昨年7月の大相撲名古屋場所で、日本相撲協会に一定額以上の寄付をした団体・個人向けの維持員席で暴力団幹部らが観戦し、その席の手配に現役の親方2人がかかわっていたことが25日、愛知県警や日本相撲協会などへの取材でわかった。

 維持員席は土俵に近く、一般の観戦者が手に入れることは本来できない。県警は、両親方が便宜を図って入手したチケットが暴力団幹部らに渡ったとみている。相撲協会は近く理事会を開き、処分を決める。

 県警によると、かかわったのは木瀬(きせ)親方(40)(元前頭・肥後ノ海)と、清見潟(きよみがた)親方(64)(元前頭・大竜川)。県警に対し、両親方とも「暴力団に渡るとは思っていなかった」と話しているという。

 名古屋場所は昨年7月12~26日に開催され、捜査関係者によると、少なくとも数日間にわたり、山口組弘道会傘下の暴力団幹部ら延べ五十数人が、土俵下にある維持員席で観戦していたのを県警が確認した。

 チケットの流通過程で、暴力団側が不当な利益を得ていたかどうかは確認できず、県警は現時点での立件は難しいとしている。清見潟親方は25日夜、自宅前で報道陣の取材に答え、「4、5年前に木瀬親方に2席用意してほしいと頼まれて融通したことがあったが、木瀬親方が誰に渡しているか知らなかった」などと述べた。〈関連記事35面〉

 ◆維持員席=名古屋場所の場合、130万円以上の寄付をした法人や個人、後援団体などを維持員として承認し、土俵とマス席の間に設けられた溜(たまり)席のうち土俵に近い300席を6年間、無料で割り当てている。原則、維持員以外の使用を認めていない。

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