気がつくと、男たちがいた。
彼らは主人公を新社長と勘違いw
身代金の要求をするらしい。
亜子「あの、ち、違うんです!私、本当の社長じゃなくて」
男2「何言ってんだよ、朝から秘書やらSPやらがついてただろ?」
記者1「そうそう。よくわかんねー、ヒモみたいな男もいたけどな」
(総司郎さん、ヒモ扱いされてる…)
亜子「あれはATKの創立5周年のパーティーの余興で」
亜子「私、今日一日だけ社長をやることになったんです」
亜子「本当の社長は今もずっと逢坂です!」
男1「はあ!?じゃあ本当に社長じゃないのか?」
記者1「待てよ、いくら余興とは言え、すげー大事にされてたよな」
記者1「あいつら全員ATKの重役だろ?」
男1「重役達に、余興だけであそこまで大事にされないだろ普通」
ってことで、男たちはいくら要求するか相談する。
その間に主人公は縄を解こうとする。
亜子「…抜けた!」
男1「おい!何やってんだ!」
亜子「こ、来ないで!」
ドン!ガン!
(あっ…まずい!思いっきり突き飛ばしちゃった!)
男1「痛って!」
男2「なんでそんなに吹っ飛んでるんだよ!」
男1「あの女が…」
(まずい、また来る!)
亜子「来ないでってば!」
ドン!ガン!ガン!
男1「うおっ!何だコイツ」
男2「女相手に何やってんだよ!」
亜子「近づかないで!」
ドン!ガン!ゴン!
男2「この野郎!女だからって甘くしてやったら調子に乗りやがって!」
男3「そこまでだ」
頭の後ろで銃を突きつけられる。
殺される!?と思った時、ドアが吹き飛び、競が男を
殴り主人公を抱きしめる。
競「どこもなんともねか!?」
亜子「は、はい…大丈夫です」
競「そうか…無事でえがった…」
(競さん…すごく心配してくれたんだ…秋田弁になっちゃってる)
後からぞろぞろと、新たちもやってくる。
記者たちが警察に通報したから、もうすぐ来るらしい。
新「おい競、おまえ、向こうの男も倒したのか?」
競「いや、俺が殴ったのはこっちの銃を持ってた奴だけだ」
亜子「あ…その人は私が」
総司郎「亜子ちゃんが!?」
亜子「す、すみません…急につかみかかられそうになったので、勢い余って突き飛ばしちゃって」
営太「おまえ…突き飛ばしたって…」
亜子「怖くて…2回とも、思いっ切りやっちゃって」
大造「亜子に二度も思いっ切り…」
新「それは…気絶もするだろうな」
営太「おまえ、人質が犯人突き飛ばして気絶させるって…」
営太「ぶっ」
亜子「え、営太さん!笑いごとじゃないですよ!」
営太「悪い…だっておまえ、突き飛ばして気絶…」
営太「ダメだ、ツボに入った!」
営太大笑い。
警察が到着し、犯人たちは拘束される。
主人公が帰ってこないので、探しに出たら男たちが女
性を取り囲んでいたという話を聞き、そこから聞き込
み開始。
車のナンバーを割り出し、GPSで現在地を確認。
みんなで乗り込んできたと。
記者1「いやー、それにしてもすごかったですね、みなさんの連携プレイ!」
記者2「警察に連絡した時には、場所も犯人も目星ついてましたからね」
記者2「一人の社員のために、重役達がここまでするなんて…驚きです!」
新「まあ、亜子はただの社員じゃないけどな」
記者1「重役はみんなイケメンだし、社員との関係もいいし、言うことなしの企業ですよ!」
(よかった…てっきりスキャンダルになるかと思ったけど、大丈夫みたい)
会社に戻り、総司郎はみんなに連絡を入れに行こうと
するが、新たちに待ったをかけられる。
総司郎「あの、ちょっと…なんでみなさん、僕を囲むんですか!?」
新「ペットはペットらしくしてやろうと思ってな」
総司郎「ど、どういう…まさか、服を脱げなんて」
大造「最近の犬は服を着てる奴も多い」
競「だが、飼い犬ならきちんとそれらしくしないとな」
総司郎「ちょ、ちょっとみなさん…落ち着いて」
究人「よく考えたら、人間の言葉を話してる時点でペットとして不合格じゃないですか?」
営太「ははは!そう考えると、二足歩行もアウトだな!」
総司郎「ひどい…人権侵害ですよ!マスコミにリークしますよ!」
大造「人じゃなくて、今はペットだろう?」
競「さて、服は勘弁してやるとして、まずは…」
新「首輪だな」
(えっ…新さん、どこから首輪と鎖を!)
総司郎「ちょっと待ってください!本気ですか!?」
競「このくらい我慢できるだろう?」
競「今日一日、一番おいしいポジションだったんだから」
大造「考えてみればやっぱりおかしいな」
大造「三雲くんが配役を考えて、三雲くんが抽選の箱を作って…」
究人「確かに、三雲くんが一番いい役をゲットするのは、話ができすぎてますね」
総司郎「まさか、僕がそんな裏工作をするはずないじゃないですか…」
新「よし、みんな押さえてろよ!この首輪をつけてやる!」
総司郎「待って!待ってください!」
新「往生際が悪いぞ」
総司郎「せめて…せめて亜子ちゃんにつけてほしいです」
亜子「ええ!?」
総司郎「僕は亜子ちゃんのペットですから…」
主人公につけさせるわけがなく、新が首輪をつける。
総司郎「何が悲しくて男の人に首輪をつけられなきゃいけないんですか…」
新「今日一日、いい思いをした見返りだ」
記者2「ATKの重役って、みんな仲がいいんだな」
記者「ああ、普通は派閥があるものだけどな…これ、雑誌に使ったら大反響だ!」
記者2「みなさん、1枚いいですか?」
主人公は今日のこともあったことだし、目立たない方
がいいということで、写真は遠慮する。
総司郎「じゃあ僕も遠慮しておきます。目立つのはあまり好きじゃないので」
新「お前は却下」
ぐいっ
総司郎「ちょっ…鎖引っ張らないでください!」
カシャッ
総司郎「ああもう…こんな姿全国に晒されたら生きていけません…」
新「いいじゃねーか。似合ってるぞ」
大造「家政婦よりはマシだと思うが…」
営太「まあ、自業自得だな。ドンマイ!」
究人「皆さん楽しそうですね」
競「…フッ」
やっと解放され、会社を出ると、メールが…。
その相手は…
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