2008-04-27 21:19:05

聖戦のイベリア / Sound Horizon

テーマ:音楽レビュー(邦楽)
聖戦のイベリア/Sound Horizon
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このブログの空白期間中は、こういう物も聴いていました。

このアーティストは、元は同人活動から始まった後にメジャーデビューという経歴であり、また歌詞は物語風であり音楽は組曲的なもの、と中々異色のアーティストです。


同人出身であることや、曲中に台詞が入ったりすることから、先入観から苦手意識を持つ人も多いとは思います。しかし、それだけの理由で聴かないというのは勿体無いアーティストだと思います。


今作で展開されるジャンルで近いのはシンフォニックロックでしょう。組曲風というものを最大限に生かした展開をストリングスの音色が彩り、ネオクラシカルの影響も感じさせるバンドサウンドが支える。こういったジャンルで女性ボーカルというのも上手くマッチしています。

また、ストーリーの展開をプログレのような転調で表しているのも面白い。ロックで戯曲を表現しているようで、今まであまり無かったタイプの音楽だと思います。


ストーリーや台詞も含めた全てが好きになれれば、一番このアーティストを楽しめるのでしょうが、それを除いた音楽だけで十分楽しめるだけの質は提示してくれています。

今作は一応はシングル扱いで3曲だけというのも手軽に楽しめます。アルバムもリリースされているので、興味のある方は一度聴いてみてはいかがでしょうか。

同人というところから、こんな実力派が出てくるというのは面白いですね。


Favorite Song 石畳の緋き悪魔

メロスピやネオクラの影響を受けた疾走感と、女性ボーカルの繊細な歌声の共演が非常に良い。メロスピ好きの方は琴線に触れるものがある筈。


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2008-04-13 23:53:19

Dear... / タイナカサチ

テーマ:音楽レビュー(邦楽)
Dear.../タイナカサチ
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以前、このブログでも何回か紹介した筈のタイナカサチの1stアルバム。2ndアルバムも今年の2月に発売されています。



このブログで取り上げるアーティストにしては珍しく、彼女は特に新鮮味を感じるようなアーティストではない、と個人的には思っています。

何で聴き続けているのかは自分でもよくわかりません。私はポップスには全く興味を無くしている筈なのですが。ただ、実力はあるアーティストだとは思っています。美しい声を生かしたヴォーカリストとしても一流だと思います。



そんな彼女のデビューアルバムが本作ですが、思ったよりバラード以外の曲の出来がよかったのが驚きでした。c/w曲も含めたシングル曲は殆んどバラードで、アルバムを通して聴くのには一抹の不安がありました。

しかし、跳ねるようなリズムが印象的な「アリの夢」や、まさにタイトル通りの「Happy Song」などアルバム曲に絞ればバラード以外の方がツボを押さえた曲が多く、作曲者としての才能を感じさせてくれました。



と言うわけで、今でもたまに聴く作品です。最近はめっきり洋楽に傾倒している私ですが、こういった曲には独特の味を今でも感じています。

芸術性というより、何も考えずに聴けるという魅力を感じます。ポップスというのは元々こういうものだったのでしょうね。



Favorite Song  Symphony of Fate disillusion~きらめく涙は星に

アレンジの勝利。初期のシングル二曲を組曲風に纏めて、更にシンフォニックアレンジを施しています。これが見事にマッチ。力強いクラシック曲となって生まれ変わっています。

ただ、原曲も聴きたかったなー、というのも。




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2008-04-06 11:42:46

Inhuman Rampage / Dragonforce

テーマ:音楽レビュー(洋楽)
インヒューマン・ランペイジ/ドラゴンフォース
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激走、爆走、疾走。そんな言葉がしっくり来る、英国出身のメタルバンド、Dragonforceのサードアルバム。


アルバム一枚ほぼ全てにおいて、疾走し続けるというとんでもないアルバムです。ギターは早弾きを全編に渡って展開し、ドラムはブラストビートを交えつつ、スピード感を演出。ベースはしっかりと屋台骨の役割を果たし、キーボードで味をつける。そして、ハイトーンのボーカルが響き渡る、というまさにメロディック・スピードメタルの良い所だけをこれでもかと凝縮したような作品。

好き者にとっては、愛聴盤となることは間違いなし。飽きるほどに、疾走メタルを楽しむことができます。


凄まじい疾走感の中に、所々工夫も見られます。間奏の演出を工夫したり、ベースソロを展開したり、いきなり転調したり、と。これにより曲がやや長めになってしまっていますが、作品内に起伏が見られるようにもなっています。それでもどの曲も同じ、というような感覚が少し残るのは否めないものの、アルバムを通して聴かせるような工夫を凝らしているのは評価できます。ただ、何処でも言われてるようにバラードはいらなかったかな・・・


メタル愛好家の方は一つコレクションに加えてみてもいいのではないでしょうか。疾走感だけ、に浸るというのも中々良いものですよ。


Favorite Song  Thorough the Fire and Flames

作品内で一番テンションが上がりました。まさにオープニング、という感じも良い。

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2008-04-02 22:26:12

Suite Season / T.M.R-e

テーマ:音楽レビュー(邦楽)
Suite Season/the end of genesis T.M.R.evolution turbo type D
¥1,977
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この、TMR-eというアーティストは、T.M.Revolutionブレイク真っ只中の1999年にT.M.Revolutionを「封印」し、それまでの方向性からほぼ180度転換して活動を行っていたユニット名の略称です。

ちなみに正式名称は「the end of genesis T.M.R.evolution turbo type D」(長すぎ!)といいます。


この訳の解らないアーティスト名や、極端な楽曲路線の変更などもあり、一般的にはTMRの「黒歴史」と評されることが多いTMR-e時代ですが、私は違う意見を持っています。


そのTMR-eの総決算的な作品がこのアルバムですが、個人的にはこの作品はTMR時代の全てを含めても指折りの傑作ではないかと思っています。

収録された9曲中4曲がインストで、総演奏時間が30分強との短い時間の中で、季節の移ろいをシンフォニックアレンジされたバラードを軸として描いた名作。コンセプトアルバムとしての感が強く、曲単位というよりアルバムを通して聴いた方が楽しめるだろう。

収録されている楽曲は、TMR時代からは想像もできないような上品で美しいシンフォニックロック。しっかりと腰を据えて鑑賞する方が楽しめることと思う。


この「聴いて」楽しむ路線変更が多くのファンを失う結果ともなったのだろうが、わざわざアーティスト名を変えてまで作る価値があった作品であろう。

この短さ、シングル以外の新曲は実質2曲で3000円というのは壮絶にセコい販売だとは思うが、一聴する価値はある作品だ。

TMRファンの方にはもちろん、TMRに興味の無い方にこそ聴いて欲しい。隠れた名作です。


Favorite Song  風のゆくえ

シンフォニックアレンジが味付け程度ではなく、しっかりと曲の一部となっていることが一層切なさを引き出している。冬のイメージを上手く作り出しています。

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