2008-04-06 11:42:46

Inhuman Rampage / Dragonforce

テーマ:音楽レビュー(洋楽)
インヒューマン・ランペイジ/ドラゴンフォース
¥2,161
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激走、爆走、疾走。そんな言葉がしっくり来る、英国出身のメタルバンド、Dragonforceのサードアルバム。


アルバム一枚ほぼ全てにおいて、疾走し続けるというとんでもないアルバムです。ギターは早弾きを全編に渡って展開し、ドラムはブラストビートを交えつつ、スピード感を演出。ベースはしっかりと屋台骨の役割を果たし、キーボードで味をつける。そして、ハイトーンのボーカルが響き渡る、というまさにメロディック・スピードメタルの良い所だけをこれでもかと凝縮したような作品。

好き者にとっては、愛聴盤となることは間違いなし。飽きるほどに、疾走メタルを楽しむことができます。


凄まじい疾走感の中に、所々工夫も見られます。間奏の演出を工夫したり、ベースソロを展開したり、いきなり転調したり、と。これにより曲がやや長めになってしまっていますが、作品内に起伏が見られるようにもなっています。それでもどの曲も同じ、というような感覚が少し残るのは否めないものの、アルバムを通して聴かせるような工夫を凝らしているのは評価できます。ただ、何処でも言われてるようにバラードはいらなかったかな・・・


メタル愛好家の方は一つコレクションに加えてみてもいいのではないでしょうか。疾走感だけ、に浸るというのも中々良いものですよ。


Favorite Song  Thorough the Fire and Flames

作品内で一番テンションが上がりました。まさにオープニング、という感じも良い。

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2008-03-25 23:14:30

Close to the Edge / Yes

テーマ:音楽レビュー(洋楽)
Close to the Edge/Yes
¥877
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プログレ四天王とも呼ばれる日本でも人気のバンドYes(ちなみに他のプログレ四天王はKing Crimson、EL&P、Pink Floydです)。そのディスコグラフィの中でも、最高傑作に挙げられることが多いのが本作。


邦題「危機」、のタイトル曲の1曲目が圧倒的な存在感を放っている。

18分を超える曲の長さに驚かされるが、緊張感に満ちた構成が途中で止めることを許さない。完璧に近いシンフォニックロック。使う楽器だけでなく、曲構成もクラシックを連想させる。緩急を織り交ぜて曲を進ませ、中盤でのシンフォニックパート。そしてラスト5分の壮絶な展開。解り易さと芸術性の共存だ。


シンフォニックロックの一つの到達点であることは間違い無い。今までとは違う美しさ。どうやっても同じ美しさを作ることはできないだろう。


Favorite Song  Close to the Edge

ロック好きならいつかは聴いておいた方がいい、と思われる曲の一つ。

美しさも高揚感も兼ね備えている。



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2008-03-22 16:56:33

In the Court of the Crimson King / King Crimson

テーマ:音楽レビュー(洋楽)
クリムゾン・キングの宮殿 (ファイナル・ヴァージョン)(紙ジャケット仕様)/キング・クリムゾン
¥2,275
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1970年代のプログレッシブ・ロックのブームの火種となった、King Crimsonのデビュー作。

このインパクトありまくりのジャケットもあり、余りにも有名な作品となっています。

今更ここで取り上げるようなものではないかとも思われますが、ロックにおいて重要作品であることは間違いないので、筆をとってみました。


プログレ、という音楽ジャンル自体を知らない人も最近ではちらほらいるようでして。

知ってても何かよくわからない、とか難しそうとか感じる人も多いようですが。

それは誤解していると思います。

確かに分かり辛い部分も含まれていることも多いジャンルだとは思いますが、それでもこのアルバムは凄まじいセールスを世界中で記録しています。


想像ですが、気に入った方の多くは今まで聴いた事の無い音楽に驚き、そして気に入った。という他のジャンルと何ら変わらない理由で、聴き始めたように思います。

とかく複雑な曲構成や、精神性だけを魅力として語られることもありますが、根底にあるのはただ良質だから好き。というそういう理由だけでいいと思うのです。かくいう私もあんまり複雑なところまで理解していませんし。


そして、このアルバムは高品質の楽曲群を、個性的に様々なアプローチで我々に提示してくれています。

それなのに、私のような素人でも凄い。という風に簡単に思わさせてくれるのが凄い。

幕開けの「21st Century Schizoid Man」は途中で曲調がガラッと変わる箇所で凄い興奮を覚えますし、ラストの「The Court or the Crimson King」は溜め息を覚えるぐらい美しい。といつも思わされます。


まぁ、難しく捉える必要は無いといいますか。今まで聴いていたのと同じような理由でいいと思う、けど今までの曲とは明らかに違う。という風に聴こえるのが一番凄いところなのだと思います。


Favorite Song  21st Century Schizoid Man

初めて聴いた時は唖然としました。ダルい曲だなーとか思ってたら、ガラッと曲が変わってからのハイテンションっぷりにビックリ。

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2008-03-19 23:39:49

Miss Machine / The Dillinger Escape Plan

テーマ:音楽レビュー(洋楽)
ミス・マシーン/ザ・デリンジャー・エスケイプ・プラン
¥1,882
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カオスティック・ハードコアと評されるアメリカのThe Dillinger Escape Planというバンドのセカンドアルバム。

さて、内容ですがこれがとんでもない。どう表現していいのかわからないぐらいとんでもない。


過激な音楽であることは間違い無いです。CDを再生して強烈なシャウトと共に始まる「Panasonic Youth」からして凄い。爆音の祭りとでもいうべき凄まじい楽曲が多く収録されております。


ただ、爆音だけの音楽というわけでは決してありません。計算され尽した狂気とでもいいましょうか。全く予想不能な転調や変拍子を多様したプログレ的アプローチがほとんど全ての曲に見られています。そして、それを強靭な演奏技術で支えており、全く曲がブレない。ただのハードコアには見られない部分が随所に散りばめられている。


難しい曲を演奏しているバンドではあると思う。ただ単に爆音を撒き散らしているわけではなく、理解し辛い部分も恐らく意図的に組み込まれているので、何も考えずに頭を振って楽しめるタイプの曲ではないです。

ただ、その難解さが魅力にもなっていると思います。難解さが魅力に変わった瞬間、このバンドを心から楽しめるのかもしれません。


Favorite Song  Panasonic Youth

オープニングを飾る爆裂ナンバー。僅か2分半の間に、とんでもなく色んな物が組み込まれたブラックボックスのような曲。ラスト30秒の圧倒的展開にはただただ呆然。

また、この曲は音ゲーのギターフリークス&ドラムマニアに収録されています。是非お試しを(ただ、難易度が高いのでご注意w)

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2007-02-02 17:13:43

Symphony Of Enchanted Lands / Rhapsody

テーマ:音楽レビュー(洋楽)
Rhapsody
Symphony of Enchanted Lands

ヘヴィメタルとクラシックを凄まじく高いレベルで融合させた傑作、と言えましょう。この一言だけでこのアルバムを端的に表しているはずです。

さて、その二つが融合するとどんな曲が産み出されるか・・・実際に聴いてもらうのが一番いいのですが、疾走感と美旋律が組み合わさった時に感じる興奮は素晴らしいものです。これはヘヴィメタルがうるさい音楽である、と苦手にしている方でも感じることができる筈です。この作品は決して暴れるために作られた音楽ではありません。


内容で目を引くのはとにもかくにも、壮大さを感じさせるオープニングのインスト「Epicus Furor」から繋がる、彼らの代名詞とも言える超名曲「Emerald Sword」。この完璧とも言える流れにより完全にヤラれました。

インストを合わせての約5分半の間で展開されるシンフォニックな世界観。随所に散りばめられたオーケストラサウンド。幾重にも重ねられた大合唱必至のサビ。至宝とも言うべき超名曲であります。


Emerald Sword」があまりに素晴らしいために、他の曲のインパクトはどうしても少し弱くなってしまっています。しかし、脇を固める曲も非常に良い曲が多くてアルバム全体の質も高いと言えます。

後半の曲はよりクラシカルな曲が多くて、美しさにどっぷりと浸らせてくれます。前半の勇壮なメロディと比べると少し退屈に感じてしまうかもしれませんが、アルバムの振幅を広げることは成功していると思います。


一大絵巻とでも言うべきストーリー性を兼ね備えた歌詞も必見。ドラマティックな音楽が更に物語を深いものにしています。ヘヴィメタルだから。というだけで通り過ぎていってしまうにはあまりにも勿体無いと言えましょう。是非、勇壮なメロディに心を躍らせてみてください。


Ravorite Song Emerald Sword

言いたいことはすでに言い尽くしました。ヘヴィメタル好きなら必聴。そうでなくても誰にも薦められる至宝の一曲。

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2006-09-06 16:26:35

Hate Crew Deathroll / CHILDREN OF BODOM

テーマ:音楽レビュー(洋楽)
Children of Bodom
Hate Crew Deathroll

連続でチルボドを紹介します。今作は先日紹介した「Hatebreeder」より更にクオリティの高いメロデスを展開していて、非常に評判の良い作品です。


まず今作ではボーカルの質が明らかに改善されています。「Hatebreeder」ではデス声が余りに目立ちすぎ、流石に聴きづらさも感じてしまいました。しかし今作ではデス声が完全に駄目な人でもなければ、普通に聴けるほどまでに実力が上がっており、まずその点を評価したいと思います。


次にただでさえ高かった演奏能力がまだ向上しています。それにより高速キラーチューンでの破壊力の高さが向上しているのはもちろん、ヘヴィネスな曲やミドルテンポな曲での魅力も更に増し、作品の振れ幅が更に広がったものとなっています。彼らは一つの到達点に辿りついたと言ってもいいでしょう。


とにかくメタル好きなら必聴な作品でしょう。今作では楽曲の良さを彼らが完全に引き出す事ができています。その代表のようなオープニングの「Needled 24/7」は凄まじい名曲です。


Favorite Song Needled 24/7

凄まじい破壊力とスピード感を兼ね備えた、最強のオープニングナンバー。まさにアルバムジャケットのように死神が鎌を持って襲い掛かってくるよう。聴く人全てのテンションをかつて感じたことの無いレベルまで上げてくれることでしょう。

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2006-08-27 11:03:29

Hatebreeder / CHILDREN OF BODOM

テーマ:音楽レビュー(洋楽)
Children Of Bodom
Hatebreeder

デスメタルの大傑作!アルバム全編に渡り攻撃性に溢れていて、最初から最後までテンションMAXを保たせる凄まじい楽曲たちが収録されています。ひたすらにデスヴォイスなボーカルは聴く人を選ぶでしょうが、楽曲だけなら意外に聴く人を選ばない美しさまで兼ね備えています。


それはキーボードによるところが大きいでしょう。「デスメタルにキーボード?」と思う人もいるかもしれませんが、このバンドにおいてはそれが特長になっています。時にはギターと凄まじいバトルを繰り広げ、ある時は攻撃的なものに美しさをプラスしたり、とこのバンドの屋台骨と言ってもいいかもしれません。


ただ暴れまわってるだけの作品ではないことは確かです。確かにボーカルの質は後の作品の方が明らかに上手くなっていますが「メロディアス・デスメタル」の名を冠すだけのことはあり、聴き易さと緻密さもあり、それが一つ抜けて支持を受けている理由なのでしょう。どうしてもデスヴォイスは無理!ではなければ聴いてほしいです。


Favorite Song Hatebreeder

メロデスとは何ぞや?との答えを表したかのような一曲。ギター vs キーボードのバトルが凄すぎる。ラストの演奏までほんの僅かな気の緩みも感じられません。

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2006-04-08 17:18:57

Silence / SONATA ARCTICA

テーマ:音楽レビュー(洋楽)
Sonata Arctica, トニー・カッコ
Silence

メタルと言う音楽ジャンルも、多様化して来てるんだなぁ・・・と感じた作品。友人がしきりに薦めるので、資金も丁度有ったので購入してみたのですが、期待を大きく上回る出来でした。
ジャンルはメロディック・メタルとか言うものらしいです。つまり美しいメタルって事です。一見矛盾してるようにも見えますが、本当に美しい旋律の中に激しいパワーが感じられる曲達なんです。

収録曲の中で特に目を引くのはやはり疾走曲ですね。バラードも良いんですが、やや不満の残る出来の曲が多いかなと思ってしまいます。充分良いのですが、余りにも疾走曲が良過ぎて見劣りしてしまうんですね。

その中でも「San Sebastian」と「Wolf & Raven」は絶品!
前者は大合唱できそうな激しい曲の中にキーボードが上手く混じって、美しさと激しさを兼ね備えたまさにメロディック・メタルと言った名曲。アルバムの中盤を盛り上げてくれます。
そして後者は凄いパワーで押してくる、疾走曲。思わず唸ってしまうカッコ良い曲です。曲の終盤は圧巻の一言。

もちろん良い脇役が居ないと、先に挙げた名曲も引き立たない訳で、他の曲も悪いものは無いです。インストナンバーの「Revonfulet」もアルバムを盛り立てるのに一役買っていますし、ラストも大曲「The Power of One」で良い幕引きをしています。だから最初から最後まで通して聴ける作品になっています。

メタラーの方々には勿論、普段メタルを聴かなかったり、嫌っている人にも聴いて欲しい作品です。メタル嫌いなのは人それぞれですから仕方ありませんが、こういうメタルも有るんだと言う事は是非知っていて欲しいのです。決してメタルには爆音を売りにしているバンドしかいない訳ではありませんよ?

Most Favorite Song  Wolf & Raven

先に挙げた通り。とにかく凄いパワーを持った疾走感溢れる曲です。イントロのギターからテンションは最高潮!

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2005-07-20 16:14:10

Conspiracy Of One / The Offspring

テーマ:音楽レビュー(洋楽)

実に解り易い。何と言うか、収録曲の印象を表すとそう言うしか思いつかないような感じ・・・とにかく聴き易くて解り易い。以前紹介した「IXNAY ON THE HOMBRE」みたいに爽快なロック(パンク?)チューンな曲のオンパレードで、何も考えずに聴くには最適と言うか・・・

まぁ曲の良し悪しでしか正直このバンドを判断する手段が無いと思うので・・・もし視聴できたら一度聴いてみて、気に入るかどうかで購入を検討してくだされば良いかなぁ・・・本当にレビュー者泣かせなんですよねぇ、このアルバム。カッコイイ曲だったりポップな感じだったりと違いはあれど、とにかく「聴き易くて爽快なロック」としか評せないと言うか・・・まぁ、結局は完全に好みの問題でしょうね。

え~と、個人的なオススメソングをいくつか挙げておくと、「Come Out Swinging」、「Million Miles Away」、「Dammit,I Changed Again」と言った所。どれも特にカッコイイと感じた曲です。どちらかと言うと序盤の流れの方が個人的に好みかな・・・


Most Favorite Song   
Come Out Swinging

一番カッコイイと思った曲。特にBメロ→ラストのサビへの流れがカッコよくて、好き。ま、どれを好きなるかは人それぞれかと。

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2005-07-09 11:57:57

KID A / Radiohead

テーマ:音楽レビュー(洋楽)

恐ろしい物を聴いてしまった。CDについてきたライナーノーツでこのアルバムを「パンドラの箱」と評していた方がいましたが、それがこのアルバムの概観を表していると言っても過言ではないでしょうね。もしかしたらこのアルバムを好きになれないと言うのは幸福な事なのかもしれません。

僕自身の概観は、これは人間が作った物なのか?と疑ってかかってしまう程に隙が無い。と言うか「人間っぽさ」が無い。前作「OK COMPUTER」以上にふんだんにデジタルサウンドを散りばめ、まるで機械が作ったかのような超精密な曲が詰め込まれています。・・・ここまで来ると聴いてて恐怖を感じてしまう。

曲のレビューも少し書こうかと思ったんですが、どの曲も「凄い完成度」、「無機質な感覚」などなどありきたりに評する事しかできないんで止めました。ただラストの「Motion Picture Soundtrack」だけは何処と無く癒しみたいなのを感じる事が出来た曲なんですが・・・歌詞は一番救いの無い物と感じました。・・・ハッピーエンドで終わらせないのは彼らの拘りなんでしょうか。

ただ僕はこのアルバムは大好きですけどね。色んな物を抜きにして不思議とこれに収録されている楽曲達に魅力を感じるんで。賛否両論が起こりまくってるみたいですが、まぁ当然でしょうね。もしかしたら好きになれないのが普通かもしれませんから。

Most Favorite Song   Everything In Its Right Place
オープニングを飾る何とも不気味な曲。徹底的に無駄な音を排除し、異常なまでの完成度を得ています。感じ取れるのは無限の深みと言ったところ。
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