2015年1月開始視聴作品 | pure fabrication -ANIMATION BLOG-

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人は何故、映像作品に心動かされるのか。
それが知りたくてアニメを観ています。
一行でも自分なりの解釈が書ければ本望です。

今期視聴作品です。
尚、後日修正することがあります。




視聴作品








今期は続編と前期からの放送作品が主。
新規は『艦隊これくしょん -艦これ-』のみ。




観たい作品はまだまだあります。


そして、今期こそは全話視聴後の雑感ではなく
各話の感想を書きたい。


ただ、感嘆と主観を連ねておしまいといった
投稿は避けたい。


記事にするなら
お読みになった人がどう評価しようとも
自身が納得する内容にしたい。
それにはやはり時間が必要。


また、ネット上で交流した方々からの
推薦作品も気に掛かる。


政治、身体作り、海外株式等の
知識も深めたい。


そういった理由から
今期作品の視聴と感想記事投稿に費やす時間を
他へ充てることにしました。




2014年12月終了作品雑感



前期は沢山の収穫がありました。
放送中の作品も含まれますが
印象に残った事柄を少し書きます。









ハーレム作品に於いて
男性主人公が如何に重要かを痛感します。


剛の魅力:グリザイアの風見雄二
柔の魅力:異能バトルの安藤寿来


女性キャラクターよりも
寧ろ彼らに惚れ込んでしまう程でした。









『暁のヨナ』
『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』


高い地位を追われながらも生き抜こうとする
逞しい女性の姿がそこにあります。


クロスアンジュのモモカは
曲者揃いの登場人物の中で
健気な振る舞いが一際光ります。


某さばげぶっ!のモモカとは大違い。




『山賊の娘ローニャ』


常にどっしりと構え男性を陰で支える。
一方、不甲斐ないと見るや警める。


ローニャの母ロヴィスは
本来あるべき女性の包容力と慈愛に溢れています。


肝の据り具合はローニャにも
しっかり受け継がれているようです。




『寄生獣 セイの格率』


強く逞しい女性像に入れましたが
この作品の女性は逞しさではなく
鋭敏な「勘」を備えています。


その勘が主人公を苦悩させますが
今後救いになると予想しています。




『四月は君の嘘』


主人公の運命を左右するかをりは
まさにファムファタールと言えます。


主人公の母親も運命を揺さぶる存在なので
かをりと表裏一体の関係と考えています。









自らを高め他者と競い合う。
公平性の下に行われる摩擦は
集中力、向学心、達成感、敬意
得られることが多いでしょう。


積極的な競い合いがこの作品にはあります。
それが清々しいくらい健全に見えます。


皆でゴールする運動会。
みんな違ってみんな良い。


そんなユートピアに別れを告げると
真の優しさと美しさが身につくかも知れません。









BL好きの需要を適度に拾いながら
スポーツ作品独特の粘り強さや情熱を
描いていると思います。


恐らく、男のぶつかり合いには
大昔からBLの種が内包されていて
誰かが発見したと言う方が正しいでしょう。


今やスポーツ作品の体を成したBL作品として
『Free!』が世に出る時代となりました。


このカテゴリーは
更に裾野を広げて行くのではないでしょうか。









乃々香とノエルが向かい合っているだけで
こんなにも心を揺さぶられるのは
キャラクターデザインが幼いからだと気付きました。





EDの原画を一人で手がけた江畑諒真氏は
重心移動を大切に描く人のようです。


sora_no_method_ed_01


『ヤマノススメ セカンドシーズン』十七合目でも
原画を一人でこなし、その技を披露しています。
敏腕アニメーターですね。

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yamanosusume_2_17_01
(『ヤマノススメ セカンドシーズン』より)









歩いているカットですら上下に動いているだけ。
描くのが実に苦しそうで
すぐに終わるEDクレジットを見て
明らかに低予算なのが判りました。


北海道観光アニメ。
スタッフもお金も少ない。
魅力は薄そうです。


ところが視聴を終えた感想は
「観て良かった」


作中、道内を転々とし謎を解いて行くのですが
何故か謎は深まるばかり。


答えが出たようで出ない状態が終盤まで続きます。
そんなもどかしさがこの作品の美点だと思います。









アニメ制作を通じて
浮き彫りになる社会人の悲喜交交。


あらゆる人物像が細やかに表現され
相互関係の難しさと可笑しみが連続します。


タローは悪意のない厄介者ですが
その欠点でさえ
場面によっては好機を招くこともある。
巧みなシナリオではないでしょうか。


この作品もいよいよ後半。
どんなピンチが待ち受けているのか。
楽しみです。




今期の視聴で気になったことは
単発でアメーバなうとツイッターで書くつもりです。




これまでの感想は右サイドバーの作品名
または、下記リンクからご覧下さい。











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