□4月29日、東京都千代田区の大手町サンケイプラザ

 ■国の誇り、子孫に語り継ぐ

 子孫らに日本神話を語り継ぎ、国への誇りや先祖を大切にする心を伝えたい-。そのような信念のもとに「『日本神話の心』伝承の会」(同会主催)が、東京都千代田区の大手町サンケイプラザで開催された。北は青森から南は大分まで。つえをついた高齢者、働き盛りの男性、小学生と幅広い世代が会場を訪れた。その熱気に今も息づく神話の存在を感じた。

 作家で日本画家の出雲井晶(いずもいあき)会長はこれまで「国のすばらしさに目覚めたとき、自分への自信や祖国への誇りがわく」と訴えてきた。この日、登壇した出雲井会長は来場者に優しい口調でこう語りかけた。

 「先祖が直感で感じ取り、日本神話を書き込んでくれた。いま座っている一人一人の先祖は偉大だった。神様に命をいただき、生かされていることをしっかりとらえていた」

 来賓として招かれた自民党の山谷えり子参院議員もマイクの前に立ち、「自分たちのすばらしさを知れば、自信が持てる。喜びが持てる。そういう子供はへこたれない、キレない。私たちの役目として日本の心、神話をもっと広く、強く広めていきたい」と訴えた。会場からは大きな拍手が寄せられた。

 会場では古事記の素読も行われた。来場者が一斉に声を出すと、耳から入る大音量の言葉が胸にズンと響く。東京都府中市の主婦、平岡好子さん(58)は「みんなで声を出したら、連帯感が生まれた。国に誇りが持てる神話をしっかり受け継いでいきたい」と笑顔で話していた。

 また、目黒区の無職の男性(69)は「感銘を受けた。先祖や親を大切にする心を孫に伝えることの重要さが改めて分かった」と話していた。神話への情熱は、来場者にしっかり伝わっていた。

 (高久清史)

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