経験20年の臨床心理士が教える
起業で行動できるマインドセット

自信構築の専門家
日高潤子です。

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こんばんは。

 

 


先日の記事にも書きましたように

10月1日発売の雑誌

「Domani」11月号
取材協力をさせていただきました。

 

 

「アドラー心理学から

セロトニンレシピまで

不寛容社会に効く

『優しい心の処方箋』」

 

という特集で、

 

6人の専門家の一人として

コメントを寄せています。

 

 

それぞれの専門家の方が

より優しくなれる具体的な方法を

アドバイスされている中

 

私も、以下のような内容を

お伝えしました。

 

 

「優しくなろう」という努力は

自分が「優しくない」という前提に

よるものですが

 

人は本来、みな優しいのです。

 

 

でも、現実に、

人に優しくできていないとしたら。。。

 

それは、人に対して優しくない以前に、

まず、自分に対して優しくないから。

 

 

本来の優しさをまっすぐに

表すことを妨げているのは

 

自分を否定しているから。

否定的な自己イメージをもっているから。

 

 

私はダメだ、と自分を責める。

 

人に認めてもらうために

もっともっと、と頑張る。

 

 

そんなプレッシャーや

自分を責めたり否定したリする

思いがあると

 

無意識のうちに

その思いは人に投影されます。

 

 

私はこんなに頑張って

ちゃんと努力しているのに!

という思いがあると

 

怠けている人に腹が立つ。

 

 

私はつらくても前向きに

乗り越えようとしているのに!

と思っていると

 

人に甘えて優しくしてもらっている人が

がまんならない。

 

 

私のことなんてだれも気にかけてくれない

と、寂しく思っていると

 

よいことをしたり

きれいだったり

活躍したりして

注目され、賞賛されている人を見たとき

面白くない。

 

 

 

 

 

こんな状態を変えて

 

人に優しくしたいなら

 

 

まずは

 

「~べき」という思いや

「~してはいけない」という思いで

 

自分をしばるのをやめましょう。

 

 

人には優しくすべき。

人に甘えず、自分でがんばるべき。

まじめにやるべき。

まわりの空気を読むべき。

 

そんな思いで自分をしばるのをやめる。

 

 

人と自分を比べること

比べて自分にダメ出しすることを

やめる。

 

 

そして

自分がほんとうにしたいことをする。

自分が楽しいことをする。

自分を幸せにする。

 

 

それができていると

必ず、人にも優しくなります。

 

 

 

何かを努力したから

優しくなれた

 

のではなく

 

 

~べき、とか、自分はダメとか

自分にくっついていた

よけいなものを

取り去ったから

 

 

もともとあった

優しさが表に現れるようになった。。。

 

 

 

人は本来、みな優しい。

 

とお伝えしたのは

こういうことでした。

 

 

あなたも、自分の中にある

「優しさ」を探してみませんか?

 

きっと見つかりますよ。