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被災地 女川町を訪れて ②

2011-03-17 17:45:36
テーマ:ブログ

①からの続き


一瞬、気が遠くなる感覚に陥ったが、どうにか気を取り直して奥地へと進む。


すると、先の方で自衛隊員が重機で瓦礫や車を撤去している姿が見えた。

言葉通り、ライフラインの確保に必死になって当たっている。

我々がここまでスムーズに来られたのもこのライフラインがあったおかげなのだ。

日頃は意識しないが、この時ばかりは自衛隊の有難さが心にしみる。

この光景を見たら、自衛隊不要論者は今までの言動を翻すことになるだろう。

まあ、見ればの話しだが…。




さて、トラックはもう既に女川町内に入っていたが、市街地はもう少し先だった。

仕方なく、国道を折れ、生活道路を進む。後で聞いたのだが、生活道路に脇に横倒れになっている車は、住民の手で倒したそうだ。ライフラインの確保のためである。


そろそろ被災地の最前線に来ているのが分かった。


なぜなら、そこには自衛隊と被災した住人と、我々しかいなかったからだ。

友人からのメールで事前にリスク情報があったので、車の中から声を掛ける人を見定めながら進む。

そこに自転車を押している温和そうな中年夫婦がいたので声を掛ける。

「被災地に物資を届けにきたのだが、どこに行けばいいか?」簡潔に問いただすと、ここよりもひどい所あるのでそちらにいってくれとのこと。

道が塞がっていると言うと、迂回路があるからと、同乗して案内してくれることになった。



ところどころに浸水しているところや放置車両が道路を塞ぐなか、くねくねと指示された道を進む。

そのあいだ、こちらから聞き出すまでもなく地震や津波の状況を話してくれた。



この震災の前日に地震があったが、大したことないとテレビで言っていたことや高い所では30メートルを超える津波が押し寄せたこと。

遺体があちこちで見られたこと、年寄りの方がより多く逃げ遅れたことなど…、あまりの生々しさに迂闊に相槌も打てない。



先程自衛隊が作業していて通行できなった国道398号線に出て、ほどなく避難所である女川第一小学校に到着、救援物資を届けに来たと言うと、最初は皆きょとんとしていたが、次の瞬間、満面の笑顔で「ありがたい!」と声をいただいた。

涙ぐむ女性の方もいて、こちらも涙腺がゆるむ。

さすがに涙するのも気恥ずかしいので、感情を押し殺して黙々と荷降ろしを始める。大勢の避難者が手伝ってくれ見る見るうちに荷物が減っていく。

すると避難者の1人から、「もう少し奥に同じように困っている避難所があるから行って欲しい」と申し出があった。この小学校には100人ほどが避難しているのだが、そっちには200人は居ると言う。


この地域は田舎なので、昔ながらの互助の精神が息づいているのだろう。

全ての救援物資をここに降ろしても足りないであろうことは分かっていても、他の避難所を気遣う気持ちに誇張でも何でもなく素直に感動するとともに、都心で買い占めに走る人々の振る舞いに、恥ずかしさを感じる。

私もここに来ていなかったら同じように買い占めの加担者なっていただろうから…。




荷物を半分ほど残し、挨拶もほどほどに次の避難所に向かう。

今回の被災でも特にひどい災害にあった女川町市街の高台にある女川町立第一保育所と青少年センターだ。そこには200人ほどの被災者がいた。

ここでも同じように嬉しさを隠すこともなく、大人達が喜びの感情を爆発させる。

本当に有難いとお年寄りのおばあさんから拝まれた時には、思わず目をそらしてしまった。

私はただの人間ですからと心に思いながら…。

全ての荷物を下ろし終ったが、燃料が無いのが一番困っていると言うので、持ってきたガソリンとドラム管とポリタンクで積んできた軽油を、自分たちが帰れる分だけを残し全て提供した。




たくさんの方々に見送られ避難場所を後にした。


その後、案内いただいたHさん宅でコーヒーをごちそうになった。

もちろん被災者の方からいただくなんてと辞退したのだが、どうしてもと懇願されるので遠慮しつつご自宅に向かった。そこはHさんの実家だそうで、自分の家は今回の津波で壊れてしまって、こちらに身を寄せているとの事。

電気やガスもないが、薪の火でお湯を炊いたのだろう、温かい一杯のコーヒーをいただいた。




午後5時30分、Hさんの見送りを受けて家路につく。



Let's have fun!-ライフライン


帰りの道中も、自衛隊の車両や救急車、パトカーなどが忙しく行き交っていた。

途中、石巻を通過した時に、比較的損傷が軽微なところでは既に電気が復旧しているのが確認できた。


まだまだ、悲惨な状況は続くだろうが、一方で復旧も関係者の努力によりハイスピードで進んでいる。これを見て少し安心した。


時間は掛るかも知れないが絶対に復興は成る!と。










【救援物資が思うように現場に届かない理由】

・大型トラックでは、被災地の奥まで行けない。


2tトラックやハイエースなどのバンの方が機動力があり、末端まで物資が届く。

東北道を北上する運搬車両の99%は10tトラックだった。


動脈だけ太くても意味が無い。初動は2tトラックが限界だと思う。



・救援物資を届けるのに燃料が確保できない。

(ニュースでトラック協会の人が言っていたが)

軽油であれば、ドラム缶に積んでいけばどこまでも行ける。ただしガソリンは危険。

今後の施策として、運送業者が所有するラックの燃料タンクを1500キロは走行可能

にする。

この程度の施策なら金は掛らない。





【災害に際してやるべき順番】

・当然のことだが必要な支援は時間とともに変わる。


まずは人命救助 → 避難所誘導 → ライフライン(道路)確保 → 水・食料確保 → 体温を保つための暖房器具や衣料調達 → 移動のための燃料や暖をとるための燃料調達 → 下着やおむつなどの衛生用品 → 仮設トイレや仮設住宅などの設備 → 復興支援金などの一時金支払い 





以上、長文になりましたが、今後の復興に向けて皆さんとともにできる限りのことをしていきたいと思います。

また先に現地に行った人たち同様、批判的なお言葉もいただきましたが、甘んじて受けるとともに自分のとった行動に対して、無言でご協力いただいた方々にこの場を借りまして感謝申し上げます。



ファブリカコミュニケーションズ 谷口政人




被災地 女川町を訪れて

2011-03-17 16:01:21
テーマ:ブログ

昨日友人と二人で、被害の大きい宮城県の女川町に行ってきました。

目的であった救援物資も無事届けることができ、昨晩夜遅くに東京に戻ってまいりました。



きっかけは知り合いからきたメール。



被災直後、救援物資を届けに行くというU氏のメールを読んで「無茶する人もいるもんだな~」と少し冷めた感じで見ていた。

今まで、ボランティアや災害経験のない私は、救助や援助物資の輸送などは、プロの人たちがやるものだと当然のように思い込んでいた。

また、素人が行って足手まといになるのでは?と。

いわゆる傍観者的立場である。



しかし、テレビからは窺い知れない現場の悲惨な状況が、メールで刻々と配信されるのを読み、とにかく今の自分にできることをやろうと決意を固めた。

この決心をした時、私は本社のある名古屋にいたのだが、今になって思うと、この場所にいたからこそ救援物資を比較的安全に送ることができたと思う。



まず第一に、救援物資の買い占めなどがなく、比較的簡単に物資の調達ができそうなこと。


次に、私は自動車関係の仕事をしているのでトラックの調達が容易だったことや、自身にトラックの運転や修理の経験があり不測の事態にもある程度対応できること。

また、軽油をドラム缶に積んで2000キロを無給油で走破できる事が確認できたこと、スタッドレスタイヤの付いた2tトラックが調達できたのも幸運だった。

友人のSさんが一緒に行きたいと名乗り上げてくれたことも決断の心の拠り所であった。




このように、瞬く間に被災地行ける条件が整ったのである。




ところが、物資の買い出しは思のほか難航した。

大手スーパーなどの流通に問合せしたが、箱売りはできないと言われ、スーパーに行っても水やカップ麺、懐中電灯・電池などが陳列棚から消えて無くなっていたのだ。

被災地から遠く離れた名古屋でも!それでも問屋スーパーや小売店をはしご、店長に直談判しながら少しずつ救援物資をかき集める。

しかし、2tの荷室を満載にするには程遠い状況だった。

その情報を他の友人達に報告すると、すぐに物資の調達を願い出てくれたのである。

そこで、物資の調達もそこそこにして、東京に向かうことにした。

もちろん、現地の物資を使うことを避けるために、ドラム缶に200Lの軽油と、軽油入りポリタンク3本、ガソリン用の携行缶(20L)2つを持参していった。

今思うと灯油も持っていければと後悔している。




夜8時を過ぎていたが、東京で追加の物資を積み込んだ。

Fさんからは使い捨てマスクや貴重な電池、苦労したであろうスーパーのレジ袋入りのカップ麺や果物、Gさんからは男性用・女性用の下着、ミルクやおむつなどをいただいた。

これでも満載には至らなかったが、とにかく現地に行くことを優先しトラックは東北道へ向かう。


途中、許可証が貰えないなどハプニングがあったが、同乗の友人のSさんの機転で地元の警察署で許可証をゲット、これでお墨付きを得た我々は、堂々と検問をくぐり抜けることができた。(facebookにて既報)



深夜、宇都宮市内で仮眠をとり、ある団体の救援物流拠点?となっているOさんの会社に向かう。

物資を積める余裕があるなら持っていって欲しいとの連絡が前夜にあったのだ。

朝早く会社に付くと社員総出で積み込みを始める。

あっという間に大きな荷室が救援物資で埋まっていった。

私は、満載になったトラックを見て、みんなの気持ちがこもっているこの救援物資を無事に届けることに全力を尽くすことをあらためて決意した。




夜もそうだったのだが、昼間でも東北道には車がまばらだった。

先に行った友人のメールにもあったように救援物資が思うように運べていないのが安易に想像できた。

途中でこぼこあったが、必死に道路の補修をしている人々のおかげで、スムーズに現地に向かう。

私たちは他のグループと違い、航続距離が長いのでできるだけ遠いところに行こうと思っていたのと、物資が足りないとのラジオからの情報をもとに、ターゲットを女川町(おながわちょう)に決めた。


もちろん、人命救助を優先するのは言うまでもない。


現場に近づくにつれて自衛隊の車が目立ち始め、いやでも緊張感が増していく。

運転する自衛官の無表情な顔と真剣な眼差しをみて、とても厳しい状況であることが読み取れた。

我々は東北道から仙台北道路を抜けて、三陸自動車道の石巻河南インターを降りた。この周辺は津波の水が引き切らずに残っていたが、建物の倒壊はなかった。

また、幹線道路は自衛隊がきれいに浚えたあとだったので地元の車も含めて比較的スムーズに通行ができた。


ほとんどの人々は徒歩か自転車だが、どこに行くのか多くの人が通行していた。

石巻市街を抜けて石巻バイパスを進む。

トンネルを抜けたところが高台になっていたのだが、少しカーブを曲がって視界が開けた瞬間、想像を絶する光景が目に飛び込んできた。




Let's have fun!-女川町



この光景を見た瞬間、「絶望」という言葉が頭に浮かんだ。 続く→


facebook

2011-02-23 20:00:39
テーマ:ブログ

活動拠点をfacebookに移しました。


facebookで見かけたらお声掛けください。


http://www.facebook.com/MasahitoTaniguchi  

中古車在庫共有サービスでオートサーバー社と提携

2011-02-18 15:31:19
テーマ:経営
中古車情報サイト「車選び.com 」を運営する株式会社ファブリカコミュニケーションズ (名古屋市中区、代表取締役社長:谷口政人)は、この度中古車流通サービス「AS NET」を運営する株式会社オートサーバー (東京都中央区、代表取締役社長:安達正純)と業務提携し、双方の加盟会員間で在庫中古車の共有サービスを3月上旬より開始致します。

■在庫車が売れる!
「車選び.com」の在庫共有サービス「NET-STOCK.Pro」に掲載した車両情報が、加盟会員36,000社を誇る「AS NET」の「ASワンプラ」「良質車 後検査ワンプラ」にも自動出品することが出来るようになります。「車選び.com」会員は、従来どおり「車選び.com」への“たった1回の車両情報入力”と「ASネット」への入会手続きだけで、新たな在庫車の販売機会を得ることが出来るようになります。「ASネット」への入会や月額の費用、そして出品料はもちろん無料。そして出品期間もなんと無制限です。 
また、現「ASネット」会員も、「車選び.com」からの“新たな共有在庫車情報”によって、消費者に対してより多彩な自動車販売サービスが展開出来るようになります。

■良質車を仕入れる!
「車選び.com」会員は、先の「ASワンプラ」「良質車 後検査ワンプラ」の他にも様々な「AS NET」のサービスを利用することが出来るようになります。常時20,000台以上のオークション情報が活用できる「AAワンプラ」や「ASリアル」をはじめ、入札代行サービスの「AA入札」、そしてポス押し代行や現車下見サービスなど、加盟会員の仕入れ業務を支援するパワフルでキメ細かなサービスが盛り沢山です。

■5つのポイント!
①在庫車を店頭展示したまま利用可能
②仲介業務は全て本部が行うので安心確実
③全国36,000社から毎日入札、毎日成約
④長期在庫車でも関係なく売れています
⑤書類完納確認後2営業日以内に代金振込み



Let's have fun!-ファブリカの在庫共有



現在「車選び.com」には国内の中古車販売店が約3,500店加盟しており、常時約100,000台の中古車情報が掲載されています。 今回の「AS NET」との連携により、今まで以上に多くの消費者に良質中古車の購入機会を提供することが出来ると期待しています。 また「車選び.com」と「AS NET」に加盟する自動車販売店に対しても、微力ながらも販売促進に貢献出来ればと考えております。

今後も「車選び.com」は、自動車メディアとして更なる価値向上を目指し、新商品の開発や販売力の強化を図るとともに、自動車情報サイトを展開する企業様や、中古車と親和性の高いメディアを手がける各社様との提携による「中古車情報ネットワーク」の構築を目指し、新しいマーケティングモデルを積極的に展開していく予定です。

これからも「車選び.com」に是非ご期待下さい!



■「車選び.com」とは?(http://www.kurumaerabi.com/)
ファブリカが運営する自動車検索サイトで、全国約3,500店の中古車小売店が在庫車両を掲載しています。月間約230万件のアクセス(ユニークユーザー数)があり、充実した検索機能と全ての車両に動画が掲載されるなどの詳しい情報で、順調に成長しています。
*加盟店数:約3,500店
*掲載台数:約100,000台

■株式会社ファブリカコミュニケーションズ概要
代表者:代表取締役社長 谷口政人
所在地:愛知県名古屋市中区錦3-5-30 三晃錦ビル8F
URL:http://www.fabrica-com.co.jp/

■株式会社オートサーバー概要
代表者:代表取締役社長 安達正純
所在地:東京都中央区日本橋堀留町2-9-8
URL:http://www.autoserver.co.jp/

経済は上向きのようだ・・・。

2011-02-16 12:25:01
テーマ:経営

仕事柄、いろいろな業界の社長様とお会いする機会が多い。


「最近どうですか?」


とか


「仕事上手くいってる?」


とか、聞いたり聞かれたり。



結論、 けっこう上手くいってる方が多いようです。


主観ですが、7:3くらいで好調な企業のほうが多い感じです。


年度末が近付き「予算が余ったから」といって大手から仕事が降ってきたなんて話もちらほら・・・。


ただ、リーマンショックの爪痕は相当に大きく、今すぐ元気いっぱいガンガン攻めるぞ!


という感じではなく、恐る恐るやっている感じでしょうか?


政治が混迷するなかでも、自力で生き抜いている経営者達は本当に逞しい。


短期的予測ではありますが、来年度の日本経済は上り調子です!



Let's have fun!



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