消失していくさまざまな民族の言語文化を守るため国連教育科学文化機関(ユネスコ)が制定した「国際母語デー」の21日、豊島区の池袋西口公園に、日本で暮らす外国人や少数民族の人たちが集まり、祝典を開いた。

 在日バングラデシュ人の団体が主催し、ミャンマー、フィリピン、インド、中国などから来た人々やアイヌ文化を受け継ぐ5人が参加した。

 祝いの歌を民族音楽に乗せて披露した後、参加者たちがステージ上に置かれた「言葉の樹」に、さまざまな言語で好きな言葉を書いた紙の葉を飾った。

 世界に残る約6千の言語のうち、半数近くが今世紀中に消失の危機にあるといわれており、1952年に旧パキスタンでベンガル語の公用語化運動のデモ中に犠牲者が出たこの日が言語尊重運動の記念日とされた。

 ジャパンバングラデシュソサエティのシェイク・アリムザマンさん(51)は「日本でもアイヌなどいくつかの言語が消失の危機にあると聞いている。民族の文化と誇りを伝えてきた言葉を子供たちに引き継いでいってほしい」と話した。

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