英会話学校大手、ジオス(東京)の破綻が明らかになった21日、授業の予定が入っていた受講生らからは突然のニュースに戸惑いの声が上がった。なんば校が入る大阪市中央区のテナントビルでは、受付がある4階、教室がある9階ともに扉が閉められていた。

  [フォト] ジオス田町駅前校のドアに掲示された「告示書」

 この日正午から授業だったという大阪市浪速区のフリーター、浜咲宏美さん(25)は「英語が話せると便利だと思い、5年間通っていた。突然のことで驚いています。年間の受講料25万円を3月初めに納めたところでした。連絡がくると信じています」と心配そうにしていた。また、講師を務める米国人の男子大学生(24)は「(事情がわからず)何と言っていいのかわからない」と話した。

 大阪府高槻市高槻町の高槻センター街校は、シャッターをおろし、電話もつながらない状況。周囲に受講生らの姿もなかった。近くの飲食店の男性店長(48)は、「普段なら明るく電気がついている時間だけど、臨時休業と思った」と話していた。京都市北区の北大路校でも、玄関のドアに「受講生の皆様にはスポンサー等との間で新契約を締結し、何らかの形で今後もご受講いただけるよう最大限努力してまいる所存」などと記載された「告示書」が張られているだけ。受講生らの姿はなく、静まりかえっていた。

 ジオスによると、閉鎖教室の生徒について、近隣の存続教室への転校で対応し、「未消化の受講料の返還には応じられない」と説明。閉鎖教室の生徒で引き続き受講を希望する人に、(1)近隣の存続教室への転校(2)傘下のNOVAに割引料金で入学(3)通信教育での受講-などから選んでもらうという。

 21日から24日までの間の問い合わせ先は、フリーダイヤル電話(0120・134446)。

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