大阪府高槻市の淀川堤防で4月、宇野津由子さん(36)の遺体が見つかった殺人死体遺棄事件で、宇野さんが今年2月ごろ、豊能町希望ケ丘に住む夫婦と養子縁組し、親族になった後で多額の保険金をかけられていたことが12日、捜査関係者への取材で分かった。また、この夫婦の周辺で平成20年秋に変死した50歳代の女性にも保険金がかけられていたことが判明。府警は保険契約や2人の死亡の経緯について調べる。

 捜査関係者によると、宇野さんは複数の保険に加入し、死亡時の受取金は計数千万円に上っていた。宇野さんは約1年前から豊能町希望ケ丘の養父母の自宅に住んでいたとみられ、今年2月ごろ養子縁組をした。

 親族は「宇野さんはインターネットで養母と知り合い、希望ケ丘の家で住み込みで働いていた」と府警に説明しているという。

 宇野さんは2月の養子縁組後、複数の保険会社と計数千万円の保険を契約していた。宇野さんは4月29日夕、自宅から南東へ約15キロ離れた淀川堤防斜面でポリ袋に詰められ、死亡しているのが見つかった。これまでの捜査で、4月28日に首を絞められて殺害され、遺棄されたとみられる。

 一方、50歳代の女性は平成20年10月31日午前8時半ごろ、豊能町希望ケ丘の店舗兼住宅で死亡しているのが見つかった。近所では、2階の階段から落ちて亡くなったとみられていた。

 府警は当時、遺体を司法解剖し、事件と事故の両面で捜査。未解決事案として残っていたという。

 女性は、この夫婦が滋賀県から呼び寄せ、死亡した店の1階で飲食店を経営していたという。

 府警は11日、容疑者不詳のまま宇野さんの自宅などを死体遺棄容疑で捜索。失踪(しつそう)の経緯を調べている。

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