第8話 二八の法則・・・。

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「売り上げの8割は、全従業員の内の2割が生み出している。」



イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した『べき乗則』の一例d( ̄- ̄)



おいおい!今回は何だか小難しい話を出してきたな!?と思ったあなた!!
私も役職が変わる中、腹ばかり太らせているわけではありません。
考えることも変化してきているのです( ̄+- ̄)vキラーン




さて、世の中には、経験則として2:8の割り合いで成立していることが多いそうな。

その中でも、冒頭の話はビジネスシーンでよく耳にする話。
『パレートの法則』としてよりも『働きアリの法則』として紹介されることも多い。


【働きアリの法則】--------------

100匹の働きアリを観察すると、そのうちの2割が良く働き、6割が普通に働き、2割が全く働かない状態となり、これが人間の実社会における集団においても当てはまることから、この20:60:20の状態を「働きアリの法則」と呼ぶ。



この法則、全く働かない2割のアリを別に取り分けても、残りの80匹の中から再び20:60:20の割り合いで同じような分布を示すそうな。
つまり、どんな数になっても一定の者が良く働き、一定の者は働かないのだ。

これはドラッカーの本にも出てくる。


アリさんの話は以前から知っていたが、最近、わが身となって降りかかっている( ̄~ ̄)ξ


会社の規模が大きくなるにつれて”会社”と”自分”を分けて考える者が増えてきたように感じる。
ようするに”経営者”と”労働者”という意識レベルのかい離である。
ある程度の規模になってくると止むを得ないことだし、”普通”のことだとは思っているが至極残念(´-`).o○


欧米企業と違い、一般的に「経営」が専門職として認知されていない日本の企業風土の中で、「会社の構成員である自分も会社である」という考えは悪いことではないと思っている。
会社とはフィールドであり、自らの能力を発揮する場、自らの生活を豊かにする手段であって、決して誰かのためだけに働かされる場ではない。



日本航空が経営破たんしたときのこと。

テレビの密着取材で日本航空のとある部長が「今まで自分の給料がどうやって払われていてかなど考えたこともなかった。」とコメントしていた。
これが、経営者と労働者の意識レベルのかい離だ。
自分の与えられたことだけやっていれば、他は誰かが(会社が)やってくれる・・・これが”普通”のサラリーマンの感覚である。

しかし、それは自らを”労働者”に縛り付けることになると同時に、会社の硬直化、弱体化の一歩につながる。




わが社は零細企業の上に、社歴も浅く様々な制度や体系が未成熟である。

会社として作って行かなければならないことがたくさんある。

この”会社として”は、誰がやるのか?

”会社”って誰のことなのか?


会社って、そこにあって、実はない。


単なる枠でしかなくて、単なる手段に過ぎない。

その枠で活動するプレイヤーが従業員であり、そのプレイする役割分担が経営や営業、生産、事務・・・と分かれているだけ。



現在、わが社の従業員は社長含め26人。
26人の中で、自らの将来を考え、会社をどうしていくべきか、自分がどうすべきかを探究している者はおよそ5人。


丁度、全体の20%だ。

このままで行くと、その20%の者が売り上げ全体の80%を生み出すことになる。


ちょっと待ってくれ!!
「売り上げの8割を生み出しているのは私たちだ!!!」と、施工図を描いている者が言うかもしれない。


だけど、ここで言う「生み出す」とは、生産そのものではない。

トヨタの富の大半は製造ラインで生まれている・・・と考えるとちょっと違う気がする。
だって製造ラインのロボットが、富を生むのではなく、そうなるよう誰かが考え、計画し、実行したからこそ製造ラインで富が生まれるのだ。


自分が何を生み出しているか。


8割の売り上げを生み出す2割に入るか、その他の8割に入れられるか。



どうちらになるかで、人生の豊かさが大きく変わると私は思う。


「入る」か「入れられる」かだ。







とにかく生活していかないと!と、9人でスタートしたノアデザインも、こんなことを悩むまでに成長してきました!
従業員も3倍。
まだまだ、行きますよ~(^o^)/



株式会社Noah Design
新開 雅寛


http://www.noah-design.jp




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