おはようございます。
今日は塾生さんの結婚式です。
おめでたいことがあるのは、本当にうれしいことですよね。
ピンキー、おめでとう!
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我思う、ゆえに我あり
<ルネ・デカルト 17世紀、フランスの哲学者>
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「自我の発見」として、哲学史上もっとも有名な命題のひとつですよね。
この命題はどういうことかというと、今考えているということは事実として疑うことはできない、だから自分は存在する。
ということなんです。
なんだか当たり前のことですけど、深いんです。
デカルトは、すべての物事の存在を疑った哲学者です。
「これは本当に存在しているのか?」
というのを突き詰めて考えて、真理を追究しようとした。
太陽も空も、樹々も動物も、家も街も、食器も、他人も、すべてものもは存在しているように見えるかもしれないが、それは自分が認識しているけれど、存在しているかどうかの保証はない。
それは夢なのかもしれない。
そういうこと。
さらに「これは本当に存在しているのか?」と疑問をもっている自分も存在しているかどうかわからない。
自分は存在しているのか? と疑っている自分も、存在していないかもしれない。
さらに、自分は存在しているのか? と疑っている自分も存在していないかもしれないと、疑っている自分も存在していないのかもしれない。
さらに、・・・・。
こう考えていくと、思考の迷宮に入り込んでしまいます。
でも、疑っているという事実は確実に存在している。
疑っている(思っている)のが存在しているのだから、自分も存在しているのだ。
だから「我思う、ゆえに我あり」なわけです。
考えているということが自分の存在証明になるってことです。
今日結婚するふたりも、お互いを思っていることで、存在を確かめ合うわけです。
思いをかけてあげることで、存在するんです。
深く考えるというのは、知的な遊びとして、とっても面白いですよね~
週末も笑顔で過ごしましょう。
Good Day!
Don’t Forget Your Smile !