お肌にやさしい日焼け止めの選び方①~UVAとUVB、SPFとPAって？~

お肌に優しい日焼け止めの選び方。

まずは紫外線の基礎知識から。

紫外線の基礎知識～UVAとUVB～

紫外線というと

お肌に悪いイメージだと思いますが

実はビタミンDの生成を促したり

殺菌してくれたり

いいところもあるんです。

ただ、人のお肌に関して言えば

老化やシミなどの

デメリットの方が多いので

絶対に防いだ方が良いです！

紫外線には

UVA,UVB,UVCの３種類があります。

それぞれがお肌にもたらす影響とは？

●UVA…しわ、たるみなどの原因（PAで防ぐ）

UVAは波長が長く、皮膚の奥深くの真皮まで到達します。
真皮にはコラーゲンやエラスチンなど、皮膚の弾力のもとになる組織があります。

すぐにどうにかなるというよりは、長年蓄積してしわやたるみ、はり不足といった老化の原因となります。（光老化）
※UVAは、ガラスも通過するので、直接光を浴びなくても注意が必要です。

●UVB…炎症やしみの原因（SPFで防ぐ）

UVBは波長が短く表皮にダメージを与えます。
日焼けでヒリヒリしたり、シミができるのはこのUVBの仕業です。

●UVC…殺人光線！！

UVBよりさらに有害な紫外線です。
通常はオゾン層がブロックしてくれているので地上には届きません。

SPFとPAについて。

SPFとかPAっていう言葉は聞いたことがある方が多いと思います。

具体的にどれが何の役割をしているでしょう？？＾＾

●UVA（しわやたるみの原因）を防ぐのはPA。

PAは+、++、+++、++++で表され、+の数が多いほどカット力が強くなります。

UVB（シミ、炎症）を防ぐのはSPF。

SPF30などの数値の長さは守れる時間を表しています。

日焼け止めを塗らない場合、２０分前後で皮膚は赤くなり始めます。

SPF1で２０分、UVBから肌を守れます。
（もちろん環境などにより違いますのであくまで目安です）

SPF３で１時間、SPF30で１０時間といった考え方です。

ただ、実際は汗をかいたりして、塗った日焼け止めが落ちてしまうことがほとんどなのでこまめな塗り直しが大切になります。

日焼け止め選びもとても大切なのですが

特に海や山などのレジャーにでも行かない限りは

●お肌に優しいものをこまめに塗り直す。

●物理的に（帽子、サングラス、日傘など）ガードする。

●日焼け後のお手入れをしっかりする。

に普段から気をつけていただくのが

美肌への近道だと思います。

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