ドラゴンボール大百科

ドラゴンボールの初期から最終回までの情報。キャラクターの戦闘力や画像、ドラゴンボールの謎など。


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牛魔王(ぎゅうまおう)
声 - 郷里大輔(無印、Z、改4話 - 18話)、大友龍三郎(改55話 - 最終回)

フライパン山に住む2メートルを優に超える大男で、亀仙人の2番弟子。かつては、各地から金銀財宝を奪い、自分の城の財宝を狙う者をことごとく殺害。武道界と裏社会でも名が知れており、「悪魔の帝王」と呼ばれ恐れられていた。チチの父親でもあり、彼女を産んですぐに妻が他界したため、男手一つで娘を育てた苦労人の面も持つ。訛りのある言葉で話すのが特徴的。
ドラゴンボールを探しにフライパン山にきたブルマ一行に自分の財宝を狙ってやって来たと思って襲い掛かるも、悟空の素性を知りたちどころに打ち解ける。「悟飯さんの孫なら娘をやってもいい」とまで言い放つあたり、豪放磊落な性格でもある。

エイジ739年、赤ん坊のチチとともにピクニックに行っている最中、牛魔王の城がある山に火の精が落ちてきて山が火だるまになり、牛魔王の住む山はフライパン山と呼ばれる場所になってしまうが、後にフライパン山の火を消すために悟空が連れて来た亀仙人と再会し、無闇に殺生をしないようにと説教されてからは徐々に温厚になっていく。山がかめはめ波で消し飛んだ後も、フライパン山の城に蓄えていた財産はちゃんと拾い集めており、後に孫一家の生活費として使われることになる。
その1年後、アニメ(無印)の第31話で娘のチチとともに再登場した際には、改心して村人たちと仲良く暮らしており、中華風の屋敷を建てそこに住んでいた。チチと悟空の祝言を挙げるために村人にその準備を手伝わせており、地元の豪族のように振る舞う。また、村をレッドリボン軍が襲撃した際には率先して迎撃に向かい、網で捕らえられた際には自分に恨みを持った連中の仕業だと考え、過去の悪行に対する報いと受け止める。

娘のチチが小さな頃はゴーグルと一体化した牛のような角と水色の長い羽飾りがついたヘルメットと、赤いマントとプロテクターを着用している。彼女が成長し、第23回天下一武道会に出場する頃には牛のような角がついた帽子と白い半袖シャツと眼鏡を着用し、かつての乱暴者の面影はなくなる。アニメではしばしば悟空のことを「ムコ殿」と呼び、悟空からは結婚後も「オッチャン」と呼ばれている。クリリンたちにとっても良き先輩格である。悟飯が生まれた後は人当たりのよい祖父となり、後には曾孫まで生まれたが、その時も牛魔王自身は外見に老化が殆ど見られなかった。
亀仙流の武術はほとんどマスターしているが、唯一かめはめ波のみ使えない。これに対し鳥山は「牛魔王は技より力のタイプ。それに実力はちょっと伴わなかったため」と答えている。

『GT』では、ベビー戦後に開かれたパーティーに参加したのが最後の出演。
命名は西遊記の牛魔王から。
 


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チチは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』及びそれを原作とするアニメシリーズに登場する、架空の人物。アニメ版のオリジナルキャストは荘真由美(初代)、渡辺菜生子(2代目)。実写映画『DRAGONBALL EVOLUTION』ではジェイミー・チャンが演じており、吹き替えは小清水亜美。
初登場は原作では其十一、アニメでは『ドラゴンボール』第7話。タイトルは共に「フライパン山の牛魔王」。 牛魔王の娘で、父同様東北弁に似た訛った口調で喋り、父親からは想像が付かないほど可愛い容姿をしている。
 
プロフィール
以下は週刊少年ジャンプのジャンプキャラ大集合・名鑑より(1988年当時なので、第23回天下一武道会出場時点でのデータである)。後に身長・体重データ変更及び趣味も設定されている。
身長167cm→163cm
体重49kg→50kg
バスト88cm
ウエスト57cm
ヒップ85cm
趣味:農作業、悟飯の教育
好きな食べ物:中華ちまき
好きな乗り物:トラクター
 
軌跡
エイジ737 - 誕生。
エイジ739 - 2歳。牛魔王にピクニックに連れて行かれた際、城がある涼景山が燃え出し、帰れなくなる。この際、山の名称がフライパン山に変更される。
エイジ749 - 12歳。亀仙人に芭蕉扇を借りに行く途中で悟空と出会う。性別を確かめようとした悟空に、股間を触られたことで嫁に行くことを決意し、約束を取り付ける。
エイジ749~756 - 12歳~19歳。この数年間は、女性武道家として亀仙流の厳しい修行に明け暮れる日々を過ごす。
エイジ756 - 19歳。一向に迎えに来なかった悟空に痺れを切らし、名前を隠して第23回天下一武道会に参加。予選を余裕で勝ち抜き本選に進出するが、1回戦で悟空に完敗する。試合終了後、約束を思い出した悟空と結婚し、大会終了後には2人で旅に出る。
エイジ757 - 20歳。孫悟飯を出産。
エイジ767 - 30歳。孫悟天を出産。
エイジ774 - 37歳。魔人ブウ(無邪気の状態)に悟飯を殺された(実際は生きていたが)悲しみのあまり、トランクスたちとの対決待ちをしていたブウ(悪)をひっぱたき、怒りをぶつけるという向こう見ずな行動に出てしまい、その結果卵にされ潰されて死亡する。その後ドラゴンボールにより生き返る。
武道家としてのチチ
結婚後は典型的な教育ママとなり、本格的な戦闘を行った経験がないが、本来は牛魔王の娘として影響を受けた武道の達人であり、作中で戦闘シーンが登場する数少ない女性キャラクターの1人でもある。アニメ版の設定では悟空が初代ピッコロ大魔王を倒した1年後に、父親の牛魔王の元を離れ2年間での独自の厳しい修行で父親を超えているが、本編で直接の描写は無い。第23回天下一武道会に出場した際に、観戦していた亀仙人から「かなりの達人」と言われたが、悟空との結婚を機に戦闘の第一線から退いて基礎的な鍛錬しか継続していない。
アニメオリジナルや劇場版では、原作やアニメの大筋では無かった巨悪との対戦経験がある。
悟空と再会すべく天下一武道会に参戦したことから、過去二度に渡り悟空が出場していたことは何らかの形で知っていたが、準決勝での悟空の対戦相手・天津飯について側で観戦していたヤムチャに質問していることから、他の実力者について事前に研究をしていた様子はない。
サイヤ人戦以降は直接的な戦闘描写は無く、大幅なレベルアップを果たした描写もない。ただしアニメでは、悟空の妻として腕が鈍らないように、専業主婦の傍らでも密かに亀仙流の基礎鍛錬だけは日々続けていたとチチ自身が語っており、組み手においては悟天を圧倒するなど、武術の健在ぶりを見せたこともある。また天下一武道会にて子供の部を観戦していた時、自分の息子が悟天やトランクスに負けたことを激昂して、ブルマに襲い掛かった母親を軽く一撃で気絶させ、周囲の観客を驚かせている。
 
亀仙流上段蹴り
亀仙流の蹴り技で、名称はカードダスから。武道会予選の決勝でこの技が本選出場の決定打となった。アニメ版では、予選の1回戦で対戦相手の多様な連続攻撃を全て封鎖して、この蹴り技1撃のみで圧勝した。本戦でも悟空に試合開始早々繰り出すが、紙一重で避けられた。
かめはめ波
両掌に気を集中させ、一気に放出する気功波。亀仙人が開発。本編では直接的には披露していないが、設定上牛魔王を超えて、亀仙人に匹敵する実力を持つチチは、この技を使用できる域に達していて、番外編などで一応の描写もある。
気功スラッガー
ゲーム「超ドラゴンボールZ」で使用。両手を頭上にかざし、気を集中させて繰り出すチチ独自のアイスラッガーのような形のエネルギー弾。敵に当たらなければブーメランのように戻ってくる。自由に遠隔操作が可能だが、早いため操作が難しい。クリリンやピッコロが使ったエネルギー波(弾)同様に敵を自動的に追尾する。
超気功スラッガー
ゲーム「超ドラゴンボールZ」で使用。「気功スラッガー」のエネルギー弾が通常よりもさらに巨大になり、威力が非常に高い技と化している。他の効果は「気功スラッガー」と全く同じ。
悟空との接点
原作ではチチと悟空は最初に会ったきり第23回天下一武道会まで全く会っていないが(ただし「占いババ」編~「第22回天下一武道会」編の空白の3年間は不明)、アニメではその後も何度か会っており、第31話では、最初に会ってから1年後に再会したことになっている。 武道会終了後は『ドラゴンボールZ』に移行するまで、数話に渡って夫婦だけの冒険が描かれており、兜を脱いだ牛魔王もサイヤ人編ではなく、ここで初登場した。原作アニメを通して、夫婦のみの単編はこれが唯一。 アニメでは「デートのことを知らない悟空に『恋人同士が好きな事をやるもの』と教えたが、勘違いした悟空が急に組み手を始め『正拳突き』が心に刻み込まれた」という、悟空との初デート時の様子を悟飯に語ったこともある。
 


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ヤムチャは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』およびそれを原作とするアニメに登場する架空の人物。アニメでの声優は古谷徹。『DRAGONBALL EVOLUTION』での配役はパク・ジュンヒョン、吹き替えは江川央生。
原作での初登場は其之七「ヤムチャとプーアル」、アニメでは『ドラゴンボール』第5話「つよくて悪い砂漠のヤムチャ」。
 
概説
エイジ733年生まれ。身長183cm、体重68kg。趣味は格闘技、野球。好きな食べ物はかた焼きそば。好きな乗り物はマイティバギー(旧型バギー)。嫌いな物は歯医者。
元は荒野の大悪党「ハイエナヤムチャ」として部下プーアルと共に砂漠を駆け回っていた盗賊。孫悟空の話を盗み聞きしたことでドラゴンボールの存在を知り、それに願って女性の前であがる癖を克服するため、悟空たちを騙し共に冒険に加わる。旅の過程の中で女性が苦手という弱点は克服したものの、今度はその反動で浮気症になってしまう。
初登場時から実力は高いが、初戦で未知の強豪と当たり、相手の強さを読者に見せつけるため負けるパターンが多い。そのために勝利シーンは少なく、作品内で勝利した相手は幼少期のチチ、兎人参化の部下、天下一武道会予選時の対戦相手、透明人間のスケさんのみである(アニメでは後述の通り、これらに加え何度か勝利している)。あまりにも悟空達との実力の差が開いたため、セルゲーム以降は武道家を引退。第25回天下一武道会にはピッコロやクリリンも参加を決意する中、「出ても恥かくだけ」と消極的な態度で出場を辞退していた。
作品の最初期より、長らくブルマと喧嘩しながらも交際していたが、ヤムチャの浮気性が原因により破局した。
名前の由来は中華料理の形態である飲茶。
 
人物・性格
当初こそは荒野に迷い込んだ旅人を襲うなどの非道な行いを行っていたものの、極度の女性免疫力の無さとあがり症から悟空一行への襲撃は悉く失敗に終わる。以降は悟空一行に付き纏いドラゴンボールを横取りしようとするものの、結局ドラゴンボールでの願い事はピラフ一味によって阻まれた。しかし彼の願いと一緒にピラフ一味に捕まっていて免疫が出来たブルマの願いは合致(ヤムチャの「女性への上がり症の克服」とブルマの「格好いい彼氏が欲しい」)し、彼女の交際相手としてプーアル共々カプセルコーポレーションに居候することになる。ブルマから女性関係を批判されてはいるものの、基本的には仲間思いの常識的な人物として描かれている。
作中では珍しく、美形と設定されているキャラクター。そのため女性にはもてる。それが原因でブルマとは度々喧嘩となっていると語られるが、原作においては他の女性に手を出したり、うつつを抜かすような描写は無い。初期には「結婚に憧れている」と発言しており、ブルマと正式に別れた後も別の女性と付き合っていると話しているものの、結婚したと確認できる描写は最後まで無かった。
登場初期はナルシストな一面を持っており、悟空と闘って歯が折れた時には手鏡を見ながら「俺の凛々しい顔が!」とショックを受けて戦意喪失。チチから「よく見るとひょうきんな顔」と言われて憤慨している。
ブルマとは破局した後も、親しい友人として付き合っている。魔人ブウ編で共に天下一武道会の観戦に行ったり、ベジータの死に、ショックを受ける彼女を気遣っていた。
悟空の武道家仲間としては、もっとも古い付き合いとなる。ナメック星消滅の直前には悟空に対して「死ぬな!」と絶叫したり、悟空が死亡したと思われていた際に強いショックを受けたり、セルとの戦いで2度目の死を遂げた悟空を何とか復活させてほしいと神龍に頼むなど、長年の悟空に対する友情を示す場面は多く見られた。
第22回天下一武道会後に天津飯が足の骨を折ったことを謝罪した際には、恨みを残さずに許し(アニメでは天津飯の優勝が決まった際、最初に拍手している)、以降は彼と友人関係となる。アニメでは2人の気が合うようなシーンが幾つかあり、地球のドラゴンボールでは生き返れない餃子や、一緒に残る気でいた天津飯に付き合って、自分も界王星に残ろうとするなどお人好しぶりを見せた。劇場版では共に行動することもあった。
ナメック星編後には、かつての敵だったベジータと一緒にカプセルコーポレーションで暮らしていたため、天津飯に「(ベジータと)一緒に住んでいるヤムチャの気が知れん」と言われている。
セルゲーム直後には、皆がドラゴンボールの最後の願いを思い浮かばなかった際、付き合っている彼女の為に高価なネックレスを貰おうとしたが、結局はクリリンの提案で人造人間17号と人造人間18号の体内の爆弾を取り除くことに使用される。18号を危険視していたヤムチャだが、そのことをクリリンから謝罪された際には「ネックレスなんて冗談だ」と笑って彼を気遣っている。また、ベジータがセルに殺されたトランクスの敵討ちに挑んだことを、復活したトランクスに伝えるという気遣いも見せた。
第25回天下一武道会に出場したクリリンを心配するマーロンに対し、「クリリンは世界で一番強いから大丈夫だ」とフォロー(その後、「地球人の中では」とこっそり付け足した)。アニメではビーデルとスポポビッチの試合で酷い場面になると、マーロンの目を手で覆って見えないようにしたりと気遣っていた。
我流と亀仙流の硬軟のスタイルでのスピードと技の切れを身上した戦法を得意とし、第23回天下一武道会においてシェン(神様)からは「素晴らしい才能を持っている」、一時は神様を脅かした繰気弾を「実に良い技」と高評価を受ける反面、我流故に「足元がお留守」、「無駄な動きが多い」など荒削りなところについて忠告を受けている。
 
略歴
エイジ733 - 生誕。家族等の詳細は不明であり、またいつ頃から盗賊となったのかも定かではない。
エイジ747(14歳) - この頃、プーアルと出会う。
エイジ749(16歳) - 荒野に迷い込んだ悟空たちのホイポイカプセルを狙って襲撃するが、女性であるブルマが一行に加わっているを見て退散。その後ドラゴンボールの話を盗み聞きし、女性の前であがらないようにして貰おうと企み、ボールを奪おうと悟空たちを追跡する。悟空たちの移動手段が無くなった際は、仲間になったと見せかけて車を提供し悟空たちと同行。その後ピラフ城からの脱出までブルマの近くにいたためか、いつの間にか女性が苦手という症状は無くなり、悟空たちとも仲間意識が生まれていた。脱出後にはブルマと恋人同士になり、西の都に住むこととなる(学校にも通って女にモテたことが、後にブルマの母のセリフで示されている)。
エイジ750(17歳) - 第21回天下一武道会に出場し本戦進出を果たすが、初戦で亀仙人が変装したジャッキー・チュンに敗れる。
その後、孫悟空がレッドリボン軍を壊滅させた後、占いババの館での闘いに参加。透明人間のスケさんに、ブルマ・亀仙人・クリリンの協力により勝利するが、ミイラくんには敗れる。占いババの館の戦いが終わったあと、亀仙人に弟子入り。修行を積み、独学でかめはめ波を会得する。
エイジ753(20歳) - 第22回天下一武道会に出場し本戦進出を果たす。会場で当初から険悪な関係だった天津飯と初戦で戦うこととなる。壮絶な打ち合いを見せ、観客を騒然とさせるが、最終的には天津飯の蹴りをまともに受けて敗北。そのとき気絶した際に足を折られる。
その後ピッコロ大魔王が出現するが、足の怪我により居残りとなる。悪化する状況の中、万全でないながらもピッコロ大魔王の元に向かうが、到着した時点では既に悟空によって倒されていた。
エイジ756(23歳) - 第23回天下一武道会に出場し本戦進出を果たすが、シェン(地球の神)に敗れ3度目の初戦敗退。
エイジ762(29歳) - 神のもとで修行を積み、サイヤ人戦に挑む。栽培マンとの戦いでは勝利はするが悪あがきの自爆により死亡(結果的にクリリンを庇う形になった)。その後、界王星にて天津飯、餃子と共に修行。ナメック星消滅の際には悟空を心配し、死んだと思われていた時も膝を付いてうなだれていた。最終的には、ナメック星の神龍(ポルンガ)により生き返る。
エイジ763(30歳) - 地球へのフリーザ襲来時にはベジータと共に駆けつける。
この後、付き合っていたブルマと別れて、その後別の女性と交際を始める。
エイジ767(34歳) - 人造人間を探していた際、人造人間20号に遭遇しパワーを吸い取られ、胸を貫かれるが仙豆によって復活。復活後は実力差から人造人間と戦うのを嫌がるが、最終的にはクリリン達と共に、悟空達を助けに行く。
その後悟空が病に倒れた際、自分が戦闘には1番役立たないと判断し、特効薬のある孫家へ連れて行く役目を名乗り出る。その後セルゲームでは他の戦士と共に参戦。セルジュニアと戦うことになり、あやうく殺されかける(アニメ版では瀕死の悟空にとどめをさそうとするセルジュニアに天津飯と共に痛烈な一撃をお見舞いするなど、善戦する)。アニメ版では悟飯とセルの最後のかめはめ波合戦の際に、悟飯に加勢し、心の中で最古参の戦友である悟空に「悟飯はお前の息子なだけのことはあるな」と述べた。
エイジ774(41歳) - 平和になり、久々に開催された天下一武道会(第25回)を観戦。出場しないのかとチチに訊ねられた際は、「恥をかくだけだから」と冗談混じりで返答。その後魔人ブウが復活し、宮殿でブウに菓子にされて食べられ死亡するが、ドラゴンボールで生き返る(アニメ版では魔人ブウに対抗するために界王にクリリンと共に肉体を残され修行し、大界王星にて魔人ブウと交戦する)。
 
劇場版への登場
アニメ第一作『ドラゴンボール』の劇場版では全作に登場。原作・アニメ序盤のドラゴンボール集めを焼き直した劇場版第1作『神龍の伝説』では原作同様「ハイエナヤムチャ」が通り名となっており、当時は相当な大悪党だった模様。3作とも女性に敗れたり、色仕掛けに油断し敗れる(第3作目の『摩訶不思議大冒険』ではボラに敗れている)など、あまり活躍の機会はなかったが悟空やクリリンとともに戦った。
劇場版6作目『地球まるごと超決戦』では、ターレス軍団が地表に穴を開けるための爆発により15年ローンかけて購入した飛行機が破壊される。今作では飛行機をローンで買ったことをブルマに怒られたり、悟飯の勉強を見ると言った時にはチチから「それが一番心配だ!」と言われてしまう。その後ターレス軍団の一人カカオと闘って敗れるが、元気玉を作る悟空の時間稼ぎのため、ピッコロらとともにターレスに立ち向かい、全員敗北するが元気玉を完成させた。
劇場版12作目『銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴』では、借金して天下一大武道大会に出場。悟飯やトランクスが参加しているのを知り、やる気をなくしタワーの上で昼寝をしていたところ、選手が激突した衝撃でタワーが傾き海に落ちて失格という結果となった。その後、天津飯と共に悟飯のもとに駆けつけ、銀河戦士と闘うも二人がかりで攻撃され敗北を喫している。
劇場版17作目『最強への道』では、舞台が最初期に戻ったため、盗賊としての登場であり、悟空を圧倒するもブルマがいたため、退却する。悟空達のドラゴンボールを狙うが、女性に対して免疫が付いていなかったことが仇となり、ブルマを前にして何も出来ず、ブルー将軍に裏拳で倒されブルマ達と共に投獄されてしまう。
ドラゴンボールGTへの登場
エイジ790(57歳)-究極のドラゴンボールによる地球爆発の際、超サイヤ人4の悟空に瞬間移動でツフル星へ移動するシーンで登場。今まで老いが見られなかったその容姿は、髪にも白髪が交じり多少老けた。
最終回にも一瞬登場。プーアルと共に荒地にいて、車を修理していたところ、頭上を神龍が通り過ぎていった。いずれも姿のみで担当声優の古谷の出演は無いが、古谷は別のキャラクターで出演している。
 
ヤムチャの技
狼牙風風拳(ろうがふうふうけん)
ヤムチャオリジナルの技で、本人曰く「構え、狼になりきって素早い動きで意表をつき、顔面と上半身に突きの集中連打。出した速さと同じ速さで拳を引き、休まず攻め、最後は、とどめの蹴り」、もしくは最後に両腕に満身の力を込め、とどめの一撃。野生の狼のような目にも止まらぬ速技で、相手に1秒間に推定5発打撃を与え最後に重い一撃を浴びせる。技を放つ際に狼の影が映るのが特徴。神様には技の速度は感心されたがそれに重点を置きすぎており足元への注意を忘れていると評された。アニメにて人造人間19号が調べたデータに表示されたスペルは「ROUGAWHOWHOKEN」。
ゲームオリジナルでは派生技として、従来のラッシュに回転を加えた「狼牙風風拳:旋風爪」や、掌に気を集中して一閃する「狼牙風風拳:閃」が登場した。
新狼牙風風拳(しんろうがふうふうけん)
狼牙風風拳をパワーアップさせた技で、基本的には今までと同じだが1秒間に推定10発に増えるなど瞬発力や攻撃力が向上している。第22回天下一武道会で天津飯に破られ、この技を使うことはほとんどなくなった。原作では狼の影が消滅したが、アニメ版では逆に狼の影が増えている。「真狼牙風風拳」は誤記。
かめはめ波
両掌に気を集中させ、一気に放出する気功波。亀仙人が開発。とっておきの技として第22回天下一武道会にて初使用。かめはめ波の使用は悟空の次に早かった。栽培マン戦においても使用するが、いずれも決まり手とはならなかった。
繰気弾(そうきだん)
第23回天下一武道会に出場したヤムチャが見せた「とっておきの技」。気を手に集中させて繰り出すヤムチャ独自の気功弾で、この気弾は指を動かすことで自由に遠隔操作できるという特徴を持つ。また、相手に避けられる等して気弾が別の物体に激突しても消滅せず再度操ることが可能で、本編では一度地面に突き刺さった後、地中を移動し、相手の真下から急襲するという戦法を使って周囲を驚かせた。
クリリンやピッコロが使った、敵を自動的に追尾する気功波(弾)とは違って指を動かして操作に集中する必要があるものの、より精細な操作が可能となっており、劇場版やゲームなどでは相手を惑わした後に急所に命中させたり、気弾を何度も往復させて四方八方から相手を打ちのめすといった使い方も存在する。一方で、スピードと奇襲性能に優れた技である。新作アニメでは、崩壊したサタンホテルの瓦礫からブルマ達を救った。
アニメやゲームでは、より強く気を込めた「特大繰気弾」「超繰気弾」も登場。ヤムチャの技では、相手を追い詰めた数少ない技であり、ゲームなどではヤムチャの大技として扱われることが多い。
「操気弾」は誤記。
舞空術(ぶくうじゅつ)
全身の気をコントロールしながら放出することによって、空中を飛行する技。元々は鶴仙人流独自の技だが、ほとんどの戦士が体得している。
使用シーンが初めて登場したのはサイヤ人編、ピッコロと悟飯に合流する際に舞空術で移動してきた。第23回天下一武道会の時点で、既に使用した悟空やクリリンと比較すると、大幅に遅れての使用となった。
 
ヤムチャの戦闘力
作中や書籍などで明らかにされているヤムチャの戦闘力は以下の2つ。かつてのライバル、悟空は超サイヤ人に覚醒したりと実力は大幅に開いてしまった。だが、亀仙人やカリン、神様、あの世での界王の下での修行など悟空が受けた修行をほとんどをこなし、復活後の人造人間戦に向けた3年間の修行で、地球人としてはトップレベルの実力は持っているようである。アニメではリクームや、それ以上の実力を持つオリブーに勝利。セルジュニアにも、結果は原作と同じく瀕死まで追い詰められるも、序盤何とか対抗するなどもしてみせた。
サイヤ人襲来前:177
ブルマの計測したスカウターの数値より。クリリンより30程下であり、亀仙人とチチよりは40程上であるが、第22回天下一武道会の天津飯(180)より劣る。
サイヤ人戦:1480
仲間と共に神様の下で修行し戦闘力が上昇。
 
テーマソング
ウルフハリケーン
歌: 古谷徹/作詞: 井上敏樹/作曲: いけたけし/編曲: 京田誠一
 
ゲームでの登場
ゲームでの初登場はファミリーコンピュータ(以下FC)専用ソフト『ドラゴンボール 神龍の謎』。ボスキャラクターの1人として登場。
『ドラゴンボール 大魔王復活』ではそれぞれ仲間カードとして登場。新狼牙風風拳で攻撃してくれる。
『ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人』『ドラゴンボールZII 激神フリーザ!!』スーパーファミコン専用ソフト『ドラゴンボールZIII 烈戦人造人間』『ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説』ではプレイヤーキャラクターの一人として登場。戦闘力は低めだが、作品によって繰気弾は「相手に確実に命中する」、「避けられるとダメージが上がる」などの効果が追加された。『ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画』では遭遇するとカードをくれる。
格闘ゲームではプレイステーション2専用ソフト『ドラゴンボールZ』より初登場。IFストーリーでたびたび登場しており、『ドラゴンボールZ2』ではヤムチャと天津飯がフュージョンして誕生した「ヤム飯」が登場している。
『ドラゴンボールZ3』では、街で女性をナンパするシーンや、栽培マン戦で原作ではクリリンを気を遣うだけだったが故意にかっこいい所をみせて死亡、ベジータにブルマとの破局の噂を仲間中に言い広められるなど、原作に比べ、情けなさを露呈する言動が目立っている。また、対戦の際にはヤムチャのみ栽培マンに「自爆」を仕掛けられると、残りの体力に関わらず即K.O.となる。
『ドラゴンボールZ Sparking!METEOR』ではセルゲームを模した「ヤムチャゲーム」なる武闘大会を主催している。また、同作では少年時代の悟空と対戦すると「(この時代の悟空になら)勝てる!」と言い放つ(さすがに自分でも情けないと思っていたらしく、勝利時は「勝ったはいいが、虚しい…」と発言する)。タンバリンやナッパ、栽培マン、ドクター・ゲロと対戦すると「あの時の俺とは一味違うぜ」とリベンジを果たそうとする。その他、トランクス(現代)と対戦すると過去のブルマとの仲を問われ、孫悟天と対戦すると「おじさん、本気でやって大丈夫?」と聞かれるなど、個別の演出が多い。
『ドラゴンボール レイジングブラスト』では、意気込んでベジータとトランクス(未来)に挑むIFストーリーが存在する。
 
補足
初期案での名前は「ヤム・チャ」。二枚目半の悪党という設定。
盗賊時代に着ていた胴着に書かれていた「楽」のマークは、楽が好きだからという意味。
最初は長髪だったが、ブルマに「都では長髪はダサい」と言われて短髪にした。その後第23回天下一武道会時には長髪に戻したり、人造人間編ではかつての短髪時より更に短くするなど、作中で何度も髪型が変化している。
顔の傷は第23回天下一武道会前に初めて確認され、ベジータ襲来時にはさらに増えていた。本人は「修行中についた」と語っているが、それ以上の内容は特に明かされていない。
最終回の時点では、他の仲間と比べて、歳の割に若い容姿を保っていた。
担当声優の古谷徹は、『ドラゴンボール』ファンの子供に、自分が役を演じていることを語った所「なんだヤムチャか」といわれ悔しい思いをしたことがあるという。また古谷とブルマを演じた鶴ひろみがヤムチャとブルマが別れた理由を鳥山に聞いたら「だってヤムチャ、浮気者なんだもん」と言われた。
また、ヤムチャを演じた古谷と天津飯を演じた鈴置洋孝は、2人とも「自分に近いキャラクター」と語っている。鈴置は「軟派なところ」を気に入っていたようだが、古谷は「人間臭いところ」に親近感を覚えているようである。だが自分の他のキャラと比べてヤムチャは決めゼリフが無いからキャラの気持ちになるのが不安になることもあると古谷は語っている。古谷は「実は何時もアニメの監督に『ヤムチャをカッコ良くしてね』とお願いした。サービスしてくれたのかな」と語っている。
鳥山は読者からの「ヤムチャは幸せになれましたか?」の質問に「ずーっとあんな感じですね(笑)」と答えている。
アニメでは、界王星でリクームを圧倒したり、大界王星での修行後はそれ以上の実力を持つオリブーを簡単にあしらうなど、原作にはなかった「強敵に勝利する」シーンが幾つか存在している。人造人間編では、セルがセルゲーム開幕を宣言する前にクリリンと模擬戦をしており、悪ふざけもあったが怒ったクリリンに蹴りをお見舞いする場面がある。
アニメでは、定期的に野球の助っ人のアルバイトをしており、3打席連続ホームランを打っていた(この設定を考案したのは鳥山であり、後に上述の通り趣味と設定された)。一方で、界王の下で熱心に修行する姿も見られた(昔の血が滾るからと説明)。アニメ版「ドラゴンボール オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!」では亀仙流の武道着を着て仲間のプーアル・ウーロン・ブルマ達の頭上に落下してくる建物の瓦礫を繰気弾で粉砕して助けている。Vジャンプの漫画版ではこのシーンは登場しない。その代わりに、合体アカの攻撃を見て「あんなエネルギーくらったら地球そのものが…」と言いながら、冷や汗を流すヤムチャの姿が描かれている。
アニメにて19号がヤムチャのデータを調べた際前述の身長・体重などのプロフィールの他、OPINION STRATOS NO PLAMODEL SAIHANSARETE URESHII(ストラトスのプラモデル再版されて嬉しい)と書かれていた。
 


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