何気なく頼んだカフェラテに思いがけず熊がいると
165cm会【名詞】ひゃくろくじゅうごせんちかい。
難病などの血液疾患を持つ身長165cm女性3名による会合。
主に飲食と止まらない会話、ぎゃはは笑いによって成り立つ。
なお165cm男性も参加申請中。
そもそも数年前、深夜の血液内科つながりのチャットで身長の話になり
165cm、わたしも、えーほんとにー!
と盛り上がった三十路女3名w
ちえちゃん(慢性骨髄性白血病 CML)、
ちえ@ちゃん(骨髄異形性症候群 MDS)、
えふなな=わたし(再生不良性貧血 AA)。
オンラインのチャットだけじゃなく、実際に3人で会ったのがもう4年前。
いやぁ、しゃべるしゃべるw
血液内科あるあるや先生のキャラ自慢、それぞれの持つびっくりネタなどなど。
それに留まらず日常の面白話。
あれから4年経ち、わたしだけとっくに四十路になりましたw
ちえちゃんと2人ではたまにお茶してたりしたのですが
今年ちえ@ちゃん上京の際、久々に3人揃うか!って時に約1名様体調不良。
あーあるあるそーいう時もあるよね、そこはまた次の機会で!
んで、10月にちえ@ちゃんとは、こんなん食べたり、
(銀座でビーフシチュウー♪)
こんなん食べたり、
(デパ喫茶で、冒頭の熊カフェラテとあわせてティラミスぅー!)
つやぴか笑顔の彼女を見ていると、
とても骨髄移植という大きな治療をしたなんて、わっからない!
でも当時から、話をもれ聞いてたけど、それだけでもとても大変で。
うん、あらためて幸せそうな人や元気そうな人をうらやむのは、愚かだなと。
誰がどんな大変な思いをして今の笑顔があるか、傍からはわからないんだもの。
笑顔の人を一方的に妬んでしまうのは視野が狭い。
みんな色々あるんだよね。
そして12月に復活したちえちゃんとは、こんなん食べたり
(パンケーキもさる事ながら、ピスタチオクリームがおいしい!)
皿をチェンジしてこんなん食べたり、
(たっぷりの生クリームにキャラメルをカリッとさせたバナナーん♪)
2件目で更にこんなん食べたりwww
(やめたほうがいいんじゃないって言ったよーーw)
この間すべて、しゃべりっ放し、笑いっぱなし!
と、それぞれの変わらずな部分とパワーアップした部分を目の当たりにし、
あらためて自分の中の座標軸を見直し、ぐっと力を込め直し出来ました。
くるくる皿をチェンジしつつ、大き目のパンケーキ一切れで、
最後の生クリームをぐるーっとすくったら
「ねえさん、それは流石に一口じゃムリだよーーw」と
ちえちゃんに忠告されました。
が、ぐわっといっときましたw
気のおけない相手だと、しゃべるも食べるもどんだけでも口が開くんですの、ホホホ。
思うんだけど、
「同病相哀れむ」って無しなのね、個人的に。
ちょっと長い入院や通院してる人なら
病人同士でこのヒトやだわーって事あると思うんですよ。
ましてわたし6人部屋だったし。
ババアふざけんな……いでくださるかしら奥様♪と思う事も一度や二度ならず。
同じような病気や状況だからこそ、その態度や考え方はちょっと同意しかねるという人。
別にわたしに同意してもらわなくて結構だけれど、わたしもあなたに同意したくない、
じゃあお互い関わらなくっていいじゃないと思ってしまう。
どうしても病気でなければ実感できない事はあるにしても、
人としての物の見方や芯の部分ってのは病気になってもあんま変わらない、
……ような気がするw
わたしにとって気のおけない友人というのは、病気になったからといって変わる事はなく、
あるのは「元々の」ちょうど良い距離感だけ。
わたしなりに噛み砕いて理解した話を伝えて、そうなんだと受け止めてくれる人。
わたしも相手の話に耳を傾けつつ、わからなければ遠慮なく突っ込める人。
だから「健康な人にはわからない」なんて、友人相手には絶対思わない。
まー、元から少ない分、気楽なのかもだけどw
わたしは「病人」である前に「わたし」だもんネ。
なので、病気前提で知り合ってなお
「この人面白い!」とか「この人スゴイ!」と思える人というのは
病気にならなくても面白くてスゴイ人、なんだと思う。
経験により、それがさらに増幅される場合もあるしw
そしてそんな人がわたしと仲良くしてくれるって、なんてラッキーw
すっごい魅力的な彼女たちと知り合い仲良くなる機会があって
本当に良かったなあ。
病歴もいつの間にか長くなり、
でもその年月、それぞれの人生でお互い笑ってられる事、
それをたまに垣間見られるって幸せな事。
続いてくっていい。縁も、時間も。
うん、結局はキャラ勝負!よねw
タイガーウーマン、今まさにパンケーキに飛び掛らんとす!
※この写真使おうと本人に打診したら、「事務所を通して♪」と言われました。
で、事務所ってのは何処カシラー?w