1982年全英5位、83年全米3位(ミリオンセラー)、カナダで1位、アイルランドとニュージーランドで4位、オーストラリアで5位。アメリカでは、当初この曲はラジオ局のお気に召さなかったため、なかなかオンエアしてもらえなかったのですが、MTVがこのPV(スリランカで撮影されたもので、映画『インディ・ジョーンズ』をイメージしたとのことだけど、ちょっと『地獄の黙示録』も入ってんな)に注目してヘビロテしたことで火がつき、彼らの最初の全米ヒットとなりました。まさしくMTV時代の申し子(陳腐な決まり文句やな)といったところでしょう。なお、歌詞は Simon Le Bon が『赤ずきんちゃん』にインスパイアされて書いたものですが、John Taylor は、「どういう意味なのか、マジでわかんないんだけど、たぶん、女の子たちと会って、その中の誰かとヤリたいってことなんじゃないかな」と述べています。また、冒頭の女性の笑い声は Nick Rhodes のカノジョ(当時)のものだそうです。

 

カミングアウトすると、私はこの曲で Duran Duran にハマりました。バンド名の由来となった映画『バーバレラ』も見たほどです(笑)。この曲は Culture Club の "Do You Really Want To Hurt Me" と競うように全米チャートを駆け上がり、1983年3月に "Do You Really ~" が2位、この曲が3位となって(ちなみに1位は "Billie Jean")、British Invasion の本格的到来を告げることとなりました。以前にも書いたように、1984年1月の日本公演でこの曲はオープニングナンバーの "Is There Something I Should Know?" に続いて2曲目に演奏されました。この流れは完璧というほかなく、そのときの雰囲気は彼らのライヴアルバム "Arena" がよく伝えているところです。

 

 

こちらは Steve Aoki (日系アメリカ人)とのコラボ。

 

 

エレクトロハウスとこの曲はあまりマッチしているとは言い難いな。

 

さらにこんなカバーも。

 

 

これはなかなか。