お久しぶりです。

更新してませんでしたね。


公式の情報が出ましたので、宣伝させてくださいませ。


十月からの秋アニメ、「バーナード嬢曰く。」の

構成・脚本をさせてもらいました。


脚本のお仕事はしてましたが

アニメ脚本は初めてございます。

誠心誠意、頑張らせてもらいました。


スタッフさんや出演声優さんもご紹介されておりますね。


「バーナード嬢曰く」は

読書家じゃないけど読書家ぶりたい町田さわ子さんと、

図書館に集まる人々のお話です。

思わず「あるある!」と膝を叩いてしまうような

共感を覚える読書あるあるが満載のお話です。


僕は主にさわ子さんにばかり共感しておりますが……。


この機会に、

原作の「バーナード嬢曰く。」もご覧になってみてはいかがでしょうか??


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暁のイーリスの事。

テーマ:

この坂本龍馬と飛脚のクマさんのお話の

暁のイーリスは一巻完結なので

早速まとめをば。


と、その前に、

今回、劇場にいらっしったお客様にもよく聞かれたのですが、


「暁のイーリスを書店さんで、見つけられない!」


というのをよく耳にしました。


暁のイーリスは、ライトノベルコーナーにございます!


もっと言うと、

まんがコーナーの方にあります!


表紙が一般文芸棚にもありそうなので

そちらを探してみても

見つからない、というお話が多かったので

そんな時は書店員さんにお聞きしてもいいのかもしれません。


でも中々、書店員さんに声をかけるのは勇気がいりますよね。

自分も仕事の邪魔をしちゃいかんと

声をかけるのをためらう口なので……


そんな訳でして

歴史ものを普段読まない方にも、

または幕末好きの方にも読んでいただきたいのですが

どうやらそういう方々の目には触れていないご様子。


どうにか、そういったみなさまにも

目に触れてもらえるように

どうすべきかいろいろ考えております。


・・・…が、

あまり作家自信がどうこうできる物でもないのが実情。


そんなわけで


《急募》

みんなの目にふれ『暁のイーリス』をお届けする方法!


・・・・・・あつまるんかいな……

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さてこの作品は

有名な絵本のかわいそうな象が元となっております。


この絵本を私が初めて母から読んでもらったのは

二歳の頃でございます。

ただ、記憶としては三歳か四歳ころの記憶しか残っておりません。


その時、強く印象に残ったのは

この絵本を読んでくれる母が泣いていた事でありました。


ところがどっこい

私の方は泣くどころか憤りを感じていたのであります。

というのも、

「戦争で食糧難だし、空襲で猛獣が逃げ出したら大変だから殺処分して」

という役所の言い分に「もっともだ」と至極納得したからなんですね。


なのに飼育員はいつまでも像を殺処分しない。

この行動がたいへんわがままに思えたのであります。


折しもこの頃、わたくしの弟が二歳になっておりまして、

おじいちゃんに貰った消防車のおもちゃを

次男にねだられ、身を斬られるような思いで消防車を譲ったという

つらいエピソードがございました。


なので余計に飼育員に感情移入してしまったのでしょう。

「俺は大切な消防車を弟に譲っているのに、こいつらは危険な動物を殺さないでくれと

未だにわがままを言っている。なんて聞き分けのない子なのだろう」

という思いでいっぱいなのでした。


まあ、四歳くらいの子供なので

戦争の事もよくわかりませんし

人間以外の生き物はだいたい

害獣か害虫として扱う田畑ばかりの山村の生まれであったので

動物を愛玩するというイメージが薄かったのは否めません。


ただやはりこの時の母の涙は

どういうことなのだろう?

という疑問が長年にわたり続いておりました。


その疑問にようやく答えを出したのがニコニコさんが泣いた日だったのでございます。


動物も飼育員も大好きになれたら

この話はとてつもなくかなしいお話なのだと。


答えとしてはとても単純なものですね。

しかしこの答えに辿り着くのに

ひどく時間を擁してしまいました。

時間の掛かったあたりまえの答えですが

それだけ愛着のある作品ともなりました。


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さて、せっかくなので

あの話の裏話をいろいろ。


・神前結婚

攫われた八重が愛宕神社で若旦那と無理やり結婚させられそうになる、あれですが

実は神前結婚って江戸時代にはなかったんです。

明治、大正になってからの文化なんですが、

わかりやすさとかを考えると、

そこはフィクションしてもいいかなっと思い、あんな感じになっておりました。


・近藤勇と土方歳三

勝麟太郎を斬りに行くのに同行する二人。

千葉重太郎と坂本龍馬が勝麟太郎を斬りに行こうとした頃に

ちょうどの後の新選組となる浪士組の募集時期だったのですね。

なので、実はあれはけっこう史実には基づいていたりします。

龍馬に関しても、勝を斬りにいった逸話の時期よりもはやくに、

弟子入りしていたとか。

でも勝海舟の氷川清和で、彼は龍馬と重太郎が自分を斬りに来た、という

あの有名な話を語っているので、いろいろ含めてあの感じのコメディになりました。


ちなみに近藤さんは、新選組の隊士の前で

攘夷思想を語ってしまったりして、土方さんに止められる、というような

逸話も残っていたりします。

矛盾している事もけっこう口にしてしまうけれども、

それを周りに聞かせてしまい扇動できる魅力を持っていた人なのでしょう。

そう考えると後藤田版近藤勇もまんざらでは……


・刀の置き方

基本的に刀は自分の右側に置くのがマナーです。

相手に対して、

「自分は刀を抜く意志はありませんよ」

と示すのですね。


ただ幕末においては

急を要する事態が多かった分

すぐに刀を抜けるように左に置く事も多かったようです。

今回もあえて左に置くシーンがございました。


有名な勝麟太郎、西郷吉之助による

無血開城の会談の絵画などは

勝麟太郎は左側に刀を置いています。


さてどのシーンが右で

どのシーンが左だったか?

ちょっと思い出してみても

面白いかもしれませんね。