を

 打ち出すまでもなく、やるべきことはあるはずだ


・アメリカでは年齢差別禁止法で

 40歳以上の定年は禁止されている



・シニア社員が活躍できる環境をつくるために

 まず必要なのは「40歳定年」ではなく、

 年功賃金の見直しだろう


・これからは年功賃金がさらに崩れて、

 年齢とともに上がる賃金カーブが

 ますますフラットになるだろう。

 これは超高齢化社会を迎えるなか、

 みなが安心して長く働きつづけるためには

 避けられない変化である



・中高年社員の「能力」「地位」と「賃金」の

 バランスがとれているなら、なにも定年によって

 「強制排出」する必要はない。


 給料「もらいすぎ」が解消されれば、

 安心して長く働けることになる



・年功賃金を見直すことは、

 「男性型モデル」からの脱却ともいえる



・「変わる勇気」「捨てる勇気」


*************************


野村さんとは私たちFeelWorksが運営していた

キャリアナビゲーターズゼミの卒業発表会に

取材等にお越しいただいたことがご縁で知り合えました。



■伝説の「キャリアナビゲーターズゼミ」とは?

http://www.feelworks.jp/seminars.html



■0期生、感動の卒業発表会(2009年)

http://ameblo.jp/feelworks-maekawa/entry-10346631236.html



■1期生、意識の高い大人たちの卒業発表会(2010年)

http://ameblo.jp/feelworks-maekawa/entry-10489016059.html



■2期生、震災を乗り越えた卒業発表会(2011年)

http://ameblo.jp/feelworks-maekawa/entry-10843887587.html




その際にも感じたのは

目の前の変化に対するあたたかい眼差しと

現実的な進む方向を見据える鋭い眼差し。


次の世代を育て、道を譲り、

自分は次の未来の可能性を模索すること。


定年を見据える

雇用機会均等法第一世代の女性たちへの

セカンドキャリアの考え方が

とても明確に示唆されていると感じました。


ただ、野村さんが取材された

先人女性の皆さんが口を揃えられる

「降りていく生き方」という視点には

少し反論したい気持ちにもなりました。


定年後ももう一度「登っていく生き方」

を目指すくらいのポジティブな中高年が

増えてほしいと強く思います。



それが、結果として、

次の時代の若者たちが進む

羅針盤にもなるはずです。




****************************************

ドラマで学ぶ「働く人のルール」講座

 公開セミナー型研修





■対象

・新入社員
・若手社員
・働くリアルを学びたい大学生の方





■開催日時

【1日講座】
・2014年 5月18日(日)10:00~17:30 <申し込み締切>
・2014年 5月20日(火)10:00~17:30 <申し込み締切>
・2014年 6月18日(水)10:00~17:30 <申し込み締切>
・2014年 6月19日(木)10:00~17:30 <申し込み締切>
・2014年 7月 8日(火)10:00~17:30
・2014年 7月 9日(水)10:00~17:30
・2014年10月 15日(水)10:00~17:30
・2014年10月 16日(木)10:00~17:30
【2日講座】
・2014年 5月20日(火) 5月21日(水)10:00~17:30 <申し込み締切>
・2014年 6月18日(水) 6月19日(木)10:00~17:30 <申し込み締切>
・2014年 7月 8日(火) 7月 9日(水)10:00~17:30
・2014年10月 15日(水)10月 16日(木)10:00~17:30


■教材

・書籍「あたりまえだけどなかなかわからない働く人のルール」
・研修テキスト


■講師

㈱FeelWorks 講師陣

若者のキャリア支援はもちろん、

上司へのマネジメントやコーチング研修を行う

経験豊富な講師が「若者」「先輩・上司」

双方の視点を解説しながら研修を実施いたします。


■受講料

【1日講座】 3万円
【2日講座】 5万5000円
※先着順:定員になり次第締め切り

※定員に達しなかった場合、
中止することもございます。ご了承ください。


          ▽    ▽    ▽

■詳細およびお申込みページ■


****************************************




********************************************************

30代はアニキ力: 後輩を育て、上司を動かす (平凡社新書 716)/平凡社

¥798
Amazon.co.jp

仕事の基本 結果を出す人の「報・連・相」/日本能率協会マネジメントセンター

¥1,365

Amazon.co.jp


苦手な人ほど上手にできる 女性の部下の活かし方 (メディアファクトリー新書)/メディアファクトリー

¥777
Amazon.co.jp

あたりまえだけどなかなかわからない 働く人のルール (アスカビジネス)/明日香出版社

¥1,365

Amazon.co.jp



()FeelWorksの活動は、以下でもチェックくださいね
◆FeelWorksのホームページ


AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

前川孝雄@FeelWorks代表取締役さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。