西枇杷島まつり① | 明るい朝の『お散歩日記』

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 さぁ! 歩いて町に出よう!

昨日6/3の日曜日は愛知県清須市の西枇杷島まつりに
行ってきました。このまつりは初めてです。

まつりの前にトラブル発生。

名鉄名古屋本線の西枇杷島駅は普通電車しか停まらないので、
名古屋駅で普通に乗り換えます。何も考えずに不通に乗ったら
犬山行。慌てて栄生駅で降ります。
なかなか普通が来ないので、時刻表を見ると栄生駅は準急しか
来ない??? どうしたら西枇杷島駅に行けるの???

しばらく悩んで、ふと隣を見ると津島線の時刻表が・・・
よく見ると津島線の普通が西枇杷島駅に停車。さっき、行った
ばかりで30分近く待たねばならない。

事前に入手した祭のパンフレットを見ると準急停車駅の二ツ杁駅も
最寄り駅。名古屋本線の準急で行くことにしました。

名古屋本線の駅なのに名古屋本線の列車では行けない駅。
時刻表の表示の仕方に工夫がいるような気がします。あまりにも
不親切。他県から来た人は絶対に分からないだろうな。

長々と書いていしまいましたが、まつりの話しに戻ります。

●二ツ杁駅


駅舎はかまぼこ型ではないですが、よくある無人駅。
駅前には何もなく狭いです。

まつり会場に向かいます。

西枇杷島の火の見櫓

立派な消防団の詰所とホース乾燥塔、その奥に火の見櫓。


よく見る二層タイプ。半鐘はホース乾燥塔にあります。




まつりのメイン会場の通りに出ると、ちょうど山車がいました。


西枇杷島は美濃路沿いの町で古い街並みが残ります。
そのため道幅も狭く、路上には祭屋台もあり、山車がギリギリ通れる
幅しかありません。そのため、山車を追い抜くこともできずに、山車の
後ろをゆっくりと歩くことに。

●問屋記念館

動きが遅く飽きてきたので、立ち寄ります。
美濃路は東海道の宮宿(熱田)と中山道の垂井宿を結ぶ旧街道です。
西枇杷島は街道沿いで市場町として栄えました。
この記念館は青果問屋の山田家のもので、下小田井の市にあった
ものを美濃路沿いに移築したものだそうです。


江戸時代の町屋作りで清須市の文化財として指定されています。
奥も見学できるようですが、まつりイベントが10時からあるので、
軽く見ただけで外に出ます。



イベント会場に着きました。


山車の先頭にいた氏子各町の提灯が並んでいます。

大村県知事(前列左から二番目)がいます。TVで見るより太っているなぁ。
ただのオッサンって感じ。

後ろにいるのが清州城武将隊の「桜華組」。左から前田犬千代(利家)、
濃姫、織田信長、木下藤吉郎、権六(柴田勝家)。
濃姫以外は男役で、設定としては平成の世に転生してきたらしい。
右端のオッサン以外はビジュアル的に行けているかも。
木下藤吉郎が好み(ホモじゃないからね)。



イベントが始まるまで山車見学に行きます。
西枇杷島には五輌の山車があります。

●杁西町 頼光車(らいこうしゃ)


名古屋型の山車でからくり人形があります。
からくり人形が源頼光のため この名前。

●西六軒町 紅塵車(こうじんしゃ)


からくり人形は三国志の関羽。


後ろには虎革が。ちょっと偽物っぽいけど迫力あり。
ちなみに、頼光車にも毛皮あります(一枚目の写真)。

●東六軒町 泰亨車(たいこうしゃ)

からくり人形は牛若丸。

●JR高架


西枇杷島の町はJR(新幹線/在来線)の高架で町が分断されています。
山車はこの効果を潜ることできないので、高架を挟んで集結しています。

ここまで紹介した山車が西側三町の山車。これから紹介するのが東側
二町の山車になります。

●問屋町 頼朝車(よろともしゃ)


からくり人形は源頼朝になります。

●橋詰町 王義之社(おうぎししゃ)


からくりは中国の名筆化 王義之になります。

幕の色褪せ具合が山車によって異なりますが、どの山車も1800年代の
江戸時代に後期に建造されたものです。



イベント会場に戻ると議員さんの挨拶が続いています・・・