名古屋市議会は16日、2月定例会の会期を延長する方針を決めた。当初予算案の審議を巡って会期が延長されるのは、1978年以来32年ぶり。議会側は10年度予算案を修正する見通しで、河村たかし市長が再議権を行使するかが焦点となる。

 予算案について、河村市長は「減税の財源を確保するために市民サービスを低下させない」と述べていた。しかし市民が存続を願う「自動車図書館」の廃止を決めるなどしたため、議会側は市民サービスに直結する施策を中心に修正する方針。

 議会側はこれらの財源を確保するため、減税をPRして名古屋への人口流入や企業誘致につなげる新規事業「住んでちょう!ナゴヤ大作戦」(8500万円)などの予算を削る見込みだ。修正にあたって議会側は19日にも事業の仕分け作業を行うことも検討している。

 定例会は当初、18日委員会採決、19日閉会予定だったが、23日に委員会採決を行い、24日か25日の閉会予定になった。【岡崎大輔】

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