古王国は『壁』で普通の世界と隔てられていて、どんな科学をも受け付けない、魔法と魔術が支配する国。
舞台は生と死の狭間、死霊・奴霊がウヨウヨ出てきて、物語は『死』の場面から始まり・・とダークです。
でも、だからベルの清らかな音色・チャーター・マークや魔術の輝く光が美しく引き立って、
人の優しさや思いやる心に触れ、ホッとするのかも。


1巻【サブリエル】の主人公はサブリエル。
高校の寄宿舎で平穏な生活をしていた、優等生のサブリエル。
最愛の父が死の危機に瀕しているという知らせを受け、助け出すため古王国に、冥界に旅立つ。


2巻【ライラエル】、3巻【アブホーセン】の主人公はライラエルとサム。
血族の定めと運命に翻弄され、自分を見失い苦悩するライラエルとサム。
悩みが生々しくリアルに描かれていて、自分と重なり合う部分と歯がゆい気持ちとが交錯して胸が苦しくなりました。
そんな中、千年以上も前に予言されていた運命に導かれ、恐るべき闘いに立ち向かいつつ、自身にも葛藤しながらも立ち向かっていくわけで・・・


第1巻は世界観を掴むまでがヤヤ大変で、〈?〉を付けつつ読んだ部分もありましたが、
テンポ良く読めて、2巻→3巻とドンドン面白くなっていきます。
詳細に映像が浮かび、読んだ後は古王国が本当に実在する世界のようにすら感じます。

1巻だけ読むのは勿体無い。読むなら絶対最後まで!!

ホロリ泣けます。


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