五輪エンブレムのこと

珍しく、ちょっと真面目にデザインの話題なのですが



五輪エンブレムで一躍時の人となってしまった、アートディレクターの佐野研二郎さん。



ネット上で過去の作品も全てパクリなんじゃないか！？といった比較画像が出回ったり、それがニュースで流れてしまったり…



ご本人も謝罪されているトートバッグの件は、タイミングが悪かったな…と思いますが



これだけ情報が溢れ返っていて、すぐに色々な画像を検索出来る今、似たようなデザインなんて探せばいくらでも出てくるでしょう。。。



五輪のエンブレムと劇場ロゴは、確かに一部分だけ見れば似ているかもしれませんが、間の取り方や色使いのぱっと見のインパクトで、同じものと見間違う程ではないように思います。



そもそもコンセプトや制作の過程が全く違いますし。。



ロゴ一つ作るのに、どれだけの労力がかかるか良くわかるので、既存のデザインをパクって作れるとかそんな単純なことではないです。



何より、これだけ第一線でご活躍の方が、既にあるものをなんとなく真似て、はい～私の作品です、なんて短絡的なことはしないですよ、、、、



無駄が無いものほど、ものすごく時間をかけて作られているものです。



ここまで来ると、もはや言いがかりでしかない。ネットって、怖いですね。。。



この一件で、良くも悪くもアートディレクター、グラフィックデザイナーという世間一般ではわかりにくい職業が注目されているように思うので



せっかくなら詳しい仕事内容も、もっと良い形で認知されればいいのにな～と思います。



ちなみに、私はグラフィックデザイナーと名乗っていますが、こんなものを制作しています(＾＾)

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