大阪・泉南地域のアスベスト(石綿)工場の元労働者ら原告29人が国を相手取り損害賠償を求めた集団訴訟で、原告側は2日午前、国の控訴(1日)を受けて、全員で大阪高裁に控訴した。1審・大阪地裁判決は原告側勝訴だったが、3原告に賠償が認められず、控訴審では全員救済を訴える。双方控訴で訴訟が継続することが決まった。

 1審・大阪地裁判決(5月19日)は、旧じん肺法施行(1960年)以降の被害について国の不作為責任を認め、原告29人中26人に対し、石綿被害者1人当たり687万5000~2750万円、計約4億3500万円の賠償を命じた。2日は控訴期限だった。

 原告側弁護団によると、1審の結審後に死亡した男性原告について、妻ら遺族3人が訴訟を承継したため原告数は31人になった。【日野行介】

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