福岡若手弁護士のblog

福岡県弁護士会HP委員会所属の弁護士4名によるBLOG
(ただしうち1名が圧倒的に多いですが、だんだん若手じゃなくなってるし)


テーマ:
にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ  アンフェア、好きな番組です

うまくリズムには載れない

感じだが、篠原涼子ばりに

あの歌にあわせてみては

いかがだろうかファイター

以前記事で取り上げた

横領で逮捕された弁護士

2人に立て続けに一審判決が

でた。

廣嶋聡(35歳)起訴対象

横領額1500万円

→懲役3年、執行猶予5年OK

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110926k0000e040083000c.html

大山良平(64歳)起訴対象

横領額280万円

→懲役1年8か月、猶予なしNG

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110927/trl11092722320023-n1.htm

記事を読むと、廣島氏の

父は1600万円を被害弁償

していることが伺えるのに

対し、大山氏の記事は

被害弁償に触れられていない。

 すると、同じ弁護士の

犯罪であっても被害金額の

大小ではなく、被害弁償

できる親族(ディープポケット)の

有無が、塀の外か内かを

峻別していることがわかる。

「刑事の沙汰は金次第」とは

昔から言われていることだが。

 むろん、このように峻別

することが任意の被害

回復に現実に寄与している

ことはまごうかたなき事実。

 仮に被害弁償があろうとも

刑務所行きは免れないと

なると、被告人の周りでは

「大金を投じても確実な

効果が得られないならば、

自腹で犠牲を支払ってまで

被害弁償に協力する気まで

起きません」という残念な

回答がでても、理不尽と

まではいえないからだ、

人間って現金な存在だから手

 ただ弁護士が人からお金を

預かる機会の多い職業である

以上、全く一般人が横領した

場合と同じ尺度というのも、

なんか気にかかるところがある。

無論、刑事裁判官は一般人の

場合に比べ、執行猶予の余地を

かなり狭めているはずと思う。

そして、執行猶予の余地が

狭いほど、当該弁護士の周りが

どうにか被害弁償に協力して

あげる動機づけも立てやすい。

 でも弁護士による被害の弁償が

なされるか否かをそんな偶然に

任せっぱなしでよいのだろうか。

私は2011/6/25記事で賠償基金の

創設を提案した。その提案が正当と

思うのは、2011/5/17記事でとりあげた

釧路の塚田渥弁護士が横領後に

自殺しているが、潜在的被害件数の

甚大さを目にしてからだ泣

http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20110917ddlk01040273000c.html

1000万円が税金ということは被害

配当は見込めないのではないか016

 福岡では弁護士有志の援助で

被害弁償を済ませた渡辺和也

元弁護士(63歳)へ懲役4年の

求刑がなされたばかり。

http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20110928ddlk40040313000c.html

驚くことに、彼はカネミ油症裁判・

小倉監禁殺人事件(死刑判決で

上告中)の国選弁護人を務め、

日弁連の人権擁護委員会の

活動に積極的に参加していた、

手弁当上等の人権弁護士だった。

人権意識が高い弁護士だろうが、

(金銭に)貧すれば(順法精神も)

鈍する、象徴的存在ともいえる。

 近弁連理事会では法曹人口

協議はまだ時期尚早とぬかして

いるようだが、こういう存在が

これからも出てきて、着実に

弁護士が変容している中で

法曹人口に関して今後どのような

意見を展開するつもりだろうか、

近弁連には人権弁護士という

存在は絶滅危惧種として保護

すべき存在ともいえないのか、

だんだん何がいいたいのか

整理できない記事になって

しまったが、いろいろ言いたい

ことがあることは汲んでほしい力水ひしゃくつき

ろぼっと軽ジK

AD
いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)

テーマ:
にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ 権利の実現がまた遠のいた

差押債権目録に「複数の店舗に

預金債権があるときは、支店

番号の若い順とする」と記した、

支店間支店番号順序方式に

ついて最高裁はNO!!を明らかに

しました。2011/9/20判タ

1357号65頁です↓

http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20110926100210.pdf


銀行にはCIFシステムを設置

していることが多いため、

肯定・否定それぞれがそれなりの

理屈で自論を正当化してました。

(○)東京高裁2011/1/21

金法1918号109頁

(○)東京高裁2011/3/30

金法1922号92頁

(○)東京高裁2011/6/22

カトシン決定

(×)東京高裁2011/3/31

金法1922号92頁

(×)東京高裁2011/4/28

金法1922号87頁

今回の最高裁決定には、

せっかく取得した判決の

紙切れ化を促進すると、

批判的な見解を示す弁護士も

ネット上では多いようですが、

私は田原睦夫補足意見を

読んで「なるほどなあ」と

その結論を受け入れる側に

転向した者です。文章に

例を挙げて、人を説得する

訓練をこなされている方と

お見受けしました(ずいぶん

上から目線の評価になって

しまいました汗

 補足意見では「第三債務者の

債務管理の単位を基準に、

民事執行規則133条2項の

充足を判断すべき」としてます。

たしかに迅速に確実に識別

可能なセルは債務管理を

基準にすべきですね

 第三債務者がCIFシステムを

備えている銀行であったとしても

そのゆえをもって特定要件を

緩和すべきではないとの意見は

硬直ではありますが、民事執行

規則が差押債権が預金債権で

あるか一般の債権であるかに

よって特定要件を分離できる

体裁に改訂されない限りは

最高裁決定もやむなしかと。

 ただし、最高裁多数意見は

支店間支店番号順序方式に

よる地引網的預金差押を否定

するものですが、田原補足

意見は債務管理の単位を超える、

すなわちたとえわずか2支店の

順序方式であっても特定が

不十分と預金差押を否定する

論調になっています。

 田原補足意見が多数派に

なるか否かは、今後の決定例に

ゆだねられる部分が実はまだ

残っています。

 それから、結論を受け入れると

言及してはいますが、判決に

従わない債務者の逃げ得を

最高裁が許容してしまう形に

なったのは、まごうかたなき

事実です。私としては、民事執行

規則の改訂による当該最高裁の

事実上の無力化を望むことが

日弁連がこれから取り組むべき

ことではないかと思います。

所詮規則、裁判所法すら改訂

して給費制を維持しようと動いた

日弁連が本気で動けば、思いの

ほか簡単に実現できるはず。

ろぼっと軽ジK

AD
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)

テーマ:
にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ  時間捻出の参考になる知恵がいくつもありました

 伊藤真のNHK<仕事学のすすめ>

第3回。受験生に一番最初に

「合格体験記を書かせる」といって

いた。合格というゴールに辿りつく

までの過程を、最初にイメージ

持たせるためらしいが、私に

置換すれば、勝訴に至るまでの

過程を最初にイメージすると

いうことか???たしかに受任事件の

50%以上は受任時点で結論が

見えていると言っても過言では

ないが(いわゆるスジ)、問題は

結論が見えない事件で果たして

イメージを持つことがどれだけ

勝訴に結実しやすいかといえば、

そんなことはないびっくりまーく気休めに

逃げるなびっくりまーくと言いたくなるなあ。

  ただゴールを最初に見定め、

自分の今を可視化・客観視できる

ようにする行動をとるべしとの

趣旨の限度では反対しない。

伊藤真は、落ちた1年目と合格

した2年目の差について、前者は

合格発表日をスケジュールに

書いていなかったが、後者は

書いていたから、その差が合否に

反映したかのように説明していた

けれども、1年目は毎日20時間

休日を設けず詰め込み勉強を

していたと言っていたので、

1年目の学習時間は20×365=

7300時間。2年目には要するに

総勉強時間が1万時間を突破

したこと(つまり勉強量)が合格の

最大要因じゃないクエスチョンと反論したい。

「1万時間の法則」もあるし時計

「たてたスケジュールに完全に

縛られず、定期的にスケジュールを

見直す」と言っていたが、私は

そもそもスケジュールを立てず

〆切の近いものからどんどん

片付けていく、超整理法時間術の

方を採用しています。たしかに

受験勉強には〆切はないので

スケジュールを立てることは

中だるみを防ぐために必要かも

しれないね。

 むしろここで大事なことは心理面。

「スケジュールに遅れが出ても、

割り切って翌週は新たな項目から

スタートする。スケジュールの遅れを

取り戻そうとすると雪だるまのように

遅れが膨らんでいやになる。もともと

後回しにした箇所は優先順位は

決して高くないはずなのだから、

常に先に進むことを優先すること。

やり残しは後で少しずつ消化すれば

よい」この割り切りを仕事で実践する

ことは大事だと思いました。優先順位を

間違いなく振り分ける能力を持って

いることが大前提ではありますが。

 それと時間がないと普段ぼやいて

いる人には、時間捻出を見直すよい

方法を教えてくれました。

「1日を10分区切りで仕事にとられて

いる時間・移動時間・遊休時間を

再認識してみると、意外と遊休時間が

少なくない。たとえば昼休みに1時間

とっていても、実際の食事は20分

程度なので、その遊休時間に、

ミーティングを入れたりしてこなす

ことに気付いた」

 そうそう、1日を10分区切りで色分け

してみると、結構、TVを見ている時間

だったり、ネットを読んでいる時間

だったり書き込みの時間だったりニコニコ

仕事していない時間はどんな人でも

あるはず。例えば、私は移動の際は

常に文庫本を携帯し、電車待ちの

5分で数頁読んだりして、読書の習慣を

どっかにつくるようにしています。

10分区切りというのは電話をかけたり

軽く1仕事こなせる単位なので、忙しい

人はぜひ励行するとよいでしょう。

 伊藤真は使途不明な時間を減らし

可処分時間を増やすという喩をして

いました目覚まし時計

 そのほか「強制的に勉強しない

リフレッシュ日を設定する。そのとき

頭を休めてぼけっとしたり、思案中の

半完成思考を熟成することに回す」

とか、「スケジュールの遅れを取り戻す

調整日を設ける」とか言ってました。
ろぼっと軽ジK

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ 昨今の弁護士より若い作業員が儲かっているのでは

社会のドブさらいという言葉は

私の造語ではない。河井克行

衆議院議員が「司法の崩壊」と

いう著書の中で<法曹界は

名誉ある社会のドブさらいで

あれ>と著述していたことの

引用である。

このスローガンに対する1つの

感想が河野真樹さんのブログ

2011/9/22に掲載されている

ことに触発されて今日の記事を

書いている。

しかし社会のドブさらいは名誉

だけで果たして、それを続ける

動機づけ足りうるのだろうか。

http://news.livedoor.com/article/detail/5879638/

原発20キロ圏内での瓦礫の

撤去や仕分も、皆が嫌がる

仕事だけど誰かがしなければ

いけないという意味で、社会の

ドブさらいと言ってもよかろう。

しかし、1日4時間実働で

日給2万6000円→1か月で

80万円にのぼる肉体労働の

定員200人はわずか2日で

いっぱいに埋まってしまった。

 被曝リスクがあるような

生命に関わるかもしれない

仕事であっても、普通の仕事では

得られないくらいの金銭を

支払えば、簡単に人は

集まってくる世の中なのだ。

 法の支配を実現するに

必要な武器を揃えるのは

たしかにお金のいらない

餌かもしれない(特に懲罰的

慰謝料の導入は弁護士の

一攫千金につながるので)。

しかし、日本の立法担当者に

懲罰的慰謝料を肯定する

空気は簡単には醸成される

ことはないだろう。すると、

法曹界がリターンの少ない

社会のドブさらいになって

しまう姿しか、目端の利く

学生には映らない状況が

続くことになる。

>弁護士増員派推進の

>論理には、過疎偏在

>対策でもみられるように

>増員によって母数を

>増やせば、相対的に

>「有志」も増えるといった

>期待感があり

 そんな心理学に明らかに

抵触する数字遊びはもう

やめるべきだが、執行部は

絶対に宣言しない。昨今

話題になっている近弁連

理事会もお粗末な限り。

 ますます弁護士自治を

崩壊した方がよいと考える

若者が増えていくばかりだ

ろぼっと軽ジK

いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)

テーマ:
にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ 弁護士が弁護士を訴える時代の嚆矢か

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20110909000009

家主が返金した更新料が27万円

なのに、242万円の賠償を弁護士に

求めるって、慰謝料については

田中伸弁護士の私怨がこもった

請求みたく見えるんですが???

 弁護士を被告にしているのは、

家主と店子の間では金銭清算の

際に清算条項を付してしまって

いるので、最高裁で逆転判断が

でても清算条項までふいにできない

おそれもあるからでしょうか。

「ら」と表現されているため、弁護士

以外のだれを被告にしたかまでは

正確にわかりません。

 2つの最高裁判例が出る前の

平成22年12月の返金をめぐる

やり取りの場面を対象に設定

していますが、この提訴の目指す

ところはたぶん最高裁判決が

出ていない領域の紛争における、

弁護士一般へのチリング(萎縮)

エフェクトではないでしょうかhatena☆☆

 品悪く表現すると「一審や

二審で(ある約定が無効と)

いう判決が出ることがあっても、

調子に乗ってまるで覆るおそれが

ないかのような態度で返金を

請求してきたら、後日最高裁で

ひっくり返ったりしたときは、

弁護士も俎上に載せることも

あるぞ。だから、最高裁

判決が確定していない案件で

調子に乗って事業者苛めを

するなよ」といったところか。

 検めて眺めると大変品が

悪い表現になってしまった。

あくまで意図は私の推測に

とどまることを付記しておく。

私の文章力はこれが限界土下座

2011/9/15花水木LOブログ

でも取り上げられてましたね。

被告となった弁護士は「敷引

特約を無効とする判決が

非常に多い」とでも書けば

被告にされずに済んだのか。

そんな表現だけの問題なのか、

率直なところ、田中伸弁護士の

濫訴に該当するおそれはゼロ

とまで言い切れるのか、まだ

尾を引く問題のようだし、極論、

弁護士が紛争を掘り起こして

いるような印象も受けるのだ

ろぼっと軽ジK

いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)

テーマ:
にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ 三連休は起案日和かな

2011/9/8さいたま地裁です。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20110920-OYT8T01290.htm

<事案>

 さいたま市に住んでいた

会社員男性は2002年12月、
車を担保に25万円を借りた。

 年利は出資法の上限

金利を大幅に超える年346%。

 利息だけで毎月6万円を

払い続けていた。

 2003年5月21日、「手持ち

無し。辛(つら)い」「もう会社

へも出られない」と記した

遺書を残してさいたま市内の

ビルから飛び降り自殺した。

 借金の担保にしていたのは

「人生最初で最後の新車」と

大切にしていた愛車の

トヨタクラウンだったが、

借金の担保で車を取り上げ

られていた。

<判決の要旨>

 被告側の首謀者の男に

ついて、男性の自殺直前まで、

再三にわたって携帯電話や

勤務先に取り立ての電話を

繰り返したため、精神的に

極度に追いつめ、自殺させたと

断定した。

 一方、被告側の「貸し付けや

取り立ての際、脅迫的・強圧的な

言辞は用いていない」という

主張を認めたものの、被告側は

心理的な圧迫を続けており、

「自殺を予見することは十分

可能だった」と結論づけた。

 取り上げた中古車を転売した

業者との共同不法行為責任を

認め、慰謝料など6840万円の

賠償義務を命じた。

 なお賠償担保となる所有

不動産が売却された点に

ついては、強制執行免脱

目的の仮装売買であると

詐害行為を認定した。

<猪股正弁護士のコメント>

 2005年4月に提訴してから

一審判決まで6年半。高金利の

貸し付けは、それだけで人を

精神的に追い込む凶器。

 たとえ脅迫的・強圧的な言葉

遣いがない場合でも、貸金業者側の

賠償責任を認定したという点で

実態を正しく捉えた判決だ。
 こういう弁護団の必死の努力を

結実させた判決が全くメディアに

とりあげられないというのは正直

如何なものかと思う。今の日弁連

会長はこういう判決に対してこそ

速攻で支持声明を出すべきかと

思うんだけどなあ、そういう行動

ならだれも反対しないよ。

 ただし、私の感覚では自殺と

貸付の因果関係を肯定した結論

部分はハテナである。例えば、

正規金利の金融業者が返済

できないかもしれない量の

貸付を実行し、やはり返済できず

絶望して死亡した場合にも、

返済できない→悲観して自殺と

いう予測可能性はもともと無いと

までいえることではないからだ。

つまり金利の高低によって自殺の

予見可能性が変わるといえるのか、

もし変わるのならどこからか、もし

変わらないのなら全ての金貸しが

自殺の責任を問われるおそれが

あることになりかねない理屈

だからだ。たしかに、貸付行為

そのものが出資法違反の違法

ではあるけれども、それが出資法に

違反していることで当然に自殺の

蓋然性を引き上げる危険性が

高いことまでが立証されたと

認定できる状態でなければ

ならないように思うのだ。

 そこらへんは判決原文を見て

みないと判決そのものの説得力が

十分なのか批判すべきではないの

かもしれないが。
ろぼっと軽ジK


いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)

テーマ:
にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ 第2回は私には得るもの乏しかった

伊藤真のNHK<仕事学の

すすめ>第2回。IRACの

方法を実際の司法試験

論文問題(平成16年憲法

第1問)つかって説明

してました。

I=問題提起issue

R=仮説rule

A=あてはめapplication

C=結論conlclusion

三段論法の基本ですね。

私の受験時代は<大前提・

小前提・結論>で覚えて

いましたが、どちらが答案を

書きやすい形だと思うかと

問われればIRACの方かも。

 法務省サイトには、出題

趣旨について「前科に関する

情報を公表されない個人の

利益(プライバシー権)と、

子供の安全のためにその情報を

得る利益(知る権利)が対抗

関係に立つような法律が成立

したと仮定して,当該法律の

憲法上の問題点につき,

それぞれの利益の性質や

その重要性等を踏まえながら,

その立法目的や具体的な

利益調整手段の在り方を

論理的に思考する能力を

問うものである。」と書いて

あり、結局利益衡量論で

対照するので結論は合憲・

違憲どちらでも構わないと

いう説明でした。なんか

設問の設定が法教育っぽい。
『たしかに~Aしかし~B』自説を

説得的に展開する構文として

よく普及してはいます。が、

実際に準備書面を書く側と

してはとても怖くて使った

ためしがない。なぜなら、

この構文を使う際には、

AよりもBの方が説得力を

持っていることが確信できる

場面でなければ、かえって

Aの合理性を自ら一定程度

許容していることを白状

することにつながるからだ。

 あと<強調して伝えたい

ことは繰り返し唱えること>

<伝える力は聞く力>と

いうのは、相手が聞く耳を

持っている場面(例:裁判に

おける裁判官)においては

意外と重要な気がする。

ろぼっと軽ジK

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ 長いタイトルになってもーた

http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20110906/04.shtml

2011/9/5長崎地裁佐世保支部。

借主側に立った佐世保市内の

弁護士と福岡市内の弁護士の

2名に対し、控訴理由書中の記載に

ついて30万円の慰謝料支払を

菊池浩明裁判官が命じている。

>「守銭奴とも評すべき」

>「当たり屋的」「マネー

>ロンダリング類似行為」

 準備書面の記載が完全に

表現の自由で免責される

関係はないけれども、一般に

控訴理由書は当事者以外に

公開する文書ではないので、

名誉棄損の公然性を認定

する上記評価については、

上記記述に対応する慰謝料

30万円が妥当な金額か否かも

含めて、意見の割れるところ

ではあろうが、弁護士にとって

本件で看過できない特殊性は

別の視点にあるように感じた。

>当該貸金の裁判は平成

>22年10月に和解で終結。

 貸主と借主間の貸金をめぐる

法的紛争(本来の本筋事件)は

もはや解決済みでありながら、

借主側の2人の弁護士が本筋

事件で勝ちたい余りに記した

記述を発端に、新たに貸主と

借主側弁護士の紛争が

感情面にとどまらず法的

水準で勃発していることだ。

 借主側弁護士でもし穏当な

表現を使う人物を選任して

いれば、1個の法的紛争で

終結したかもしれず、ここで

皮肉な見方をくわえるなら、

借主側弁護士がわざわざ

社会に紛争を惹起したとも

いえなくもないのである。

2人の実名がわからないので

人物像も知らぬままの抽象的

論点設定になってはいるが。

 あと、かつてから、準備書面や

法廷での尋問内容が不適切で

あることを理由に、戒告処分を

受けるケースはまま見られた。

が、戒告処分にとどまらず、

法的に金銭補償を弁護士に

対して求める案件が現に

都会ではなく佐世保のような

田舎でも発生する時代になり、

しかも「弁護士、けしからん」と

裁判官が弁護士に金銭補償を

命じることもある時代に変化

しつつあるともいえる。

 これは数多の弁護士にとって

有益な示唆に富む判決と

思われるので、ぜひ公刊物に

掲載してほしい。

ろぼっと軽ジK

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ この手のニュースにも慣れてきた

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110912k0000e040067000c.html

なんでも暴力団から多重債務者を

斡旋された近藤利信弁護士は

健康上の理由から書類送検で

済むらしいバトン暴力団には逮捕の

理由(逃亡や証拠隠滅のおそれ)が

あるが、弁護士にはないという

割り切りは、前田恒彦元検事の

前代未聞事案に接した今では

キレイごとすぎる扱いでは泡

 なおこの暴力団はどうも

元長崎県弁護士会所属で

退会命令を受けた片山昭彦

弁護士から多重債務者リストを

入手して、近藤弁護士に渡して

いたとの続報もいま流れている

>違法であることは分かって

>いたが、事務所が赤字

>なので引き受けた

 非弁提携が弁護士法違反で

あることは弁護士は皆知って

いる。わかっちゃいるけれども

背に腹は代えられない、1人で

なく複数の弁護士がかかわって

いたことが、弁護士をとりまく

経済的困窮の浸透を滲ませる。

http://www.shinmai.co.jp/news/20110906/KT110829FTI090003000.html

長野県弁護士会に新たに登録

した新人弁護士に借金ができた

時期はLS時代がほとんどである

とのこと。私は旧試世代だけど

周りに借金を抱えた者はほとんど

いなかったように記憶している。

就職浪人経験はたくさんいたが。

要するにLSを維持する限りは

給費制だろうが貸与制だろうが

借金まみれの弁護士ばかりが

輩出される構造は一向に変化が

来ないということ橋

http://skondo-life.cocolog-nifty.com/dairy/2011/09/post-2.html

大手法律事務所だから経済的な

安定が保証される時代でもない。

 構造に変化がなければ、いけない

ことだとわかっていても、お金が

ないので一線を踏み越えてしまう

弁護士が老いも若きも津々浦々に

現れてくるわけだ。そして、違法な

弁護士に引っかかっても、弁護士会も

弁護士賠償保険も誰も損害を填補

してくれないのはこのブログで何度も

とりあげたとおり。結局、競争社会に

おける自己決定は全て自己責任に

帰着する世の中になるわけだから、

国民は弁護士の選択にくれぐれも

慎重になる必要があるのですせっけん

ろぼっと軽ジK

いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)

テーマ:
にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ いつか仕事で使うかも

借地借家法25条には「一時使用

目的の借地権には借地借家法の

種々の強い保護を付与しない」旨の

規定がある。借地借家法40条には

借家権についても同趣旨の規定が

設けられているものの、平成12年

以降は定期借家契約という新たな

フィールドが設けられたことから、

一時使用の借家権は圧倒的に

減ってしまったのではないか。

 さて臨時設備用以外のその他の

一時使用のための借地権か否かの

抽象的な判断基準は1970/7/21

最高裁判タ252号148頁で鼎立

されている。

《その対象とされた土地の利用

目的・地上建物の種類設備構造・

賃貸期間などの事情を考慮し、

当事者間に短期間に限り賃貸借を

存続させる合意が成立したと

認められる客観的合理的理由が

存することを要する》

 《》について、契約書の文言や

契約締結の動機などからみて

当事者の主観的意図が確認でき、

さらに、そこでの合意が客観的な

事情に照らして合理性をもって

いることを要するのだと説明

されている(改正借地借家の

法律実務by学陽書房21頁)。

 次に一時使用の借地権か

否かをめぐる具体的な判例を

いくつか紹介しよう。

・寿司屋営業を目的とする期間

10年の借地契約であっても、

建物の構造などに照らせば

一時使用ではない(東京地裁

1973/10/13判時736号58頁)。

・契約書に2年間の一時使用と

明記しボルト締めで解体容易な

鉄骨建物が築造され権利金の

授受もない案件で、一時使用と

認定(東京地裁1970/10/14

判時622号88頁)。

・昭和56年4月20日に即決和解が

成立し、資材置き場や駐車場の

ためのプレハブ建物所有を目的と

する土地賃貸借が成立し、

明渡時期を昭和60年1月30日と

明記した案件で、一時使用と

認定(東京地裁1989/9/26判時

1354号120頁)。

・地主が子供のために利用する

計画を有し、期間3年の約束で

土地を賃貸し借地人もそのことを

知っていた案件では、たとえ

借地人が建物に相当多額の

資金を費やしていた事情があっても

一時使用と認定(東京高裁

1982/9/30判時1057号65頁)。

・借地の対象となる土地が

将来実施されることが確定した

土地区画整理事業の施行

区域に含まれていた案件で、

一時使用と認定(最高裁

1957/2/7判タ68号85頁)。

・借地の対象となる土地が

都市計画事業の施行区域に

含まれていた案件で、計画

実施までを借地期間とする

契約で、一時使用と認定

(東京高裁1969/6/30

判タ240号240頁)。

・借地人が3年経過すれば

他所に移転することを確約し、

権利金なしで自動車修理

工場のための用地として

土地を賃借し、鉄骨建物を

建築した案件で、一時使用と

認定(東京地裁八王子支部

1979/10/30判時951号78頁)。

 一時使用の借地権については

判例まで意識してまとまっている

論文がみあたらなかったので、

ここで取りまとめてみました。

ろぼっと軽ジK

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。