はなまる2009/3/20発売
アンティークFUGA 4 宝探しは眠りの森で (YA!フロンティア 20)/あんびる やすこ
¥945
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両親を捜すため、ラリックのペンダントトップの偽者を追いロンドンまでやってきた風雅と紗那と唯。
彼らは成り行きでロンドン郊外で売りに出た古い館の骨董品を鑑定するはめになった。
そこは有名な「ユウレイ屋敷」。
騒動に巻き込まれた彼らに待ち受けていたものは…

契約で結ばれ兄となった紗那と唯。
その契約は、風雅の両親が見つかるまでのもの。
両親には早く会いたい、
でも、そうなると紗那と唯とは別れが?
複雑な心境が少しずつ膨らんでくる風雅…


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


骨董屋を営んでた風雅の両親が、ある日突然失踪してしまった。
両親に一体何が起こったのか――。


一人残された風雅は、偶然お父さんからもらった『コルノ』を見つける。
それは、一生に一度だけ願いを叶えてくれるという、代々風雅の家系を守ってくれている木霊の宿るお守りだった。
風雅は、その木霊をうっかり召喚してしまい、つくも神の中でも高位のシャナイアを呼び出してしまう。
「とっとと望みを言え、小僧」と不機嫌に急かすシャナイアに思わずしたお願い、、
それは、両親が帰ってくるまで彼と兄弟になる事。
シャナイアも短期間だと勘違いし、つい契約をしてしまうのだったが…


つくも神はすべて美形という設定です。
といえば、シャナイアも美形のつくも神。
でも、性格はちょっと問題有りだったり…。
素直で可愛らしい風雅と、かっこいいけどぶっきらぼうで俺様シャナイアとの絡みに思わずニヤリです。
ミステリファンタジーかな。


お兄さんとなったシャナイアは紗那となって風雅と暮らす事になり、
当面の生活費を稼ぐため、二人で何とか骨董屋を再開したのですが…
一番の目的は、風雅のお父さんとお母さんを探すこと。

そんな折、刀を鑑定して欲しいとの依頼が舞い込みます。
その刀には――。


軽くサクッと読める本です。
小学高学年くらいからかな。
明らかに児童書だなという感じなのですが、ついつい嵌ってしまいました。
十々夜さんの挿絵もステキ。

アンティークFUGA 1 (1) (YA!フロンティア)/あんびる やすこ
¥945
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アンティークFUGA 2 (2) (YA!フロンティア)/あんびる やすこ
今回は柿右衛門の壷をめぐる騒動。
大切にされてきた骨董品は100年経つとつくも神が宿るのです。
普通は一つに一体のつくも神。
が、その壷には意外な謎が隠されていまいた。
人にいろんな感情や心があるように、骨董にも持つ人の心が宿る。
そういうものなのかな。
ちょっぴり切なく、人の心とは…と考えさせられます。
アンティークFUGA〈3〉キマイラの王 (YA!フロンティア)/あんびる やすこ
風雅たちはラリックの作ったジュエリーに宿るつくも神たちと出会う。
両親の情報と引き換えに、彼らが望んだこととは…
風雅の両親が『ラリックのアクセサリー』と関係あると推測した風雅たちはそのアクセサリーを探すのだが。

アンティークFUGA 4 宝探しは眠りの森で (YA!フロンティア 20)/あんびる やすこ
両親を捜すため、ラリックのペンダントトップの偽者を追いロンドンまでやってきた風雅と紗那と唯。
彼らは成り行きでロンドン郊外で売りに出た古い館の骨董品を鑑定するはめになった。
そこは有名な「ユウレイ屋敷」。
騒動に巻き込まれた彼らに待ち受けていたものは…

契約で結ばれ兄となった紗那と唯。
その契約は、風雅の両親が見つかるまでのもの。
両親には早く会いたい、
でも、そうなると紗那と唯とは別れが?
複雑な心境が少しずつ膨らんでくる風雅…

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・ 2009年8月6日 新刊が出ましたハート
デモナータ 9 暗黒のよび声 (デモナータ 9幕)/ダレン シャン
¥1,575
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今回はカーネルが主役。
10幕完結の9幕目ということで、個々のストーリーの流れが複雑に絡み合ってきます。
それと同時に、一方では謎が解け、そしてまた新たな謎を引き寄せ・・といった展開に。
宇宙創世記にまで遡る壮大な構想は、前幕までは全く予想もつかなかった事。
ダレン流宇宙論の中でカーネルが体験したものとは!?
更に戦いが激しさを増す中、何が正しくて、誰を信じて、何を選択すればいいのか。

カーガッシュの本当の意図とは?
人類は、そして宇宙はどうなってしまうのか?
10幕が待ちきれません。

*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*

花 1~9幕、まとめてます。 ↓

   まだ読んでない方は、後半部分がネタバレになるかもしれません。


グラブスは、小生意気で時にはとんでもない悪戯もするけど、心の底では家族を大切に思っている優しい十代の少年。
が、ある日突然 家族を悪魔ロード・ロスとその手下たちによって殺され、そのおぞましい現場を目撃してしまいます。
血と恐怖と悲鳴と狂気…、それはあまりにもおぞましく、悲しい現実。
なぜ彼は、幸せな日々を、非日常的な存在の『悪魔』によって断ち切られなければいけなかったのか――
なぜ、悪魔は彼の家族を襲ったのか――


ホントに児童書分類で良いのかしら!? 間違いなく児童文学なんですけど。。
悪魔の残虐さ、恐怖に身も凍るような、ダークファンタジー。
でも、テーマは友情、勇気、家族愛。


序盤からあまりのグロテスクさに、正直、血の気が引いてしまいました。
だけど、グイグイ 引き込まれれるんです。
優しさと愛と、恐れながらも立ち向かっていく力強さに心打たれて。


悪魔、チェス、人狼、魔術…
これらがどう絡んでくるのか、根底でどう繋がっているのか。
謎は少しずつ解明されてきていますが、まだ分からないことだらけです。
全10巻ほどになるみたいですが、ダレン氏のこと、きっと予想をはるかに越えた展開が待っていると思われます。


血生臭くおぞましいシーンが数多く登場するので…
1幕さえ耐え(?)られたら、ストーリーはドンドン面白くなってきて、はまります^^


ダレン・シャン, 田口 智子, 橋本 恵
デモナータ 1 ロード・ロスデモナータ1幕
デモナータ 2 悪魔の盗人
デモナータ 3 スローター
デモナータ 4 BEC(ベック)
4幕『ベック』の舞台は、時代を遡る事1600年、5世紀のアイルランド。
ついに三人目の主人公ベックが登場し、呪われた人狼病の起源も分かってきます。
ロード・ロスがチェスに興味を持ったきっかけも!
でも、やっぱりそこには、悪魔との戦いによる血塗られた歴史が――。
が、1600年の時を経て、今後グラブスたちとどう関わってくるのか全く想像できません。
ダレン氏の世界は、本当に深くて広大です!

デモナータ 5 血の呪い (デモナータ 5幕)/ダレン・シャン

今回の主人公は、1、3幕に続いてグラブス。
スローターから戻り、学校に恋にと平穏な生活を取り戻したかに見えた彼でしたが、それもつかの間、
悪夢を見て魘され、体に満ちる魔力に怯え、さらに体に異変を感じ始めます。
そんな時、まるで何かに誘われるように、隠されていた洞穴を発見してしまうのです。
逃れられない運命、迫ってくる不安と恐怖が幾重にも重なりながら、再びグラブスを襲います。
グラブスの、淡い期待と絶望との間で揺れる心の葛藤が、グイグイ胸に迫ってきます。


その洞穴――、
4幕で、1600年前にベックが入っていったあの洞窟、、ですよね!?
そして、あの少女ってやっぱり!!!?


この巻から、それぞれのストーリーが徐々に絡まり繋がりはじめ、物語も大きく動いていきそうな感じです。

今までは、とりあえず一幕ごとに完結していた話が、
今回はめちゃくちゃ気になるトコロで終わり、6幕に続いています。
そして、6幕はかなりの惨劇が起こりそう。


悪魔の黙示録 (デモナータ 6幕)/Darren Shan
今までのストーリーがようやくひとつに集結された6幕。
今まで張り巡らされていた伏線も、この6幕で一気に繋がってきます。
時系列の異なる3人の主人公もここで絡まり、そして、衝撃的で新たな展開へと。。
物語の分岐点となるようです。

それにしても、相変わらずリアルにエグくてグロイです。
ダレンシャン氏は容赦無く、何故にこれほどまでの過酷な試練を少年少女達に与えるのか…
でも、面白くてやめられないです。
今後の展開が気になります。

デモナータ 7 死の影 (デモナータ 7幕)/ダレン シャン

今回はベックが主人公。
1600年の時を経て魂が自由になった少女ベックは、死んだの少年の体に移り体を少女に変化させます。
彼女は、自分ではどうにもできないある新しい特殊能力に気付き悩みます。
一方、ダービッシュも心に深い傷を負い、ベックを苦しめる事に。。
ミーラの助言により二人のわだかまりは解けるのですが、そんな矢先、狼人間が屋敷を襲ってきます。
『子羊』に管理されているはずの狼人間が何故こんな事に?
そして、更に過酷な運命がベックたちに襲いかかります。
今まで強大な魔将として出てきたロード・ロスだったのが、
今回はロード・ロスをも従える、更に巨大な敵、シャドーが出現します。
黒幕のシャドーとは何者なのか?
戦いの行く末が気になります。

相変わらず、想像を絶し吐き気を覚えるほどの血生臭さやエグさは健在。
ベラナバスの生い立ちも明らかに!

デモナータ 8幕 狼島/ダレン シャン

8幕は7幕とほぼ同時に起こっていたグラブス側の話です。
デモナータで数千匹の悪魔と戦う日々をすごしていたグラブスは、ダービッシュの命が危険にさらされている事を知り急遽人間界に戻ります。
ダービッシュの屋敷を襲ったのが狼人間達ということは、「子羊」が関係しているのか?
魔将ロード・ロスが、そしてシャドーがどのように絡んでいるのか、気になるところ。
ジューニーの予言も気になりますしね。
グラブスの中から語りかけてくるカーガッシュの一部と、今まで魔術で抑えつけていたグラブスの中の狼人間と、そして本来のグラブス。
グラブスは葛藤しながらも自分の中で決着をつけ、新たな道を歩み始めます。


ダレンシャン氏得意の、毎回予想を裏切る容赦ない展開!
ただ、全世界をも巻き込む大変な事態になることだけは予想が。
次回の展開が気になるところです。


デモナータ 9 暗黒のよび声 (デモナータ 9幕)/ダレン シャン

今回はカーネルが主役。
10幕完結の9幕目ということで、個々のストーリーの流れが複雑に絡み合ってきます。
それと同時に、一方では謎が解け、そしてまた新たな謎を引き寄せ・・といった展開に。
宇宙創世記にまで遡る壮大な構想は、前幕までは全く予想もつかなかった事。
ダレン流宇宙論の中でカーネルが体験したものとは!?
更に戦いが激しさを増す中、何が正しくて、誰を信じて、何を選択すればいいのか。

カーガッシュの本当の意図とは?
人類は、そして宇宙はどうなってしまうのか?
10幕が待ちきれません。
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奇妙で不思議な話ばかりの4つの短編集ですが、一つ一つのストーリーが創造的です。
ホラーと切なさとファンタジーが混じった感じで、読み進めるうちに心が少しずつ温かくなっていき、最終的に清々しい感覚に。


「石ノ目」
見てしまうと石になってしまうという、和風メデュウサな話です。
主人公と石ノ目の緊張感溢れる描写に恐怖を誘われ、最初はホラー系と思ったのですが、読み進むごとに切なさが溢れてきます。


「はじめ」
嘘をついた事で現れた、架空の少女『はじめ』。
初めは空想の中だけの存在だった『はじめ』が少年二人の前に現れ、次第に現実感を増していくものになります。
仮想と現実の垣根を越えた暖かい友情の話が、乙一独特のタッチで描かれています。
不思議で切なくて、子ども時代を思い出すような在りし日の物語。


「BLUE」
人形が感情を持ち動くという、一番童話チックな話。
端材で作られた優しくて純粋で真っ直ぐな、でも見た目の可愛くない人形が必死で愛されようと努力する様には泣けます。
そして、本当の幸せとは何かを改めて考えさせられます。


「平面いぬ。」
命を持った犬のタトゥーと少女の不思議な生活を描いた奇妙なファンタジー。
皮膚に描かれた犬『ポッキー』が体中を駆け回ります。
本物の犬と同じように吠えたりお腹を空かせるポッキーに、家庭内の不安や孤独を癒してもらっていた少女だったが・・


どの作品も読んでる途中で何か起こりそうな感じがひしひしと伝わってきます。

現実世界では起こり得ない出来事が静かに迫ってくる感じ。
そしてラストでは思いもしなかった優しい余韻が残るものばかりです。

優しい気持ちをとり戻せるような話でした。


平面いぬ。 (集英社文庫)/乙一
¥620
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駅のホームで起きた殺人の犯人として追われるアキヒロは、盲目の女性ミチルの家へ逃げ込む。
アキヒロは、気づかれないように息を潜めて一階の部屋の片隅にうずくまり、
ミチルは、その気配に気付きながらも悟られないように暮らし続ける。
そうして視覚障害の女と、警察から逃げる男の、奇妙で危うい共同生活が始まるのだが・・


タイトルからホラーかと思いきや、ミステリー。
でも、ミステリー的な展開に唸るより、主体はラブストーリです。
ばれるか? ばれないか? いるのか? いないのか?
この駆け引きがなんとも面白く、不器用な二人の心理描写を楽しむ感じ。
そして、外の世界に関わりたくない、自分は独りでもかまわない、実際に孤独でいることが苦痛では無い二人が少しづつ変化を見せていく様から最後まで目が離せません。
乙一独特の不思議な世界が広がる中、孤独な二人の繊細で微妙な無言の交流が温かく優しい気持ちにさせてくれます。


人間は独りじゃ生きていけないことを改めて実感させてくれた作品。
悲しくて切なくて優しさが詰まっていて心温まりました。
読み終えた後に、じわっとほわっと心に残ります。


暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)/乙一
¥520
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清一は剣道の師範。
重雄は柔道家。
則夫は工場経営を生業にしているメカ工作の達人。
そんなアラ還(アラウンド還暦)の3人が暇つぶしで勝手に自警団を結成し、孫と娘の高校生コンビも手伝って、詐欺に痴漢に動物虐待等ご近所の悪をやっつける。


わしらの地元で悪さする奴ぁ許さねぇ! てなアラ還の自称「おっさん」達と、その孫息子と娘の初々しい恋、それらに社会問題をからめた大人向けラノベです。
スカッと爽快な6話の連作短編集。


なんたって主役がおっさん。
大丈夫かな!?などと思っていたのですが、そんなのは杞憂に終わりました。
還暦で何が赤いちゃんちゃんこだ!おじいさん呼ばわりするな!と憤怒する、とてもカッコいいおっさん達が大活躍します。
キャラも個性豊かで、犯人をやっつけるシーンは痛快。
ズバッとご町内の悪を斬るのですが、その落とし所もいいんですよね。
そこに高校生の甘酸っぱいラブストーリーもうまく絡まっていて、この2つを絡めた構成の上手さはさすが有川浩さん。


現代社会のいろんな問題が織り込まれている中に持ち味の甘さもプラスされていて、考えさせられつつもちょっとくすぐったい、そんな面白い作品でした。
テンポよく読め、理屈ぬきに楽しめます。


三匹のおっさん/有川 浩
¥1,600
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